誰にも見せなくていい。それが一番楽しい
先生の仕事は、
だいたい誰かに見られています。
授業。
板書。
声かけ。
成果。
よくも悪くも、
「外に向いている仕事」です。
だから、
誰にも見せなくていい時間があると、
少しほっとします。
うまくやらなくていい。
説明しなくていい。
評価も、反応も、いらない。
ただ、自分だけが知っていればいい時間。
プログラミングは、
その感じが強いです。
作ったものを、
誰かに見せなくてもいい。
すごいね、と言われなくてもいい。
役に立たなくても、問題ない。
そもそも、
完成しなくてもいい。
準備室で、
一人で材料を触っているときの感じに、
少し似ています。
誰に見せるでもなく、
これ、どうなるんだろう、
と試してみる。
失敗しても、
そのまま片づけて、
なかったことにしてもいい。
見せる前提がないと、
気持ちが楽になります。
うまくいかなくても、
「まあ、いいか」で終われる。
それは、
続けるための、
大事な条件なのかもしれません。
プログラミングを、
自分だけの場所に置いておく。
誰にも言わない。
説明しない。
評価に出さない。
それだけで、
だいぶ距離が、
ちょうどよくなります。
先生は、
見せる仕事が多いからこそ、
見せない時間が、
必要なのだと思います。
プログラミングは、
そのための、
静かな机の端。
それくらいの扱いで、
十分です。
次回はいよいよ最後です。
「プログラムは、先生の“逃げ場”になっていい」
そんな話で、締めます。
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