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増三和音の話

増三和音とは基音から長三度+長三度の和音です。
ギターではオーギュメントコードと呼ばれます。
ドから始まる増三和音はド、ミ、ソ♯になります。
コード表記だとCaugです。安定するハズの第5音が半音上がっているので
かなりサスペンス的なショッキングな響きです。
ちょっと面白いのはドから長三度を繰り返すとそのままドに戻るので
無限上昇的なフレージングになります。
コレはピアノの白鍵と黒鍵合わせた12音を
ちょうど1/3に分割したものだからです。

そして増三和の構成音は
1. ドから始まるド、ミ、ソ♯
2. ド♯から始まるド♯、ファ、ラ
3. レから始まるレ、ファ♯、ラ♯
4. レ♯から始まるレ♯、ソ、シ
この4種類しかないのです。つまりたった4パターン覚えてしまえば
あらゆる調性で使える事になります。

ただとてもクセの強い和音なので結構使いにくく
私はあまり使った事が有りません。
普通のCコード(ド、ミ、ソ)からCaug(ド、ミ、ソ♯)に
第5音だけ半音上げてドラマチックにする感じでしょうか。
C → Caug → C → Caug → C と鳴らしてみると
完全五度でと増五度の移り変わりのエモさが体感できるかと思います。

ただ単音の分散和音としてフレーズで使う場合は
前述したように無限上昇感が出しやすく
咄嗟に出しても調性と当たる率が高いので
即興演奏では案外使い勝手が良いです。

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