【社長、それ逆です!】「新規事業やります!」社長、それ誰がやりますん? ーー 市場があることと、自社が勝てることは別ですーー
Season 2|少ない人数で伸びる会社の構造
No.094
経営相談の現場で、思わず心の中でつぶやく一言があります。
「社長、それ逆です」
もちろん、本当にそんな言い方はしません(笑)
でも、会社が伸び悩む時ほど、
経営者は「原因」ではなく「症状」に目を向けていることがあります。
このシリーズでは、実際の経営相談をもとに、
“構造で考える視点”を30秒で読める短い記事としてお届けします。
「新しい事業を始めようと思ってるんです。」
そんなご相談をよくいただきます。
「いいですね。それ、誰がやりますん?」
「いや、それは誰かにやらせようかと。」
……社長。
その“誰か”がおらんから、人手不足なんちゃいますの(笑)
新規事業の相談を受けると、ときどき不思議に思います。
本業では、
「人が足りない」
「管理職が忙しい」
「社長に仕事が集中している」
と言っているのに、
なぜか新規事業になると、
人が一人、どこからともなく湧いてくる(笑)
しかも、新しい事業には、新しい仕事が増えます。
顧客も違う。
営業も違う。
必要な知識も違う。
業務も違う。
だから私は、もう一つ聞きます。
社長、なんで自分たちにできると思ったんです?
「市場が伸びているから」
「儲かるらしいから」
「これから需要が増えるから」
それは、
その市場へ入る理由です。
でも、自社がそこで勝てる理由ではありません。
新規事業をやるな、という話ではありません。
むしろ、会社が成長するためには、新しい挑戦も必要です。
ただし、少ない人数で伸びるなら、
遠くの新天地へ飛ぶ前に、いま持っている強みの隣を見る。
新しいことを始める前に、一度だけ聞いてみてください。
「その新規事業、本業の何を使える?」
ほとんど答えが出てこないなら。
社長、ちょっと飛びすぎやでーーー(笑)
次回予告
「ほな、新規事業なんかできへんやん。」
と思った社長。
いやいや、そういう話ではありません。
続きは金曜日。刮目せよ(笑)
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「社長、それ逆です」では、
経営の現場でよくある「それ、順番が逆かもしれません」を
取り上げています。
目の前で起きていることだけを追いかけず、
その原因を生み出している「構造」まで、一段上流に戻って考える。
そんな“構造で考える視点”を、30秒でお届けします。
「うちの会社も、一度構造から見てほしい。」
そう思われた経営者の方は、プロフィールからご相談ください。
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