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【心を静かに整える話――生きづらさの正体と、ほどき方】第9話|それでも、あなたは大丈夫――崩れそうな日に思い出してほしいこと

――もう少しで限界かもしれない、
そんな気がする夜のあなたへ



理由は分からないけれど、
今日は少し、心が揺れている。

大きな出来事があったわけじゃない。
誰かと激しく衝突したわけでもない。

それなのに、
胸の奥が不安定で、
今にも
崩れてしまいそうな感覚がある。

「このまま大丈夫なんだろうか」
「私、ちゃんとやれているんだろうか」

そんな言葉が、
静かに、何度も浮かんでくる日。

きっと、誰にでもあります。



こういうとき、
人はつい「理由」を探そうとします。

何が悪かったのか。
どこで間違えたのか。
どうすれば立て直せるのか。

でも、崩れそうな日に
無理に答えを出そうとすると、
心は余計に疲れてしまいます。

今日は、
解決しなくていい日かもしれません。



これまで、
あなたは何度も踏ん張ってきました。

不安を抱えながらも、
投げ出さずに続けてきたこと
があるはずです。

誰かに評価されなくても、
結果として見えなくても、
ちゃんと積み重ねてきた時間がある。

今、崩れそうに感じているのは、
弱くなったからではありません。

それだけ、
ここまで頑張ってきたから
そう感じるだけかもしれません。



もし今、
「もうダメかもしれない」
そんな言葉が頭に浮かんだら、

それは終わりの合図ではなく、
立ち止まっていいというサインです。


走り続けてきた人ほど、
ふとした瞬間に
足元がぐらつく
ことがあります。

それは、
壊れているのではなく、
休憩が必要なだけ。

あなたの心は、
ちゃんと知らせてくれています。



思い出してほしいのは、
「元気な自分」でも
「前向きな自分」でもありません。

今日をどうにか
やり過ごしてきた自分。
完璧じゃなくても、
ここまで生きてきた自分。

何も解決できなくても、
何も変えられなくても、

今日を終えられたら、
それでいい日
そんな日があっても、いいはずです。



だから、伝えたい。

今、崩れそうなあなたも、
それでも大丈夫です。

強くなくていい。
答えを持っていなくていい。


「今日はここまで」
そう言えることも、
立派な前進です。

この夜を越えた先で、
また少し、心は落ち着いていきます。



昇雲からのひとこと

崩れそうな日に、
無理に立たんでよい。

座ってもよいし、
しゃがんでもよい。

それでも、
お主は生きておる。

今日を越えたなら、
それで十分じゃ。



※この文章は、
医療や診断を目的としたものでは
ありません。
つらさが続く場合は、
信頼できる人や専門の窓口にも、
どうか頼ってください。

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