10年目の春、どんぐりから地球の未来を語る
3月20日、春分の日。
今年も八代の宮嶋利治学術財団で理科教室を開かせていただく。
振り返れば、この場所でマイクを握り続けてかれこれ10年。
八代の先生方が大切に耕してこられた信頼の土壌に、毎年一本の苗木を植え続けるような、そんな心地よい緊張感がここにはある。
今回のテーマは「環境問題×どんぐり」。
地球温暖化対策推進委員として4期目を務める私のライフワークを、科学実験と掛け合わせた。
「環境問題」という言葉は、子供たちには少しばかり重くて遠い。
けれど、掌の中にある一つのどんぐりから「なぜ地球が熱くなっているのか」を紐解けば、それは自分たちの物語へと変わる。
1年生から6年生まで、学年の壁を超えて夢中になれる「体験型の学び」を形にした。
実は、今回の授業にはもう一つの物語がある。
助手として、今春から大学生になる息子が参加してくれることになった。かつては私の後ろを追いかけ、この理科教室で何度も助手を務めてくれた彼。
合格という大きな節目を越え、一人の大人として、そして教育の担い手として共に現場に立てる。
親として、これほど感慨深い春はない。
ありがたいことに、定員20名を大幅に超え、参加者は30名に迫る勢いだ。
「嬉しい悲鳴」とはまさにこのこと。
低学年の子が多い今回の構成。
各テーブルを「島」に見立ててグループを組み、高学年をリーダーとして配置する。
異年齢が混じり合う中で、教え、教えられる。
その瞬間の化学反応をコントロールするのが、私の腕の見せ所だ。
「先生の対応、本当にすごいですよね」
保護者の方からそう言っていただけることもある。
けれどそれは、私がすごいのではない。
予測不能な子供たちの反応、その「瞬間」に磨かれ続けてきた10年の経験が、私を動かしているだけなのだ。
30人の熱気。どんぐりの温もり。
そして息子の成長。
すべてが混ざり合う特別な理科教室。
八代の空の下、最高の学び場を創り上げたい。
今から、ワクワクが止まらない。
授業のCanvaは下記!
今度の授業で使うスライドを作成しました。
集大成になります。ご覧いただき感想をお願いしたいです。
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