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士業の時間を奪う!「誰でもできる仕事は、本当に価値が低いのか?」


「それは誰でもできる仕事だから」

士業の先生とスタッフの仕事について話していると、時々こんな言葉を耳にします。

封筒を準備する。
郵便物を発送する。
電話を受ける。
資料を整理する。
コピーを取る。
ファイルを決められた場所へ戻す。
備品を発注する。
予定を入力する。
お客様から届いた書類を確認する。

確かに、こうした仕事に国家資格は必要ありません。
長年の専門知識が必要なわけでもありません。
その意味では、「誰でもできる仕事」と言えるかもしれません。

しかし私は、
「誰でもできる仕事」と「価値の低い仕事」は、まったく別のものだ
と考えています。

むしろ、人を雇っている士業事務所ほど、この二つを混同すると危険です。

なぜなら、
誰でもできる仕事を誰もやらなくなった瞬間、最後にその仕事をするのは所長だからです。

そして、所長の時間が少しずつ奪われていきます。


価値が低いから、スタッフに任せているのでしょうか

例えば、税理士の先生が切手の在庫を確認する必要はないでしょう。
司法書士の先生がコピー用紙を発注する必要もありません。
弁護士の先生が宅配便の伝票を補充する必要もないでしょう。
では、なぜ先生自身がやらないのでしょうか。

「簡単な仕事だから」
それも理由の一つでしょう。

しかし、本当は違うはずです。
先生には、もっと時間を使うべき仕事があるからです。

お客様との相談。
専門的な判断。
難しい案件への対応。
新規のお客様との面談。
スタッフへの指導。
事務所の経営。
将来の事業を考えること。
こうした仕事に時間を使うために、他の仕事をスタッフに任せているはずです。

そう考えると、

スタッフが担当している仕事の価値は、
「その仕事自体がいくらを生み出すのか」
だけでは測れないことが分かります。

その仕事をスタッフがやってくれることで、所長や士業の時間がどれだけ生まれているのか。
ここまで含めて考える必要があります。

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