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なぜ人は重要なことを後回しにするのか―緊急ではないからこそ放置される

気付いた時には手遅れになっていることもある
「やらなければいけないのは分かっているんです」
経営相談でもよく聞く言葉です。

ホームページの改善。
人材育成。
業務の仕組み化。
資金繰り対策。
新規顧客の開拓。
どれも重要です。

しかし、
「今すぐ困るわけではない」
ために後回しになります。

そして数か月後、あるいは数年後になって、
「あの時やっておけば良かった」
となるのです。

実は私自身も会社員時代から何度も経験してきました。
重要だと分かっているのに手が付かない。

ですが、そのような課題こそ
あとで大爆発してその処理に奔走することが
本当に多かったです😰

今日はその理由について考えてみたいと思います。

1. 人は緊急なことに反応する


朝から電話が鳴る。
メールが届く。
取引先から連絡が来る。
部下から相談される。
こうした仕事は放置できません。

すぐ対応します。
なぜなら緊急だからです。

一方で、
人材育成。
業務改善。
経営計画。
仕組みづくり。

こうした仕事は今日やらなくても何とかなります。
だから後回しになるのです。

人は重要性よりも緊急性に反応しやすい生き物なのかもしれません。
なぜなら、本能は生きる!方に比重が置かれているからなのかも
しれませんね。

2. 問題が見えないから動けない


以前相談を受けた会社で、
「採用がうまくいかない」
という悩みがありました。

詳しく話を聞くと、実は数年前から社員が少しずつ辞めていました。
しかしその都度、残った社員が頑張ってカバーしていたのです。

だから真の問題が見えませんでした。

結果として、
気付いた時には現場が限界を迎えていました。
重要な問題ほどゆっくり進行します。

だから危機感を持ちにくいのです。

3. 成果がすぐに見えない


後回しになるもう一つの理由があります。
成果が見えにくいことです。

例えば営業活動。
契約が取れれば成果が見えます。

売上も上がります。
しかし人材育成はどうでしょうか。
半年後かもしれません。
一年後かもしれません。
業務改善も同じです。

今日やったから明日結果が出るわけではありません。
だから目の前の仕事に負けてしまうのです。

しかも、タチが悪いのは
この目の前の仕事はやればやるだけ
仕事やった感が半端ないんですよね、
わかる、わかる😅

4. 強い組織は重要なことを先にやる


業績の良い会社を見ていると共通点があります。
緊急なことだけで一日を終わらせません。

例えば、
定期的に人材育成の時間を取る。
業務改善会議を行う。
経営数字を確認する。
未来のための仕事を予定に入れる。

忙しくないからやるのではありません。
忙しくてもやるのです。
なぜなら将来の問題は今しか解決できないからです。

5. 後回しの代償は大きい


実は後回しの怖さは、
その瞬間には何も起きないことです。
だから安心してしまいます。

しかし、
教育を後回しにした結果、人が育たない。
採用を後回しにした結果、人が集まらない。
仕組み化を後回しにした結果、属人化が進む。

こうした問題はある日突然表面化します。

そしてその頃には解決に何倍もの時間がかかります。
だからこそ重要なのです。

皆さんも経験があるのではないですか?
解決の期間を考えるとげんなりするような
問題が起きているってこと
実は本当に日常的なんですね。

まとめ


人が重要なことを後回しにする理由は単純です。
緊急ではないからです。

今すぐ困らない。
誰からも催促されない。
成果もすぐに見えない。

だから放置されます。

しかし、本当に会社を変える仕事は、多くの場合こちら側にあります。
人材育成。
業務改善。
仕組みづくり。
将来への投資。

どれも緊急ではありません。
ですが、とても重要です。

もし今、
「いつかやろう」
と思っていることがあるなら、一度予定表に入れてみてください。

重要なことは時間ができたらやるものではありません。
時間を作ってやるものなのだと思います。

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