セレンディピティという魅力♡|自分の読書を武器に落とし込む|「乱読のセレンディピティ」外山滋比古 著
【読書回顧録 No.R00039】
表題1:セレンディピティという魅力♡
表題2:自分の読書を武器に落とし込む☘️
タイトル:乱読のセレンディピティ
著者 :外山滋比古
読み方 :通読
書籍種類:一般書
読書回数:1回目
AI使用 :ChatGPT(文章精査)
はじめに
本を最後まで読めないことに、どこか後ろめたさがあった・・
買ったまま積読している本を見るたびに、少しだけ後ろめたい気持ちになることがあります。
「また読めていない」
「最後まで読まないと意味がない」
「ちゃんと理解しないと、読んだことにならない」
そんなふうに考えてしまうと、本を開く前から、すでに少し興醒めしてしまうのです。
本来、本は自分を苦しめるためにあるものではないはずです。
それなのに、いつの間にか私は、本を読むことを「きちんとできるかどうか」で見て、窮屈に思っていました。
読み終えた本は良い
途中で止まった本は良くない
内容を説明できる本は身についている
説明できない本は意味がなかった
そんなふうに、読書に点数をつけていたのかもしれません。
そんなときに出会ったのが、外山滋比古さんの『乱読のセレンディピティ』でした。
最初に「乱読」という言葉を見たとき、正直に言うと少し雑に感じる印象がありました。
乱れる
雑に読む
きちんとしていない
そんな印象が先にありました。
しかし、読み進めていくうちに、その言葉の見え方が少しずつ変わっていきました。
『乱読』とは、『乱雑に読むこと』ではありませんでした。
むしろ、思いがけない出会いを受け取るための、ファジーな本との付き合い方なのだと感じました。
この記事では、私が『この本を読んで感じたこと』をたどっていきます。
最初の戸惑い
途中で生まれた気づき
本を最後まで読めない自分への見方の変化
そして、これから本とどう向き合っていけそうか
大きな結論を先に言うなら、私はこの本を読んで、読書はもっと軽やかでよかったのだと考えられるようになりました。

この記事の地図
この記事で書くことは、大きく3つです。
1つ目は、「最後まで読まないといけない」という思い込みについてです。
本を開く前から気が重くなってしまう原因は、案外、本の内容ではなく、『自分で決めた読み方のルール』にあるのかもしれません。
2つ目は、『途中でやめる読書』にも意味があるということです。
読んだ内容をすぐに説明できなくても、言葉はどこかに残ります。
そして、別の本、別の出来事、別の日の自分とつながることがあります。
3つ目は、『偶然の出会い』を受け取る読み方についてです。
計画通りに読むことだけが読書ではありません。
何気なく開いたページ、たまたま目に入った一文、今の自分にはまだわからない言葉。
そうしたものが、『あとから意味を持つ』ことがあります。
この3つを通して、読書に対するプレッシャーが少しでもやわらぐように書いていきます。
「本は風のように読む」という感覚
この本を読んで、私の心に残ったのは、本をもっと軽く受け取ってもいいのではないか、という感覚でした。
本は、必ず最初から最後まで順番に読まなければならない。
一冊を完全に理解してから、次の本へ進まなければならない。
線を引き、まとめ、覚え、誰かに説明できなければならない。
もちろん、そういう読み方が必要な場面もあります。
仕事で使う本
資格の勉強
専門的な理解が必要な本
そういう場合は、丁寧に読み込むことが力になると思います。
しかし、すべての本を同じように読まなくてもいいのです。
ふと気になった本を開く
目にとまったところだけ読む
わからないところは、いったんそのままにする
途中で閉じる
しばらくして、また開く
それでも、本との関係は切れていないのだと思いました。
むしろ、その『余白』があるからこそ、『言葉があとから自分の中で動き出す』ことがあります。
私はこれまで、本を読みながら「理解しよう」としすぎていました。
しかし、この本を読んでからは、少し違う読み方を試してみたくなりました。
今の自分は、どの言葉に立ち止まるのか
どの一文で、少し呼吸が変わるのか
どの話が、日常の記憶とつながるのか
そこを見ていく読み方です。
途中で止まった本にも、残るものがある
以前、ある本を読んでいて、途中で止まってしまったことがありました。
理由ははっきりしていません。
忙しかったのかもしれません。
そのときの自分には難しかったのかもしれません。
ただ気分が合わなかっただけかもしれません。
その本は、しばらく机の端に置かれたままでした。
見るたびに、少しだけ気になりました。
「ああ、また途中のままだ」
「自分は続けるのが苦手なのかもしれない」
そんなふうに思っていました。
しかし、数日後に別の本を読んでいたとき、ふと前の本の一節を思い出しました。
内容を正確に覚えていたわけではありません。
ページ数も、言葉の細かな表現も覚えていません。
それでも、「あのとき読んだ話と、今の話はつながっているかもしれない」と感じたのです。
その瞬間、途中で止まった本の見え方が変わりました。
あの読書は、失敗ではなかった。
終わっていなかっただけで、消えてはいなかった。
読んだ言葉は、すぐに形にならなくても、『どこかに残る』ことがあります。
そして、別の言葉に出会ったとき、『静かに顔を出す』ことがあります。
私はそれを、読書の中で起こる『小さな出会い直し』のように感じました。
「わからない」を残しておくチカラ
本を読んでいると、すぐにはわからない言葉に出会います。
以前の私は、わからないまま進むことに少し抵抗がありました。
理解できないところがあると、自分の読み方が足りないように感じていました。
しかし、今は少し違います。
わからないものを、すぐに片づけなくてもいい。
今はまだ受け取れない言葉として、そっと置いておいてもいい。
そう思えるようになりました。
不思議なもので、わからなかった言葉が、あとになって『急に降りてくる』ことがあります。
仕事で誰かと話しているとき
散歩しているとき
別の本を読んでいるとき
何気ない会話の中で、ふと意味が見えてくるとき
そのとき、読書は本の中だけで終わっていなかったのだと気づきます。
本を閉じたあとも、言葉は自分の中でゆっくり動いている。
そう考えると、読書はもっと長い時間をかけて育つものなのかもしれません。
読書は、答えを集めるだけではない
本を読む目的は、何かを得ることだと思っていました。
知識を得る
考え方を得る
仕事に使えるものを得る
人生のヒントを得る
もちろん、それも大切です。
しかし、それだけを目的にすると、『読書が少し苦しくなる』ことがあります。
得られなかったら意味がない
覚えられなかったら無駄だった
活用できなかったら、自分には向いていない
そんなふうに、自分を責める材料に変わってしまうことがあるからです。
しかし、本を読む時間そのものにも意味があるのだと思います。
静かにページをめくる時間
一文に立ち止まる時間
考えがまとまらないまま、ぼんやりする時間
自分の内側にある言葉と、本の中の言葉が、ゆっくり重なる時間
そこには、すぐに役立つ形ではないけれど、確かに『残るもの』があります。
読書は、答えを集めるだけではなく、自分の中に問いを置いていく時間でもあるのだと思いました。
本との向き合い方が少し変わった
『乱読のセレンディピティ』を読んでから、私は本の読み方を少し変えてみました。
まず、途中で止まっても、自分を責めないようにしました。
今の自分には、ここまでだった。
また必要になったら戻ってくればいい。
そう考えるだけで、本を開く気持ちが軽くなりました。
次に、読書メモを完璧に書こうとするのをやめました。
以前は、きれいにまとめようとしていました。
でも、まとめることに意識が向きすぎると、読んでいるときの感覚が遠くなることがありました。
今は、気になった言葉を一つだけ残すこともあります。
「なぜここで立ち止まったのか」
「今の自分は何を感じたのか」
「この言葉は、どの出来事とつながるのか」
そんな短い問いだけでも、十分に読書の跡になると思いました。
そして、複数の本を同時に開くことにも、以前ほど抵抗がなくなりました。
一冊を読み終えないまま、別の本を読む。
その中で、思いがけず言葉がつながる。
それは、だらしなさではなく、出会いの幅が広がっている状態なのかもしれません。
【↑無料エリア】ここまでのまとめ
最初、私は『乱読』という言葉に戸惑いました。
きちんと読めていない自分を指摘されたようにも感じました。
しかし、この本を読み終えた今は、その言葉の印象が変わっています。
乱読とは、雑に読むことではありません。
自分の感覚を置き去りにせず、『本との出会いを受け取る読み方』なのだと思います。
最後まで読めなくてもいい
途中で閉じてもいい
すぐに理解できなくてもいい
今はまだ言葉にできなくてもいい
心に残ったものが一つでもあれば、その読書はもう自分の中に入っています。
気になった本を手に取る
数ページだけ読む
引っかかった言葉を残す
また別の日に開く
それだけでも、読書は続いていきます。
読み終えたあとに残ったものは、はっきりした答えでなくても構いません。
「これでよかったのかもしれない」
そんな小さな納得が残れば、それだけで十分なのだと思います。
本との出会いは、予定通りには進みません。
だからこそ、思いがけないところで、自分に必要な言葉と出会えるのかもしれません。
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【↓有料エリア】自分の読書を武器に落とし込む
ここまでの【無料エリア】では、『乱読のセレンディピティ』を読んで、私自身の本との向き合い方がどう変わったのかを書きました。
ここから先の【有料エリア】では、もう少し実用的に掘り下げていきます。
読むのが苦手
積んでいる本を見ると少し落ち込む
読書を始めても続かない
読んでも内容が残らない気がする
自分には読書が向いていないのではないかと思う
そんな方が、少しずつ自分なりの読書を取り戻すための考え方と手順を書いていきます。
ここで大切にしたいのは、「読書ができる人になる」ことではありません。
本との距離を、自分に合う形に整えることです。
読む量を増やすことだけが目的ではありません。
速く読むことだけが価値でもありません。
内容を正確に説明できることだけが、読書の成果でもありません。
本を読むことで、自分の中に少し余白ができる。
今まで責めていた自分を、少し違う角度から見られる。
日常の中で、ふと一文を思い出せる。
それだけでも、読書は十分に自分の支えになります。
まず、読書の悩みを分けてみる
読書が続かないとき、多くの人は「自分の意志が弱い」と考えてしまいます。
しかし、実際には悩みが混ざっているだけのことがあります。
たとえば、読書の悩みには次のようなものがあります。
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