ボムミミキッスの考察
はじめに
このnoteは、シティリーグS2に向けて考察と練習を重ねてきた記録です。結果はベスト4。悪くはありませんが、胸を張るほどでもない、何とも言えない着地点に落ち着きました(詳細は後述します)。
シティリーグ12/13【土】
— ポケカブック (@pokeca_book) December 13, 2025
ブックオフ佐賀南部バイパス店(佐賀)
優勝 オーロンゲ
準優勝 リザードン
TOP4 サーナイト
TOP4 ミミロップ pic.twitter.com/7pe4xwsX9Z
本デッキは、初手から主導権を握り、先2に相手の盤面を大きく崩すことを目標とした、コンボ色の強いアグロデッキです。
展開が噛み合った試合では、相手にほとんど何もさせないまま勝利することができ、結果としてワンキルデッキに近い絶望感を与える展開になります。
なお、本構築を検討するにあたり、下記の記事を参考にさせていただきました。この場を借りて感謝いたします。
このデッキを選択した個人的な理由としては、筆者がバトレボ時代に不器用すりかえミミロップを愛用しており、ミミロップが最も好きなポケモンである、という点が大きいです。毒ミミロップ系のデッキも好んで使っています。
推しと勝率の両立を目指した結果、このような構築に落ち着いた、というのが正直なところです。
1 コンセプト
1-1 強み
本デッキの最大の強みは、先攻を取った際の盤面制圧力にあります。メガガルの「お使いダッシュ」を絡めつつ、初手でミミロルとヨマワルを並べることを目標に展開します。

手札状況に左右される部分はあるものの、2ターン目から3ターン目にかけてヨノワボムを使い、相手の進化元となるたねポケモンを狩り尽くす展開が基本ルートです。
デッキタイプとしてはいわゆるアグロに分類され、テンポよく攻められた試合はそのまま押し切って勝利できます。
現実的に狙える代表的な動きは、以下の通りです。
【先攻2ターン目】
・アメ進化ヨノワボムで130ダメージ
・ツツミのハイパーブロアーで壁ポケモンを避ける
・メガミミの疾風突きで230ダメージ
相手が後1にベンチを2体までしか並べられなかった場合、ツツミを用いて壁を無視し、進化元を直接枯らすことができます。
この時点で盤面が大きく傾くため、以降の展開はかなり楽になります。
仮に2進化ポケモンを立てられた場合でも、メガミミのHPの高さによって一度は耐えられるケースが多く、ヨノワボムと疾風突きを組み合わせることで合計360ダメージを出し、倒し切ることが可能です。後続の準備が追いついていなければ、そのまま相手の動きを止めて勝ち切れるでしょう。
また、世間一般のリストにはあまり見られないトゲキッスラインを採用している点も特徴の一つです。ボムを2回使用し、さらにメガexを取られた返しのターンであっても、逆転の可能性を残すことができます。
通常は分が悪いとされるタケルライコ対面においても、この構成により勝率を引き上げることができました。

1-2 弱み
一方で、明確な弱点も存在します。
メガex主体の構成であるため、改善したとは言え、ライコやサフゴのような青天井火力を持つデッキは苦手な対面です。これらのデッキは疾風突き230では倒しきれず、テンポを崩されやすくなります。
また、直接的なサーチ手段に乏しく、構造的に縦引きへの依存度が高い点も無視できません。必要なカードが揃わずにリーサルを逃す展開や、手札干渉を受けた後に立て直せず、そのまま捲られてしまう試合も一定数発生します。
1-3 つまり
テンポよく攻め切ることを最優先し、無理と判断したらコイン勝負に持ち込む。そういった性質のデッキだと考えています。
プレイングによって柔軟に捲るタイプのデッキではないため、構築段階でどこまで事故率を抑えられるかが非常に重要になります。
後述しますが、初動の担保を確保できるギリギリのラインまで詰め、60枚すべてに明確な役割を持たせることを意識して構築しました。
以上を踏まえたうえで、次項ではデッキリストを見ていきます。
2 デッキリスト

2-1 【ポケモン】
・ミミロル×3
「あまえる」ミミロルを3枚採用しています。正直なところ、「はしゃぐ」ミミロルでも大きな差はありません。いずれにせよ、このデッキでミミロルが技を使う場面は存在しないためです。
・メガミミロップex ×2
本デッキのメインアタッカーです。3枚目の枠については検討しましたが、最終的にはメガシグナルに割く判断をしました。
・メガガルーラex ×2
貴重なドローソースであり、先1にバトル場へ出すことを最優先にしたいポケモンです。先1でこのカードを立てられるかどうかが、そのまま試合の安定度に直結します。
・メタモン×1
ポフィンで持ってきてからポケモンいれかえを使い、メガガルへ変身させる動きが可能です。仮に2枚採用した場合、メガガルスタート率は約34%→43%まで上昇します。ただし、「先1にメガガルをバトル場に出せる確率」で見ると、約73%→76%と上昇幅は意外と小さくなります。この数値差であれば枠を割くほどの価値はないと判断し、1枚採用に留めました。
・クレッフィ×1
主にコダック対策として採用しています。草ポンやスピンロトムを止める用途でも使えるため、汎用性は高いです。これらのポケモンが入っているデッキは苦手対面が多いため、多少無理をしてでもバトル場に置いてターンを返したい場面が多くなります。また、終盤にマシラを止めて1ターン延命を狙う用途もあり、1枚ながら存在感の大きいカードです。
・テツノツツミ×1
ボムを使う関係上、擬似的なボスのような役割を果たします。先2に盤面崩壊を狙える重要な1枚であり、サーチも比較的容易です。状況によっては、カウキャやボス以上に使い勝手が良いと感じる場面もあります。
・ヨマワル×4
・サマヨール×2
・ヨノワール×4
いわゆるボムラインは4-2-4で採用しています。基本的にはアメでヨノワールに進化させるため、サマヨールは2枚に抑えました。
・トゲピー×1
・トゲキッス×1
ボムを1〜2回使い切った後に場に出しておくことで、メガミミを取られた後のターンから勝ち筋が見える構成になります。手札次第では、先1からトゲピーを出し、先2にアメ進化させてプレッシャーをかけ続ける展開もあります。基本的にはヨマワルを優先して場に出し、無いなら無いで戦えるため1-1採用です。
・ラティアスex ×1
主な役割は、前に出したメガガルをベンチへ下げることです。縛られた場合でも、ポケモンいれかえやジェットエネがあるため、致命的な問題になるケースは多くありません。
2-2 【グッズ】
・なかよしポフィン×4
・ネストボール×4
・ふしぎなアメ×4
・ポケモンいれかえ×4
ここまでは本デッキのキーカードであり、妥協なく4枚ずつ採用しています。初動の安定性と継戦能力を最大化するために必要不可欠なカード群です。
・ハイパーボール×3
枠を1枚ツツミに割いたため、3枚採用としています。ポケパッドが実装された場合、入れ替え候補の最有力になると考えています。と言うのも、2枚トラッシュというコストは序盤では重く感じます。ハイボ4枚・ポケモンいれかえ3枚という配分も検討しましたが、確率計算の結果、先1にメガガルをバトル場に出せる確率が僅かに(約1%)上昇することが分かり、現在の配分に落ち着きました。
・メガシグナル×1
メガミミまたはメガガルに直接アクセスできるカードです。初手でメガガルを確保する手段としても機能するため、メガミミの3枚目枠をこちらに回しました。体感的には、100戦した場合に5戦程度はメガガルを持って来るために使います。
・夜のタンカ×1
ヨノワラインやツツミを再使用するために採用しています。本音を言えば2枚入れたいカードですが、初動安定に最も寄与しにくいカードであるため、泣く泣く1枚に抑えました。
・カウンターキャッチャー×1
使い勝手自体はボスの方が上ですが、このデッキでは本当に手札に来ません。仮に引けたとしても、トウコか暗号マニアも使いたい場合が多く、「欲しいタイミングに無い」カードになりがちです。一方で、裏を呼びたい場面は「メガexを取られてサイド不利」「ピジョットやサナを引っ張り出したい」という場面が多く、暗号マニアお使いで即使用できるカウキャの方が噛み合うと判断しました。
2-3 【サポート】
・トウコ×4
進化ポケモンとリッチエネを同時に持って来られる点が非常に強力です。このデッキで最も使用頻度が高いサポートであり、迷わず4枚採用しました。
・暗号マニアの解読×3
メガガルと組み合わせることで、実質的に好きなカードを2枚サーチできます。ただし、手札が広がらないため、状況によっては妥協策になりがちです。それでも、このデッキにおける貴重な安定剤であることに変わりはありません。
2-4 【ポケモンのどうぐ】【スタジアム】【エネルギー】
・まけんきハチマキ×1
サマヨボムと組み合わせることで、合計310ダメージ(サナやゲコライン)を出すことが可能です。また、サフゴを倒す際にも役立ちます。ライコ対面については、カウンター状態に陥りやすいこと、仮に元気のハチマキ(常時+10アップ)でも極端に勝率が低いといった点を踏まえ、まけんきハチマキで十分と判断しました。
・ボウルタウン×2
バトコロや監視塔を剥がす目的と、序盤の展開手段を兼ねて採用しています。
・ジェットエネルギー×4
・リッチエネルギー×1
ドロー手段に乏しい本デッキにおいて、トウコや暗号マニアと組み合わせることで、実質的なドローソースとして機能します。
2-5 採用を見送ったカード
試合結果は、圧勝/辛勝/惜敗/惨敗のいずれかに分類されます。
このうち惜敗に終わる試合の多くは、「もし、あのカードがあれば勝てたのに」という結果論を伴います。例えば、ボス、ミツル、ナンジャモなどが代表例でしょう。
しかし、それらのカードは惜敗を辛勝に変える可能性はあっても、圧勝や辛勝だった試合にはほとんど寄与しません。場合によっては、そもそも勝てていた試合のテンポを崩す要因にすらなります。
60枚という限られた枠の中で、「アグロで勝つ」という自分のやりたいことを貫くためには、
勝ち筋に直接関与するカードを多く採用する方が強いと考えました。
その前提を踏まえたうえで、採用を見送ったカードについて触れていきます。
・スボミー
後攻を取らされた際、後1からグッズロックをかけて盤面形成を逆転する狙いで試しました。しかし、現在の環境では、先攻を取るデッキは総じてグッズロックでは止まらず、結果としてサイドレースで追いつけないケースが多く、期待した役割を果たせませんでした。
・ガチグマアカツキex
主な強みは240打点でライコをワンパンできること、メガミミを取られた返しにボール1枚で攻撃できることです。性能自体は非常に高いのですが、本デッキはあくまでアグロデッキであるため、終盤の詰めよりも初動の安定を優先したいと判断しました。
・ナンジャモ
ピン刺しでは、必要なタイミングで引けないことがほとんどです。かと言って2枚以上採用する枠はありません。また、ナンジャモを特に使いたい対面がサフゴやライコといった、どちらにせよ厳しい対面である点も見送り理由の一つです(フーディン対面は比較的勝てるため、優先度は下がります)。
・ボスの指令
このデッキにおいて裏呼び手段は重要です。しかし、1枚採用では素引きが難しく、一般的に採用される3枚構成は、序盤のテンポを損ねやすいと感じました。序盤はトウコや暗号マニアにサポ権を使いたいため、ボスは最終的に不採用としました。なお、裏呼び手段としては、カウキャとツツミが機能します。
2-6 トゲキッスとツツミは必要?
トゲピー、トゲキッス、ツツミの3枚は、本当に必要なのか。例えば、この3枠をメタモン、タンカ、ナンジャモに置き換えれば、より純粋なアグロデッキとしての回転力は上がるのではないか。
その疑問を抱きながら構築と試行を重ねてきました。以下では、実際にどのような場面でトゲキッスとツツミが機能したのかを、具体的な対戦例を交えながら整理します。
① トゲキッス
カードの入れ替えを繰り返しながら回していた際、初手事故による惨敗や明確なプレイミスを除くと、負け方にはいくつか共通したパターンがあることに気づきました。ざっくりまとめると、早い段階でメガexを取られてしまい、ボムが撃てなくなったという共通点です。
【例1 1進化デッキ(サフゴ)戦】
先2 疾風突き 1-0
先3 疾風突き 2-0
後3 ゴールドラッシュ 2-3
先4 ヨノワボム+サマヨボム疾風突き 5-5
後5 ゴールドラッシュ 5-6負け
序盤にヨノワボムが間に合わず、サフゴへの進化を許した展開です。とはいえ、相手も後2でワンパンできていたわけではなく、こちらが極端に不利だったわけでもありません。
サフゴ対面は、珍しくサマヨールが活躍する対面でもあります。そのためアメが余りやすく、上記の例でも実際に使ったアメは1枚のみでした。
もし先4のターンにトゲキッスを立てられていれば、この負け確に近い盤面を、1/2で勝てる盤面にまで引き上げられた可能性があります。
この最終盤面で有効なカードは、まけんきハチマキかカウキャです。トゲキッスがいれば、キギスかサーフゴーを取ってサイドを3枚進められる状況になります。
ポフィンでトゲピーを出すこと自体は容易であり、必要なのはアメとトゲキッスのみです。暗号マニアが絡めば、現実的に狙える範囲だと判断しました。
【例2 非エクデッキ(フーディン)戦】
先2 疾風付き サイド1-0
先3 サマヨボム+疾風突き サイド3-1
後3 ハンドパワー サイド3-4
先4 ヨマワボム+疾風付き サイド5-5
後4 ハンドパワー サイド5-6
後1に置かれたコダック対策が絡み、先2でケーシィを1体しか倒せず、先3でフーディンが殴り出した試合です。
非エクデッキ(ヤドキング、ロケット団、バクフーンなど)は、こちらがサイドを1枚ずつしか取れない間に準備を整えられ、一気に捲られる展開が典型的な負けパターンになります。
そのため、あるターンにアタッカーになり得るポケモンをまとめて消せるかどうかが重要です。
ヨマワル展開を広げ、ボムラインを作ることを最優先に動きます。同時にコダックの採用率も高いため、その対処も求められます。
一方、一体でもメガexを倒されると、ボムの使用に制限がかかり、負けがちらつき始めます。このとき、トゲキッスを立てられれば、ボムと疾風突きを絡めたコイン勝負に持ち込めます。
【例3:たねex(タケルライコ)戦】
先2 ヨノワボム+疾風突き 2-1
後2 きょくらいごう 2-4
先3 ヨノワボム+ハチマキ疾風突き 5-5
後3 きょくらいごう 5-6
後1のらくらいあらしを避け、ホーホー1体をボムで狩ってもこの結果です。かなりうまく展開できたとしても負けてしまう対面であり、トゲキッスなしで一人回しを繰り返しましたが、ライコに20連敗したところで諦めました。
本来の勝ち筋としては、ヨノワボム2回でサイド2枚、疾風突き2回でサイド4枚を取るルートです。ただし、相手も非エク(特にコライドン)を壁に並べてくるため、なかなか思い通りには進みません。
そこで、先1からヨマワル×2、ミミロル、トゲピーを並べておくプランを取ります(後述していますが少し上振れないと実現できません)。先にトゲキッスへ進化できれば、コイン次第ではサイドレースで優位に立てます。
どのみちボムは2回しか撃てないため、進化を急ぐ必要はありません。追加で1枚サイドを取れる可能性があること自体に価値があります。
ここまで具体例を挙げてきましたが、当然ながら「必要札が揃うのか」「アグロとしての動きを阻害しないのか」という懸念は残ります。
メタモンの項でも触れましたが、トゲキッス採用によってメガガルスタート率は下がっています。しかし、先1でメガガルをバトル場に出せる確率自体は約76%→73%と、誤差レベルの違いです。3%程度の差であれば、影響は軽微と判断しました。
また、手札が常に理想通り揃うわけではありません。そのため考え方としては、「ボムを撃ったあとにトゲピーを置き、最終盤の搦手になれば十分」という程度の期待値で良いと割り切っています。
②テツノツツミ
こちらは結論だけ言うと、本当に必要なカードです。考察の余地なく絶対入れましょう。
先述した、先2に重要なポケモンを無理やり呼び出す動きはもちろん、トゲキッスと組み合わせて倒せないポケモンを避け運否天賦に持ち込む場面など、使い道が非常に多岐にわたります。
あるかないかで、デッキの世界観が一段変わる1枚です。

3 確率の話
本項では、デッキの安定性を数値で確認していきます。基本的な計算はすべてChatGPTを用いて行いました。計算に疎いAIではありますが、有料会員として使い慣れているため、この点はご容赦ください。
以前の記事でも触れましたが、シティリーグにおいて5-1でトーナメント進出する場合、単純化したモデルでは以下のような確率になります。
・勝率60%:約23%
・勝率70%:約42%
・勝率80%:約66%
プレイングを磨けば勝率は上がりますが、そもそも構築段階で事故率が高ければ話になりません。
そのため、事故盤面(明確な下振れ)が2割以下になるように構築することを、本デッキの指針としました。
3-1 基本
【ポケモン】
・マリガン確率:16%
・メタモンorメガガルスタート確率:31%
マリガンを考慮すると34%ぐらいになります。この場合、仮にたねポケモンが1枚減るとスタート率が1%程度上昇します。
【サポート】
・先2にサポを使える:87%
これは、先1からメガガルの特性を使用していた場合(合計13ドローを前提)の数値です。
【エネルギー】
・初手8枚にリッチエネがある:13%
・お使い含む10枚にリッチエネがある:17%
【サイド落ち】
・メガガルorメガミミ2落ち確率:1.7%
・1枚採用のカード11種類がサイド落ちする確率
0枚:28%
1枚:42%
2枚:23%
3枚:6%
4枚以上:1%

これらを踏まえ、毎試合のサイド落ち確認では、以下のカードを重点的に見ています。
・1枚採用11枚(ポケ6-トレ4-エネ1)
・メガミミ2枚
・アメ4枚
本デッキの性質上、時間切れによる両負けは、ほぼ起こりません。そのため、サイド確認は丁寧に行うようにしています。
それ以外のカード(サマヨール、ヨマワル、ジェットエネなど)は、先2以降初めてサーチする時に残り枚数を確認します。
3-2 先攻1ターン目の期待値
ここからは厳密な解析が難しいため、モンテカルロ法による30万回の試行を行った結果を基にします。
① メガガルをバトル場に出せる確率 73%
この動きができた場合、初手7枚+ドロー1枚+お使い2枚の合計10枚を使って盤面形成を狙えます。
さらに先2には3枚ドローできるため、サポートやリッチエネまで絡めると、アメ+ヨノワールのコンボ達成率は大きく上昇します。
後述しますが、事故盤面になるかどうかは、ほぼこの時点で決まります。
② ヨマワル+ミミロル枚数期待値
・メガガルスタート
発生率26%
期待値2.6枚(3枚以上 56%)
・メガガルスタート+リッチエネ使用
発生率5%
期待値3.8枚(3枚以上 85%)
・メガガル前出し
発生率37%
3.0枚(3枚以上 64%)
・メガガル前出し+リッチエネ使用
発生率5%
3.6枚(3枚以上 78%)
・メガガル出せず
発生率24%
1.7枚(3枚以上 19%)
・メガガル出せず+リッチエネ使用
発生率3%
3.4枚(3枚以上 75%)
これらは、メガガルをバトル場に出す動きを最優先した場合の数値です。なお、ミミロル+ヨマワルの2枚盤面までであれば、「メガガル出せず」のルートを除き、いずれも9割前後で達成可能です。
ラティアスexやクレッフィを置くスペースも必要になるため、現実的には3枚並べられたら十分に強い展開だと考えています。
3-3 先攻2ターン目の期待値
ここからはさらに計算が複雑になるため、こちらの行動をモデル化したシミュレーションを作成し、試行しました。
モデル次第で確率は変動するため、数値は5%刻みの目安として捉えてください(臨機応変なプレイングの完全な指示は難しいためです)。

① メガミミが攻撃できる確率 60%
総合的には60%ですが、先1にメガガルをバトル場に出せている場合は、体感的には数値以上に安定して技を撃てます。
② ヨノワールの枚数
・0体:65%
・1体:30%
・2体以上:5%
これは、メガミミへの進化を最優先し、余力でヨマワルからの進化を狙った場合の確率です。
先1の展開状況や、素引きでコンボパーツを引けているかどうかによって上下しますが、先1でしっかり展開できていれば、実際の成功率はもう少し高くなります。
4 上振れ/最低限/下振れ盤面
本項では、ここまで示してきた確率や体感を踏まえ、本デッキにおける盤面を三段階に分けて整理します。
どのラインにいるかを把握できるようになると、試合中の判断が安定します。
4-1 上振れ盤面(圧勝〜辛勝)
・先2でヨノワボム+メガミミ攻撃 30%
・先2でヨノワボム2+メガミミ攻撃 5%
このラインに入った場合、相手が多少展開できていたとしても、そのまま押し切って勝てる試合が多くなります。特に、相手の初動が噛み合っていなかった場合は、ほぼ圧勝です。
もっとも、確率を見ても分かる通り、この展開は毎回狙って作れるものではありません。そのため、メガガルを前に出せなかった場合や、ボムでたねポケモンを枯らせなかった場合に、どのように戦うかが勝率に大きく影響します。
例えば、リザ対面で次のような盤面を迎えたとします。

可能な選択肢は、大きく分けて以下の4つです。
① ボムでポッポを取り、ピィに攻撃
② ボムでポッポを取り、ツツミでヒトカゲに攻撃③ ボムでエネ付きヒトカゲを取り、ツツミでポッポかヒトカゲに攻撃
④ ボムを温存し、ピィに攻撃
アメもヨノワールも手札にない状況では、サイドから何を持って来ても2回目のヨノワボムは撃てません。ナンジャモを撃たれなければ、ポケモンいれかえやトウコを絡めて先3以降も一定の動きは見込めます。そんな状況です。
どれが正解かは、一概には言えません。ただ、この場面での判断力が、そのまま勝敗に直結することは間違いありません。ちなみに、たぶん私は①を選択します。
4-2 最低限の盤面(辛勝〜惜敗)
・先2でメガミミ攻撃 60%
このラインは、相性の良い対面や、相手が下振れしてくれた対面であれば、十分に勝負になる盤面です。
一方で、ライコ、1進化デッキ、あるいはグッズロックを連続して受ける対面では、かなり苦しい戦いを強いられます。この場合は、先3以降を見据え、盤面展開やサマヨールへの進化を進める必要があります。
また、メガガルがワンパンされにくい対面では、あえてメガミミでの攻撃を遅らせ、盤面構築にリソースを割く判断が必要になることもあります。
4-3 下振れ盤面(惨敗)
・先1でメガガルなし 24%
メガガルを立てられなかった場合でも、手札が良ければ先2に立て直せる余地はあります。

例えば、アメとヨノワールが手札にあり、先2にトウコからメガミミとリッチエネを持って来られる場合です。
4枚ドローが偏ると厳しい展開にはなりますが、「即負け」というわけではありません。
まあ、私のシティは、このルートから8ターン何も引けずに終わったわけですが。
・メガガルなし+ミミロルorヨマワル1以下 12%
・メガミミかメガガル2落ち 1.7%
ここまで下振れると、相手が相当事故ってくれない限り、勝ち切るのは難しくなります。大事な大会でこの下振れを引かないよう、日頃から善行を積んでおきましょう。
5 基本的な回し方
本項では、特定の対面を想定しない場合の、基本的な回し方を整理します。
細かな分岐は対面ごとに発生しますが、まずは大枠の流れを把握することが重要です。
5-1 先1:全力盤面展開
先1、基本的に全力で盤面展開を行います。
理想は、メガガルをバトル場に置きつつ、ベンチにミミロルとヨマワルを複数並べる形です。

上振れ時の一例として、バトル場にメガガル、ベンチにミミロル、ヨマワル×2、(場合によってはクレッフィ)といった盤面を目指します。
ここでの注意点を、いくつか挙げておきます。① クレッフィの置き場所を忘れない
コダックが採用されていなさそうな対面であれば、この時点でベンチを埋め切ってしまっても問題ありません。逆に、コダックの可能性がある対面では、クレッフィを出せる余地を必ず残します。
② ミミロルは2体出す意識を持つ
ソルロックやスピンロトムが見える対面では、後1にボスやプラキャを使われ、ミミロルを狙われる可能性があります。そのため、可能な限り2体並べておきたいところです。
③ クレッフィを置くべき対面を見極める
相手の場に草ポン、スピンロトム、イキリンコが見えた場合は、多少無理をしてでもクレッフィを置いてターンを返したいです。
ただし、そもそも置く余裕があるか、先2に動けるか(サポートが手札にあるか)といった点を踏まえて判断します。
④ トゲピーは「相当な上振れ時」のみ
トゲピーをサーチしてまで出すのは、かなり展開と対面が噛み合った場合に限ります。基本的には、ボムライン(ヨマワル)を優先した方が強力です。
条件としては、
・バトル場にメガガル
・ベンチにミミロル、ヨマワル×2
・コダックの危険性がない対面
・ソルロックやスピンロトムでミミロルを取られない対面
…といった状況が揃った場合のみ、トゲピーを検討します。アグロデッキである以上、欲張った展開は事故に直結することを意識しておきましょう。
5-2 先2:腕の見せ所
先2は、このデッキで最も判断が難しいターンです。30%程度の確率で、ヨノワボム1回とメガミミの攻撃体勢を同時に作れます。

この時点で、「どのポケモンを取ることが重要な対面か」を考え、ボムを撃つかどうかを判断します。
例えば、ベンチポケモンを1体でも減らすことが重要な対面であれば、迷わずヨノワボムを撃ちます。ツツミを使って進化元を枯らせるなら尚更です。
一方で、(例としてドラメシヤが3体並んでいる場合など)あえてボムを温存し、次のターンに備える判断もあります。
また、トウコを使うタイミングは非常に重要です。
・アメが欲しい場合
→ トウコで山札を減らしてから、お使いを使用
・進化ポケモンを複数確保したい場合
→ お使いを先に使ってから、トウコを使用
本デッキは山札圧縮が得意ではありません。だからこそ、ボール系も含めてカードを使う順番を常に意識する必要があります。
5-3 先3以降:詰将棋のイメージ
先3以降は、詰将棋に近い感覚になります。
・サイド6枚をどの順番で取るか?
・相手の進化exポケモンをどう返すか?
・相手はどこまでサイドを進められるか?
・ヨノワボムを何回撃ってよいか?
これらを同時に考えながら、次のヨマワルやトゲピーの準備を進めます。あとは、それに必要な札が引けること、ナンジャモを撃たれないことをお祈りしましょう。
6 シティリーグ当日の結果
ここからは、シティリーグ当日の対戦結果を簡潔に振り返ります。各対戦について、勝敗に直結したポイントを中心にまとめています。
vs サーナイト 5-6 惜敗
先1、手札にトゲキッスとアメがある状況で、ヨマワル、トゲピー、ミミロルを展開。後1、相手はマシラ前でエヴォを使用し、ラルトス、キルリアを並べてきました。
先2に引きが噛み合い、ヨマワール、トゲキッス、メガミミ、ツツミが立つ理想に近い盤面。通常であれば、ボムとツツミでサナラインを枯らす場面ですが、初戦の緊張もあったのか、前のマシラにボムを撃ってしまいます。その後ツツミも絡めてキルリアまで取りましたが、結果は裏2回でこれが本当の裏目。
さらに後2に、アメサナ進化+ナンジャモ+デヴォでトゲピーが退化し、盤面が一気に乱れます。
終盤はサイド4-4の場面から、リーサルを避けるためクレッフィ前でターンを返し、ヨマワルとトゲピーも並べて選択肢を残しました。
相手にクレッフィを取られてサイド4-5となり、本来であれば再度アメ進化トゲキッスで「三度目の正直」に賭ける場面でしたが、ここで残りサイド数を勘違いし、ヨノワールに進化してボムを宣言してしまい自爆。
完全にプレイミスです。初戦でやる内容ではありませんでした。
vs ドラパルト 6-2 圧勝
初戦のミスで気持ちが沈んだまま試合開始。ただし、先1の展開はしっかり噛み合います。
むずむずしながら迎えた先2は、サマヨールを立てつつメガミミで攻撃し1-0。先3もむずむずしていましたが、順調にボムラインを整え2-0。
先4、ヨノワボムでドロンチを取り、前を殴って4-1。後4ドラパルトへ進化され4-2になりますが、そのままヨノワボム+疾風突きで押し切って勝利しました。
vs ヤドキング 6-5 辛勝
こちらは後攻。相手の先1がかなり噛み合った展開で、ヤドン2体とネイティ2体立つ。後1は暗号マニアも絡めつつ、半ばお祈りでベンチを展開。
相手は先2にトライフロストを撃てず、道連れファイトでメガガルを取って1-3。助かりました。
後2ボムでヤドンを取り、メガミミで攻撃して3-4。先3ボスでヨマワルを取られ3-5。
後3カウキャでヤドンを取り、トゲキッスに進化してコイン表で5-5。役立ったぞトゲキッス!
先4でボスを引かれていたら負けの場面でしたが、耐えて勝利。かなり綱渡りの試合でした。
vs オーロンゲ 4-4 投了勝ち(実質6-5) 辛勝
序盤は悪くない回りで1-0。相手も後2にアメ進化でロンゲが立ちます。ヨノワボム+疾風突きを嫌ったのか、ボスを絡めてヨマワルを取られて1-1。
先3、やむなくヨマワル×2、トゲピーを展開し、ロンゲを一発殴るも、さらに2面取りされ1-3。
先4、前のロンゲを取り、ヨマワルをサマヨールに進化して3-3。先5でヨマワボムでベロバーを取りつつヨマワール待機でサイド4-4。ボスガチグマ以外負けない盤面で返す。
ここで相手が投了。トゲピーとヨマワルを出し続け、それをマシラとロンゲに取らせた結果、相手のサイド進行が1ずつになったことが勝因でした。
vs 闘サーフゴー 6-4 圧勝
先1、コレクレーが見えたため、ソルルナ対策でクレッフィ前で返します。相手はコレクレーを4体展開するも、サポートを撃てず。
先2、それを見てメガガルを前に戻し、盤面を整える。
先3、ヨノワボム×2、サマヨボム、ツツミ+疾風突きでコレクレーをすべて枯らして4-3。そのまま押し切って勝利しました。
vs オーロンゲ 6-3 圧勝
先1から展開が噛み合います。先2、サマヨボムでスボミーを倒し、疾風突きでワラシを取り2-1。
後2にロンゲが立たなかったため、先3にヨノワボムでギモーを取り、メガミミで攻撃して4-2。
ロンゲラインを刈り尽くせたため、そのまま先4にヨノワボムを絡めて勝利しました。
vs ドラパルト 6-2 圧勝
先1にしっかり展開。むずむずしながら迎えた先2は、サマヨール進化+メガミミで攻撃し1-0。
先3、グッズロックが解けたため、ボム2回でドロンチを枯らし、前を殴って4-2。
先5で次のボムを用意しながら、撃つことなく走り切って勝利しました。
vs オーロンゲ 1-6 惨敗
先1、本日初ついにメガガルを前に立てられませんでした。さらにエネもサポもいれかえもない!ヨマワル前、ベンチにミミロル、トゲピーで返します。
相手も事故っていたようで、サポ使えずワラシだけ出してスボミーがグッズロックを開始。どちらが先に有効札を引けるかという泥試合が始まります。
そこからエネルギー、サポート、サマヨールのいずれかが欲しい状態で、いわゆるドローゴーが約8ターン続きました。
その間、相手は後2にメノコが立ち、マシラが立ち、ついに後5にペパーからのシクボで回り始めます。ダメカンをばら撒かれながら、むずむず連打。
ようやくトウコを引けた頃には後の祭り。強烈な下振れを引き、負けるべくして負けた内容でした。
7 対面ごとの戦い方
ここからは、主にPTCGLでの対戦結果を中心に、気になったデッキから順に対面ごとの立ち回りをまとめます。
※凡例
・🦆:ポケカWinDecks様の情報で、コダック警戒率25%超のデッキ
・☀️:ソルルナ(スピンロトム含む)に、後攻1ターン目のボス・プラキャでミミロルを取られ得るデッキ
・1️⃣:青天井火力・弱点・マキシマムベルト等により、ワンパンされやすいデッキ
試行期間を含めた総計は 90勝44敗(勝率67%)。そのうちシティと自主大会のみの成績は 20勝4敗(勝率83%) でした。
7-1 【タケルライコ☀️1️⃣ 2-5 不利】
先攻を取り、相手がライコだと分かっていれば抗えます。そうでない場合は、相手の事故を祈るゲームになります。
クレッフィで草ポンやスピンロトムを止めつつ、ボムラインを育てるのが基本。理想はヨノワボムでサイド2、メガミミで2×2という流れです。ボムを2回撃ちたいですが、実際は落雷嵐などで猶予が減ります。アメは1枚トゲキッスに回す意識が必要です。
7-2 【サーフゴー☀️1️⃣ 9-8 微不利】
先2にコレクレーを枯らせるなら、そのルートを最優先。これが通れば勝てます。
難しい場合は、サマヨールを経由しながらボムの準備を進め、アメはトゲキッスに回します。後2にメガミミやメガガルがワンパンされなければ、勝ちの目が見えてきます。
7-3 【ドラパルト(リザドラパ含む) 8-1 有利】
後1のスボミーによるグッズロックと、その後のナンジャモが厄介な対面です。グッズロックが長引くほど不利になるため、可能な限り早くスボミーを処理します。
後半は、無闇にたねポケモンを出すとファントムダイブで負け筋になる点に注意。
ヨノワボムを1体は用意し、カウンターで倒せるようにします。
7-4 【リザードン1️⃣ 11-3 有利】
リザードンになる前に倒せない場合は、ヨノワボムを絡めて処理します。
リザラインを一気に刈るか、ピジョラインを優先するかは状況次第。どちらを狙うかの判断が重要です。
マキシマムベルト型以外は、早々メガミミをワンパンできないため、ヒトカゲを枯らせられない場合はヨマワールを温存しておくのも手です。
7-5 【サーナイト 10-2 有利】
基本はサナラインを狩り続ければ勝てます。一体までなら、サマヨボム+カウキャでサナも処理できます。
ボムラインをメインに育てることが勝利の鍵です。
7-6 【オーロンゲ 4-3 五分】
メノコマシラが立つと、たねポケモンを狩られ続けてしまいます。ナンジャモも多いため、先2にヨノワボム+メガミミ攻撃を決め切れるかが勝負です。
メノコマシラが立ってしまったら、仕方ないのでロンゲラインの処理を優先します。ラティアスさえ出さなければ、早々やられません。
7-7 【メガアブソル🦆 6-1 有利】
3エネが付いたexポケモンを、ヨノワボム込みでワンパンできれば勝ちです。カウキャも意識して、3-1でヨノワール待機+2体目のメガミミを準備することが大切です。
7-8 【フーディン1️⃣🦆 8-4 微有利】
基本的にサイドを1枚ずつしか進められません。フーディンラインをボムでまとめて狩れるターンが来れば勝てます。ケーシィはサマヨボムでも倒せるため、トゲキッスを育てておくと勝利が近付きます。
クレッフィの採用率が非常に高く、バトコロも多用される対面です。スタジアムはできるだけ温存しましょう。
7-9 【ソウブレイズ☀️ 8-0 有利】
基本方針はシンプルで、カルボウを狩り続けます。330ワンパンは届きにくいため、一発耐えて返す展開を狙います。
7-10 【メガルカリオ☀️1️⃣ 4-1 微有利】
弱点対面ではありますが、相手もメガex主体のため、意外とテンポ勝負になります。
基本方針は、リオル段階でボムを絡めて枯らす、もしくはヨノワボム+疾風突きでメガルカリオを2回取る、のどちらかです。
相手は後1にミミロルを取れる可能性があるため、先1でミミロルを2体出すのを忘れずに。
7-11 その他
【Nのゾロアーク🦆 2-2】
【ゲッコウガ1️⃣ 2-1】
【メノコマシラ🦆 2-1】
【テラスタルバレット☀️ 2-1】
【メガガルバッフロン☀️🦆 1-2】
【シロナのガブリアス1️⃣🦆 2-0】
【イイネイヌ1️⃣ 2-0】
【R団のミュウツー 2-0】
【メガサメハダー🦆 2-0】
【バチュルバレット 2-0】
【バクフーン🦆 2-0】
【イワパレス🦆 2-0】
【メガフシギバナ 1-1】
【メガミミロップ 1-1】
【雷バレット 1-1】
【ブイズバレット☀️ 1-1】
【おまつり🦆 0-2】
【ヤドキング🦆1-0】
【エンペルト1-0】
【セグレイブ1-0】
【デカヌチャン0-1】
【ガチグマアカツキ☀️ 0-1】
【ハラバリー0-1】
おわりに
このデッキは、いわゆる「器用なデッキ」ではありません。相手の動きに柔軟に対応し、細かいアドバンテージを積み重ねて勝つタイプでもありません。回ったときは非常に強く、回らなければ潔く負ける。それが、このボムミミキッスの本質です。
だからこそ、重要になるのはプレイング以前の段階、すなわち構築と初動の再現性です。本記事を通して繰り返し述べてきたように、このデッキでは、
・先1にどこまで盤面を作れるか?
・先2に上振れ〜下振れのどのレベルに届いているか?
・相手の残りサイド的に、ボム後に何を展開すべきか?
この3点が、ほぼそのまま勝敗に直結します。早い段階で自分の立ち位置を判断できるようになると、無駄な欲張りや無理な逆転狙いが減り、勝率は安定します。
トゲキッスやツツミのようなカードも、「常に使うカード」ではありません。しかし、上振れた試合を“勝ち切る”ための一押しとして、惜敗を1/2で辛勝に引き上げる一手として、確実に役割を持っています。なかなか使わないからといって抜くべきカードではないと考えます。
また、不利対面についても、「どこまでを現実的な勝ち筋として見るか」を整理しておくことが、このデッキでは特に重要です。全対面に勝てる構築ではありません。
ですが、
・どの対面は取りに行くか?
・どの対面は事故待ちも含めて割り切るか?
・どの対面はコインや一瞬の上振れに託すか?
この線引きを事前にしておけば、大会中に迷う場面は大きく減ります。
ポケモンカードでは、「一番強いTier1デッキ」よりも、「自分が一番理解して使い慣れているデッキ」の方が結果を出すことは珍しくありません。
本記事が、メガミミロップexという選択肢を検討している方、アグロデッキの考え方を整理したい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
