この週末は、この本でもどう?(6)
週末をきっかけに、新しい本を読み始めてみるのもいいものです。
今回は、顧客理解、マーケティング、そして旅にまつわる3冊をご紹介します。
どれも気軽に読み進められる本なので、興味のあるものがあればぜひ手に取ってみてください。
① 『“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?』 芹澤連
マーケティングにおいて、「買ってくれた人」ばかりに目が向いてしまいがち。けれど本当に重要なのは、“まだ買っていない人”をどう捉えるか。
未顧客の視点を通じて、思い込みや先入観に気づかされる一冊。自分たちのマーケティングが狭くなっていないか、問い直すきっかけになります。
おすすめポイント
「買わない理由」から顧客理解を深めるアプローチ
ペルソナやターゲティングに悩んでいる人にも有効
市場の“外側”を考えることで、新しい視点が得られる
こんな人におすすめ
商品やサービスがなかなか広がらないと感じている人
顧客理解をもっと深めたいと考えているマーケター
② 『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典
マーケティング業界でよく言われる「ドリルを売るには穴を売れ」とは、「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味。
この本はその考え方を、事例や図解を交えてわかりやすく解説しています。
読みやすさと実践的な学びのバランスが良く、「初めてマーケティングを学ぶ人」にもぴったり。定期的に読み返したくなる一冊です。
おすすめポイント
顧客視点の本質的なマーケティングが学べる
図や事例が多く、頭に残りやすい
初学者から経験者まで幅広く読める良書
こんな人におすすめ
売れない理由を考え直したいと思っている人
「価値提供とは何か」を改めて整理したい人
③ 『人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡』 高城剛
美食の街として知られるサン・セバスチャン。人口18万の小さな街ながら、世界中のグルメを惹きつける理由とは何か?
本書では、高城剛さんが現地を訪れ、星付きレストランの多さやバル文化の裏側にある、食へのこだわり、地域ぐるみの取り組みを丁寧に紐解いています。行政・文化・住民が一体となって育ててきた美食の背景には、まちのブランドづくりとしての視点がしっかりとあります。
観光地としてだけでなく、「地域戦略」のヒントが詰まった一冊。
読んでいるうちに、サン・セバスチャンを旅してみたくなるような、そんな感覚になります。
ぼく自身も数年前に訪れたことがありますが、バルめぐりは本当に最高でした。胃袋がもっと大きければ…と心から思ったほどで、ひと晩で何軒まわるかを真剣に計算していたのを思い出します。
おすすめポイント
美食文化と地域ブランディングの関係性がよくわかる
食を軸にまち全体がどう変わってきたかを知ることができる
いつの間にか、サン・セバスチャンの魅力に惹きつけられてしまう
こんな人におすすめ
地域ブランディングや観光マーケティングに興味がある人
いつかサン・セバスチャンを旅してみたいと思っている人
気になる本はありましたか??
週末に少しだけページをめくってみる、そんな読書の時間を楽しんでみてください。

