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【横浜ラーメン】淡麗系・家系、ロックが好きすぎる魂溢れる名店5選 / Yokohama Rock & Ramen

こんにちは、一応ギターは弾ける、たぶんひもです。

神奈川の食べログラーメン百名店を2年連続で制覇した私ですが、ここ横浜に、ある面白い共通点を持つ名店たちがありまして。 それは……「ロック」をテーマにしているお店が見受けられること。

というわけで今回は、横浜の淡麗系から家系まで、ロック魂溢れる名店を特集していきたいと思います。

ロックンスリー (新横浜) 地鶏醤油ミニ

1軒目は、オープン当初から大きな話題を呼んでいたこちら、 実は、休日の新横浜ラーメン博物館へ赴くのは初めてのことでした。 今までは平日の昼間や夕方でしたので、そこまで並ぶイメージはなかったのですが……さすがは休日、どのお店もびっしりと列ができています。

今回はここがお目当てでしたので、そのまま地下1階のフロアへ。向かうとそこには「40分待ち」と表示された列がサザンクロスのように立ちはだかっていました。 館内の昭和のレトロな街並みの再現や造作をぼうっと眺めながら、愛ゆえに苦しまなければならぬ時間を消化していきます。

結局、きっかり着丼まで40分、 店内の壁面には、所々にピストルズをはじめとしたロックネタや、ラーメンレジェンドたちのポスター、貼り紙が。使用している素材の銘柄も細かく表記されており、素材への並々ならぬこだわりが窺えます。 並びの途中で食券を購入し、スタッフの方へ事前に渡すシステムのため、席についてからはすぐに主役がやってきました。

地鶏醤油ミニ(1,000円)

スープはど真ん中の淡麗系醤油で、コクと旨味がたっぷり。
少々塩味はエッジが効いていますが、その分、麺へしっかりまとわりつきます。 豚のチャーシューは、大判ながら薄くスライスされたタイプで柔らかく、火入れのバランスが絶妙で非常にジューシーです。 今回はミニサイズを選択したため、40分の並びに対してあっという間に完食、なんだか少し名残惜しい余韻が残ります。

メインフロアである地下2階を上から覗くと、そこもびっしりと、腰が引けるほど人が並んでいたため、この日のラーメンはここ1軒に絞ることに。 入場料450円を払った甲斐を回収すべく、館内の喫茶で固めプリンと珈琲をいただいて、この日はグラインドコア並みの速さで撤退しました。 ちなみに、この喫茶の様子はまた別の機会にお届けできたらと思います。

ラーメン星印 (反町) 醤油らぁ麺味玉入り

東急東横線の反町駅から徒歩5分ほどの場所にある「ラーメン星印」 こちらは、日本の淡麗系の元祖と言ってもいい「支那そばや」出身の店主が営む名店です。

平日の12時頃に伺ったところ、3組ほどの先客が、外と中でトータル15分ほど待ちました。

店内へ一歩足を踏み入れると、そこは某ロックミュージシャンの“星”推しディスプレイがそこかしこにあしらわれた、純度100%のロックな空間。 特にテーブルに置かれたミニチュアは、まるで「お前はそっちで満足なのかい?」とこちらに熱く問いかけてくるかのようで、否が応でも気が引き締まります。

醤油らぁ麺味玉入り(1,200円)

麺はしなやかな細麺、スープは王道を往く醤油ラーメンの味わい。
しっかりと濃いめの味付けが施されためんまや味玉、そして丼の中で存在感を放つ特徴的なカットの海苔。チャーシューは昔ながらのパサっとした質感でありながら、美味しい仕上がりです。

単なるファンショップ的な見た目だけでなく、骨格はしっかりと淡麗系直系のバランスの良いラーメンだと感じました。

流星軒 (吉野町) 流星プレミアム

3軒目は、横浜市営地下鉄の吉野町駅からほど近い場所にある「流星軒」。 休日の12時半という、もっとも激戦が予想される時間帯に赴きました。

幸運にも外の待ちは1名のみ、2番手という好位置につけ、10分弱でスムーズに入店できました。ちなみに、並んでいる最中にスタッフの方が事前にオーダーを聞きにきてくださる、無駄のないスマートなシステムです。

流星プレミアム(1,200円)肩ロースとももの2種類のチャーシューに、味玉半分、メンマ、そして特徴的な、かまぼこがデフォルトの布陣。
スープは非常にコク深い醤油味、中太ストレート麺でありながら、スープの旨味を驚くほどしっかりと連れてきてくれます。

2種類のチャーシューはどちらもハイレベルですが、特に色味が薄いタイプのチャーシューが圧倒的にジューシーで、個人的に深く刺さりました。

私が店を後にする頃には、外に10名ほどの並びが発生、 激戦区・吉野町の中でも、バランスが良く、確固たる安定感を誇るロックな名店です。


ラーメン六弦 (反町) ラーメン

4軒目は、東急東横線の反町駅から徒歩10分ほど、横浜駅からも15分強の、比較的大きな通りに面した場所にある「ラーメン六弦」。

ここまで紹介したお店とは違い、外観も内観もいわゆるロックな装飾はありません。どこかアットホームで、昔ながらのカウンターのみの定食屋さんのような、ホッとする佇まい、卓上にある、花柄のケースに入ったティッシュがなんだか印象的です。

券売機ではなく、口頭で注文を伝えるのも昨今では珍しいスタイル。

ラーメン(900円)

こちらは、いわゆる家系に近い見た目ですが、独自のアレンジを遂げたラーメンです。 デフォルトでほうれん草、海苔、チャーシュー、メンマ、そして味玉が半身入ってこの価格設定は、今の時代かなりお買い得と言えます。自家製だというメンマには、しっかりと丁寧な味付けが施されていました。

スープはややまろやかで、家系の「うすめ」オーダーに近い優しいタッチ。 ネット界隈で「家系らしくない」と囁かれていた麺は、中太のストレート麺を採用しています。スープをしっかり纏うように表面に工夫が凝らされているようで、これはこれで非常に完成度が高いと感じました。

ルールや特有の圧がある家系直系店とは一線を画す、誰もが入りやすい空気感。 帰りがけ、「六弦って、エレキギターの六弦ですか?」とお聞きしたところ、やはりその様です。

表立って主張はしないけれど、その胸には確かに秘めたるロック魂が流れている、、、そんな美学を感じるお店でした。

ラーメン小村 (弘明寺) 豚骨醤油ラーメン

今回の特集を締めくくる最後の5軒目は、横浜市営地下鉄の弘明寺駅から徒歩5分ほど。ラーメン百名店がひしめき合う激戦区のバス通り沿いに店を構える「ラーメン小村」です。

早速、お店の外観から「E.YAZAWA」のロゴが大胆にはみ出しています、 なぜか舌の肥えた家系ファンもお忍びで通うと噂されるこちら。平日の13時頃に伺ったところ、店内には何名かのお客さんがいらっしゃいましたが、並ぶことなくスムーズに滑り込むことができました。

一歩中へ入ると、ライブ映像が流れているだけでなく、所狭しとE.YAZAWAのロゴが張り巡らされており、四方八方を取り囲まれて一瞬身動きが取れなくなるような錯覚さえ覚えます。

圧倒されつつも我に返り、券売機へ、私の定番である「かため、うすめ」をコールします。 壁面には分かりやすく大きな文字でオーダー方法が掲示されており、私のような初心者にも優しい設計です。

豚骨醤油ラーメン(900円)

やや黄色味を帯びたスープは、うすめを選択したこともあってまろやかな口当たり。しかし、その奥にある芯の骨太な豚骨の旨味がしっかりと主張してきます。 また、麺は中太で縮れのあるタイプ、しっかりとした存在感があり、かための茹で加減がバシッと決まっています。 デフォルトで見た目以上にたっぷりと盛られたほうれん草が嬉しく、薄切りながらもしっかりと味が染みたチャーシューも確かな存在感を放っていました。

溢れんばかりのロック愛だけでなく、実直さも感じさせる、知る人ぞ知る穴場のお店でした。

というわけで今回は、横浜の「ロックを感じるラーメンの名店」を特集してみました。
ロックも歴史が長く、人それぞれ「ロックと言えば」と想像する姿は違ったりしますが……あまり専門家ではない私がパッと思いつくのは、
The Who の『My Generation』
Pink Floyd『See Emily Play』 
MC5 の『Kick Out The Jams』あたりでしょうか。

そんな、かつて荒々しく鳴り響いた初期衝動のような魂を感じる、横浜のラーメンたち。 気がつけば百名店を2年連続で制覇してしまっていた私。 「認めたくないものだな、自分自身の、若さゆえの過ちというものを」 という、某赤い何たらの人の名言を今回の締めにしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。





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