見出し画像

ブックオフで買わなくなったなあ

部屋の本棚をぼーっと見てると、背表紙が禿げてる文庫が目に入って、「これブックオフで買ったなあ」と不意に思った。

もう4年はブックオフで買ってない。なぜ4年か分かるかというと、4年前僕は東京の西武新宿線の武蔵関に住んでいて、隣駅の上石神井のブックオフでよく買っていたから。関西に来てからは周りにブックオフがない。わざわざブックオフを探していくこともないので、自然と行かなくなったのだ。

本を買うのは、思い出をマーキングすることと同じ。東京にいたときはヘミングウェイ、カフカ、ヴォネガットあたりにハマっていたので、「武器よさらば」とか「城」とか「タイタンの妖女」には、ブックオフのお買い上げシールが貼ってある。不思議と買った季節とか、時刻とかもぼんやり覚えていたりする。上石神井のブックオフは品揃えがいいわりに人が少なくて良かったなあ。その後に駅前の西友に行って弁当を買って帰ったりした。僕も大体の人と同じように、人混みの東京は大嫌いだが、夕暮れの下町の、大人しい東京は大好きだ。

東京の夏の夜

いいなと思ったら応援しよう!