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日本選手権がない初夏

プロローグ

今週末は、日本選手権
ですが、5年ぶりに日本選手権がない初夏を迎えています。

2月から遠隔でサポートしてきた女子選手、緒方快選手【熊本陸協】共に、日本選手権の申し込み資格記録を破れず…といった状況でした。

それなりに、熱量を込めて、挑戦してきましたが、付け焼刃で結果を残せるほど、甘くないのは、どの世界も一緒ですね。準備不足は明らかでした。

激闘の日本選手権2025から、はや1年。
未だに心身のダメージが回復せず、コーチとしての自分が、どこに向かっているのか、わからないまま、時間だけが過ぎています。

コーチ業以外の仕事

コーチ業以外の仕事は、むしろ順調で、様々な事業が、少しずつ形になってきました。

ウズベキスタン出張
KIPRUNとのパートナーシップ契約
大好きな大阪国際女子マラソン業務
世界のトップ選手たちとの交流
関東学院大学陸上競技部のケニア合宿
海外レース派遣
女子学生アスリートのサポート事業

ずっとやりたかった仕事が、少しずつ形になっていく喜び、世界中の方々と繋がれる仕事、たくさんの方々のおかげで、刺激的な毎日を送れています。

飛び込んできたビッグニュース

そんな折、飛び込んできたのが、ヴェロ選手の1分53秒台。
難攻不落と言われていたクラトフヴィロヴァ選手の世界記録まで、あと一歩に迫りました。

ヴェロ選手の特筆すべき点は、幼少期から現在まで一貫して Christiane Berset Nuoffer氏 の指導を受けていることです。トップレベルに到達しても大型トレーニンググループへ移籍せず、地元クラブの指導体制を継続しています。

Berset Nuoffer氏は元々、世界的な名コーチとして知られていたわけではありません。地方クラブのコーチとして活動しながら、ヴェロ選手を、
・U20欧州王者
・オリンピアン
・世界室内銀メダリスト
・ダイヤモンドリーグ優勝者
へ育て上げました。

ジュニア時代に過度な結果を求めず、U18、U20、U23、シニアと段階的に成長させています。

久しぶりに、心が揺さぶられたビッグニュースでしたね。
これが、大手スポーツメーカーのビッグクラブや、資金が潤沢な日本の実業団チームの選手・コーチだったら、ここまで、心は動かなかったと思います。

時の流れに身をまかせ

先日、50歳を迎えた時に、書いたnoteを、読み返してみました。

今年で54歳。そろそろ自分の人生の終着駅を決める時が来たのかな…と思います。

まぁやりたいことはたくさんありますが、ここからは、出会いと運ですかね。どこに向かうのかは、自分自身でもわかりませんが、時の流れに身をまかせようと思います。

エピローグ

引退して、改めて感じた大宅楓という選手の偉大さや尊さ。
今年の日本選手権女子3000mSCのスタートリストに名前がないことで、ようやく現実を受け入れることができそうです。

KAEDE OYA
やっぱり一番やりたい仕事




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