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経理も契約書もAIに任せる。決めるのは僕(最終チェックだけ僕の線引き)

経理も、契約書も、営業先探しも、僕はAIに任せています。ただし全部ではなく、「判断」と「最終チェック」は自分に残す。この線を先に引いておくと、間違えられない仕事ほど渡しやすくなります。

朝イチの資金繰り確認は、こう渡している

月曜の朝、僕が最初にやるのは会社の数字の確認です。といっても、自分で会計ソフトを開いて集計するわけではありません。

渡しているのは、会計ソフトのデータそのものです。それをClaude Codeが直接読んで、入出金と残高の見通しを報告してくれる。僕はコーヒーを飲みながら、その報告を読むだけ。ここまでが朝イチの定型です。

報告を読んで引っかかるところがあれば、そこから深掘りに入ります。たとえば「この経費なんで高い?」と一言聞く。すると科目の中身を分解して、どこを削れそうかまで案を出してくれます。僕がやるのは、その案を見て「削る」「削らない」を決めることだけです。

数字の不安がない朝は、仕事が速い。月曜の出だしは、ここで決まります。

会計データを渡して見通しを返させる。削るかどうかを決めるのは僕です

契約書は「専門家に見せる前の下ごしらえ」を任せる

契約書は、間違えられない仕事の代表だと思います。だからこそ以前は、専門家に見せる前に自分で内容を確認する段階だけで、数時間かかっていました。

今はまず、その契約書をAIに渡します。返させるのは二つ。一つは、リスクになりそうな箇所の洗い出し。もう一つは、それぞれに対する修正案です。気になる箇所と直し方の案が、セットになって戻ってきます。

ここで大事なのは、AIの答えをそのまま採用しないことです。洗い出された箇所を一つずつ自分で読んで、直すかどうかを決める。必要なら専門家にも見せる。AIがやっているのは、その手前の下ごしらえです。

この下ごしらえが、数時間から数十分になりました。気になる箇所に先に目印がついた状態で読めるので、自分の目は「直すかどうか」に集中できます。

洗い出しと修正案はAI。直すかどうかの判断と最終確認は自分です

営業代行探しは、送信ボタンの手前まで

先日いちばんの山場だったのが、営業の外注先探しでした。

やりたかったのは、営業代行の会社に相談することです。ただ、どの会社があって、報酬の相場はどれくらいで、うちの条件に合うのはどこか。これを自分で一から調べるのは、正直かなり重い仕事です。

そこで、条件だけ伝えて、調べる工程を丸ごと任せました。AIが進めてくれたのは四つの工程です。

  1. 営業代行の会社をリサーチする

  2. 報酬の相場を検証する

  3. 条件に合う候補を絞り込む

  4. 候補の会社ごとに内容を変えた問い合わせ文を作る

僕の手元に届いたのは、「確認して送るだけ」の状態になった問い合わせ文でした。やったことは最終チェックと、送信ボタンを押すことだけです。逆に言えば、送るのは僕。AIには送らせない。ここは最初から決めていました。

同じ時期に法人向けの提案書も作りましたが、これも相手企業に合わせた下書きはAIが作り、僕は中身の判断に集中する、という同じ形です。

四つの工程はAI。最終チェックと送信は僕。この順番を崩していません

間違えられない仕事ほど、線引きがあれば任せられる

ここまで読んで、「それでもお金や契約は怖い」と思う人はいると思います。

僕の考え方はシンプルで、AIの出力は最初から7割くらいで上がってくるものだと決めておくこと。そして「これはしないでね」というガードレールを先に伝えておくことです。この二つの詳しい話は別の記事に書いたので、ここでは繰り返しません。

お金と契約まわりで僕が引いている線を整理すると、「決めない」「送らない」の二つになります。経費を削るかどうかは決めさせない。契約書の修正を確定させない。問い合わせ文は作らせても、送らせない。AIに任せるのは、判断の手前まで。判断と最終確認は、毎回自分の目でやる。

僕の場合、この線が引けてから「任せられない仕事」がほとんどなくなりました。経理も契約書も営業も、「間違えられないから全部自分でやる」のではなく、「間違えられないからこそ、下ごしらえを任せて、自分は見るところに集中する」に変わりました。目的地を決めるのは自分、そこまでの手段はAI。お金と契約まわりも、この分け方の延長線上にあります。

任せるのは判断の手前まで。判断と最終確認は、毎回自分の目でやります

まとめ

  • 資金繰り:会計データを渡して、入出金と残高の見通しを報告させる。削るかどうかは自分が決める

  • 契約書:リスクの洗い出しと修正案まで返させる。専門家に見せる前の下ごしらえが数時間から数十分に

  • 営業代行探し:リサーチ、相場の検証、絞り込み、問い合わせ文まで任せる。最終チェックと送信は自分

  • ガードレールは「決めない」「送らない」。判断の手前までを任せる

間違えられない仕事ほど、線引きを先に決めてから渡してみてください

もし「経理や契約書はAIに任せられない」と思っているなら、まずは「自分が最後に見るのはどこか」を一つ決めてみてください。そこが決まれば、その手前は思っているより任せられます。


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