すき家のCMソングでボケ倒す4歳息子と、ツッコミを我慢できなかった私の話
最近、4歳のお調子者息子が、あるテレビCMにドハマりしている。
俳優の石原さとみさんが美味しそうに牛丼を食べる、あの「すき家」のCMだ。 特に、最後に流れるお馴染みのあのメロディがお気に入りらしい。
「すき家の牛丼♪」
あの絶妙に耳に残るリズムに合わせて、息子は後ろの言葉をいろんなワードに変えて、替え歌を作って楽しそうに歌っている。
最初は、リビングのソファでゴロゴロしながら「可愛いなぁ」と微笑ましく聞いていた私だったが、息子のボケの角度が上がっていくにつれ、次第に心の中のツッコミが抑えきれなくなっていった。
息子のワンマンステージは、まず可愛いところから始まった。
「すき家のおもちゃ♪」 (あぁ、キッズメニューでもらえるやつね。クレヨンしんちゃんとかの。わかるわかる)
「すき家のメロンソーダ♪」 (うん、確かにドリンクメニューにあるわ。よく見てるな〜)
ここまでは平和だった。 しかし、ここから息子の打率が急激に上がり始める。
「すき家のパーパ♪」 (いやいや、パパすき家に勤めてないよ? アルバイトもしてないよ?)
「すき家のマーマ♪」 (だから、ママも勤めてないって。我が家はすき家一族じゃないのよ)
ちょっと雲行きが怪しくなってきたな、と思っていると、次の一手が秀逸だった。
「すき家の、みーず♪」 (そこいく!? 席に着いたら最初に出てくるあの冷たいお水ね! 間違ってはないけど、チョイスが渋すぎるだろ)
心の中で静かにツッコミのジャブを入れ続けていた私だが、次に息子から飛び出した言葉で、ついに限界を迎えた。
何気なく、楽しそうに、息子はこう歌い上げたのだ。
「すき家の、かでん(家電)♪」
「売ってないわーーー!!! それはヤマーダデンキ♪ の方だわ!!!」
我慢の限界だった。 あまりのジャンル飛びに、私はお腹を抱えて吹き出しながら、全力で口に出してツッコミを入れてしまった。
「ヤマーダデンキ♪」の部分は、もちろん本家のあのCMソングのイントネーション完全再現である。牛丼屋で冷蔵庫や洗濯機が買えるか。
私のキレのある(?)ツッコミがよほど嬉しかったのか、息子は「キャハハハ!」と大喜び。 そして、その一連のコントを特等席で見ていた妻も、大爆笑していた。
うつ病の闘病中で、普段は体調が優れない日も多い妻。 そんな妻が、私のツッコミのタイミングがツボに入ったらしく「あははは!ヤマダデンキはウケる!」と、声を上げてお腹を抱えて笑っている。
ただのCMソングから始まった息子の無邪気な一言が、我が家のリビングを温かい爆笑の渦に巻き込んだ瞬間でした。
次は一体何が「すき家」に登場するのか。 妻と息子の笑顔をまた引き出すために、パパはいつでもツッコめる心の準備をしておこうと思います。
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