ITエンジニアのキャリア相談室。あなたの「頑張り」はちゃんと評価されていますか?
こんにちは! IT専門のキャリアコンサルタント、小宮山です。
あなたは、こんな風に言われたり、自分でそう思ったりしていませんか?
「頑張り屋さんだね」と。
誰よりも遅くまで残業し、新しい技術を学んでいる。
なのに、なぜか評価されない。
年収も上がらない。
頑張りが報われないと感じるその心の内を、私は痛いほどよくわかります。
今回は、報われないと感じる「頑張り」の正体と、今日からできる「報われるための頑張り方」をお話しします。
その「頑張り」は、誰に届いていますか?
あなたの頑張りが報われないのは、努力の量が足りないからではありません。
実は、頑張りの「方向性」にズレがあるのかもしれません。
成果が見えない頑張り:
次期プロジェクトで役立ててもらうために、今回のプロジェクトのナレッジや課題を報告書にまとめた。しかし、結局参照されず、同じ課題に苦しんでいると耳にした。会社が求めていない頑張り:
効率化のためにプロジェクトに適したツール導入を提案したが、会社は費用対効果やメンテナンスを重視し、却下された。一人での頑張り:
品質向上のため一人で黙々と作業を進めた結果、要件変更に気づかず、手戻りが発生した。
あなたの頑張りは、どれも素晴らしいものですが、誰に、どのように伝わっているかを考えると、少しもったいないかもしれません。
「不安」から「ワクワク」へ
私は「報われる頑張り」を実践しているITエンジニアを何人も見てきました。
彼らに共通しているのは、「自分のシステム」ではなく、「ユーザーや会社という相手」の立場で考えているということです。
例えば、私が知っているあるエンジニアは、ユーザーが作った資料を細かくインプットし、システム目線ではなくユーザー目線で動かしてみることを実践していました。そして、ユーザーが抱える課題を、ユーザーの言葉で理解しようと努めていたのです。
「自分はエンジニアだから、相手はお客様だから」といった垣根にこだわらず、「最高のものを届けたい」という気持ちが強かったように思います。
その結果、彼はユーザーからの信頼を勝ち取り、若手ながらプロジェクトの中心メンバーとして抜擢されました。彼の頑張りが正しく評価され、次のキャリアへと繋がったのです。
あなたの「頑張り」を、会社の成果に変える
ここで、あなたに考えてほしいことがあります。
あなたは、結果を出すことに夢中になって、「あなたが求める結果」と「会社が求める結果」が本当にイコールなのか、見失っていませんか?
もし、あなたが10時間かけて完璧な仕様書を作成したとします。あなたにとっては、それは「頑張り」であり、評価されるべき成果です。しかし、上司や会社がその時求めていたのは、「多少不完全でもいいから、とにかく早く顧客に提案できる資料」だったとしたらどうでしょう?
あなたの10時間の頑張りは、会社が求める成果とはズレていたため、残念ながら正当に評価されないかもしれません。
報われる頑張りとは、会社の目標という「目的地」に向かって進むための頑張りです。目的地が分かっていれば、10時間かけて完璧な仕様書を作るのではなく、2時間で骨子を作り、まずは上司と「この方向性でOKか?」と確認する、といった行動が取れます。
このように、会社が何を求めているのかを理解することで、頑張りの「方向性」が定まり、あなたの努力が「誰かの役に立つ成果」として認識されるようになります。これが、報われる頑張りの第一歩なのです。
その「頑張り」を活かす場所は、今いる場所ですか?
あなたの頑張りは、決して無駄ではありません。ただ、その「頑張りを活かせる場所」が、今の会社ではない可能性もあります。
もし、あなたが追い求める成果と、会社が求める成果が明らかに違うと感じるなら、それはあなたの問題ではなく、活躍する場所が違うのかもしれません。
一人で頑張りの「方向性」を変えようと苦戦する前に、一度立ち止まって、私にあなたの話を聞かせてください。
あなたの頑張りが、正しく報われるキャリアへと繋がるよう、全力でサポートします。
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