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『「ニコマコス倫理学」の道案内』|『ニコマコス倫理学』を日常で使える考え方に変える📕


【読書回顧録 No.R00001】
 表題1:『ニコマコス倫理学』の道案内
 表題2:『ニコマコス倫理学』を、日常で使える考え方に変える
 使用 :自分の思考、ChatGPT
 目的 :書籍の見方を変えて、読書を資産と捉えること
 著者 : 井川夕慈
読み方 : 通読
書籍種類: 一般書
読書回数: 1回




クリエイターTOP > 読書回顧録 > No.R00001


『「ニコマコス倫理学」の道案内』

寄り道のように見えて、自分に還っていく読書

「ニコマコス」

最初に、この言葉を見たとき、正直、何のことかまったくわかりませんでした。

  • 人の名前なのか

  • 場所の名前なのか

  • 考え方の名前なのか

どこか不思議で、少し近寄りがたくて、それなのに妙に「気になる言葉」でした。

私は最近、「人の幸福とは何か」「人の徳とは何か」ということを考える時間が増えていました。

そんなときに出会ったのが、井川夕慈さんの『「ニコマコス倫理学」の道案内』でした。

原書の『ニコマコス倫理学』をいきなり読む勇気は、正直ありませんでした。哲学書に慣れているわけでもありません。難しい言葉が並んでいたら、途中で止まってしまうかもしれない。そう感じました。

だから「道案内」という言葉に助けられました。

道案内」なら、「迷いながらでも歩けそうだ」と思ったのです。


「読書回顧録」として書き残す理由

今回から、自分が読んだ本を「読書回顧録」として書き残していこうと思います。

  • ただの感想文ではなく、その本を読んで、自分の心の中で何が動いたのか

  • どんな問いが生まれたのか

  • どんな言葉が残ったのか

それを、自分なりに書いていく記録です。

読書の深さも、次のように分けてみます。

  1. 目を通す

  2. 通読

  3. 熟読

  4. 精読

  5. 愛読

今回は「通読」です。

深く読み切ったというより、まずは一度、「全体を歩いてみた」という感覚です。

この本との出会い

この本を読むきっかけは、「一つの動画」でした。

深井龍之介さんが人生を変えた本として『ニコマコス倫理学』に触れていて、それが強く印象に残りました。

そもそも深井さんの話は、「歴史や思想のような難しそうなもの」を、『日常の言葉に近づけてくれるところ』があります。

その流れで「ニコマコス倫理学」という言葉が出てきたとき、なぜか記憶に残りました。

「これは、今の自分に関係がある本かもしれない」

そう感じました。

図書館で探してみると、原書ではなく『「ニコマコス倫理学」の道案内』という本が見つかりました。

その瞬間、少し安心しました。

いきなり山頂を目指すのではなく、まずは案内人と一緒に登れる。
そんな感じがしたからです。


この本は何についての本なのか

私なりに受け取ったこの本の中心は、次の2つです。

  • 人の幸福とは何か

  • 人の徳とは何か

この2つを、アリストテレスという人が考え抜いていく。
その道筋を、現代の読者にもわかるように案内してくれる本だと感じました。

もちろん、私は原書を読んでいません。
だから、正確な解説というより、あくまで「私がどう受け取ったか」の記録です。

しかし、その『受け取り方にも意味がある』と考えています。

読書は、「答え合わせだけの時間」ではありません。
本の中にある『言葉と自分の中にある経験が出会う時間』でもあります。


「最高善」という言葉に立ち止まる

本の中で、最初に強く残った言葉があります。

「善」
「最高善」

この言葉を見たとき、私は少し困惑しました。

」と聞くと、何となく「良いことをする」「正しいことをする」という印象があります。

しかし、この本では、『最高善』は『幸福』と結びついていました。

幸福とは何か

この問いは、簡単そうで、まったく簡単ではありません。

  • お金があることなのか

  • 人に認められることなのか

  • 静かに考える時間を持つことなのか

  • 誰かの役に立つことなのか

  • 自分に納得して生きることなのか

考え始めると、どこまでも深くなっていきます。

そして、私は、『幸福』という言葉を、少し雑に使っていたのかもしれないと感じました。


「完璧な正方形のような人」

本の中で、もう一つ強く残った表現があります。

幸福』な人は『完璧な正方形のような人』である

この表現を読んだとき、私は驚きました。

著者は、この表現を少しわかりにくいものとして扱っていたように感じましたが、私にはなぜか、すっと入ってきました。

なぜなら、私は以前から『最高な人とはどんな人なのか』を考えていた時期があったからです。

そのとき、私の中に浮かんだ答えは、

「美しい立方体の器を持っている人」

でした。

  • 幅がある

  • 奥行きがある

  • 深さがある

  • そして、それらが極端に偏っていない

そんな人です。

もちろん、アリストテレスの言う「完璧な正方形」と、私の言う『美しい立方体』は同じものではありません。

しかし、どこかで響き合っている気がしました。

  • 人としての姿勢に偏りがない

  • 場面によって大きく崩れない

  • 自分の中に、静かな軸がある

そういう人を、私は『最高人』と呼びたいのだと考えています。


寄り道のようで、必要な道だった

この本は、私にとって『寄り道のような本』でした。

もともと何かを解決したくて読んだわけではありません。
すぐに役立つ知識を求めていたわけでもありません。

しかし、読み終わってみると、自分の中にあった問いが少しだけ形を持ちました。

『幸福』とは、ただ気分が上がることではない
『徳』とは、ただ立派に見えることではない
『最高人』とは、誰かに勝つ人ではなく、自分の器を整え続ける人なのかもしれない

そう考えると、この読書は遠回りではありませんでした。

むしろ、今の自分に『必要な道』でした。

読書とは、ときに答えを得るためのものではなく、『問いの形を整えるためのもの』なのかもしれません。

そして、問いの形が整うと、『日常の見え方』が少し変わります。

  • 人との関わり方

  • 仕事への向き合い方

  • 自分を責めそうになったときの立ち止まり方

  • 何を大切にして生きたいのか

そうしたものに、少しだけ言葉が与えられます。


【↑無料エリア】ここまでのまとめ

「ニコマコス倫理学」の道案内』は、哲学に慣れていない私にとって、考えるための入口になってくれる本でした。

特に残ったのは、次の3つです。

幸福とは何かを、簡単に決めつけなくていい
徳とは、日々の行いの中で少しずつ形になるものかもしれない
最高人とは、美しく整った器を持つ人なのかもしれない

この本を読んで、私は「寄り道」の見方が変わりました。

寄り道」は、「目的から外れた時間」ではありません。
自分の奥にある『問いへ還っていく時間』でもあります。


【有料エリア】では、この読書体験をさらに実用的に広げます。

「ニコマコス倫理学」の道案内』を、ただの哲学の話で終わらせず、日常で使える考え方に変えるにはどうすればよいのか?

最高人』という考え方を、自分の生活や仕事、人間関係にどう応用できるのか?

そして、『自分の読書を資産に変える』ために、どんな問いを持てばよいのか?

そこを、具体的に書いていきます。


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