見出し画像

抱っこ拒否された4歳息子が、パパの靴の上で編み出した天才的アイデア

子どもが大きくなるのは本当にあっという間だ。 嬉しい成長である反面、パパの体力にとってはなかなかシビアな現実も突きつけられる。

最近の悩みは、4歳息子が「だいぶ重くなってきた」こと。 お調子者で甘えん坊の息子を外出先で「抱っこ!」と言われるたび、気合いで持ち上げるものの、長時間の抱っこは私の腰と腕がそろそろ限界を迎えてしまう。

だからといって、抱っこを拒むと、今度はその場にズルズルと地べた座り(通称:地べたストライキ)を始めようとする。

「ズボンが汚れちゃうから、地べたに座るのは我慢しようね」 「あと少し歩いたら、あそこのベンチで休憩しよう!」

毎回、あの手この手でなだめすかし、できるだけ地べたに座らせないように攻防戦を繰り広げていた。

そんなある日のこと。 うつ病の闘病中である妻だが、その日はお出かけできそうな体調だったので、「家族3人で出かけよう!」という話になった。嬉しそうに笑う妻と一緒に、心地いい風を感じながらの楽しい家族お出かけだ。

しかし、お出かけ先からの帰り道。駅のホームで電車を待っているとき、息子に限界が訪れた。 その日、大好きなママと一緒のお出かけが嬉しかったのか、自分の足で一生懸命たくさん歩いて疲れ果てた息子が、トボトボと私の足元に寄ってきて抱っこを求めてきたのだ。

「ごめんね、パパもう腕がパンパンで抱っこできないんだ。電車が来るまであと少しだから、立って待とう?」

私がそう伝えると、いつもならここで「えー!」と地べたに座り込むはずの息子が、なぜか真面目な顔で私を見上げてこう言った。

「パパ、あし、そろえて?」

「ん? 足を揃えるの? こう?」

言われるがままに、私がホームの上で両足をピシッと揃えて立つと、息子は驚きの行動に出た。 くるりと後ろを向くやいなや、綺麗に揃った私の靴の上に、ちょこんとお尻を乗せて座り込んだのだ。

駅のホームで、両足を揃えたパパの靴を「チェアー」にする。

予期せぬ息子の行動に、私が「えっ!?」と固まっていると、息子は私の靴の上に座ったまま、ドヤ顔でこう言い放った。

「これなら、じべたじゃないもんね!」

(確かにーーーー!!! 工夫が過ぎるわ!!!)

心の中で特大のツッコミを入れてしまった。 「ズボンが汚れるから地べたに座っちゃダメ」というパパの教えを、まさかこんなウルトラCでクリアしてくるとは。電車が来るまでのわずかな時間すら、どんだけ休憩したかったんだお前は。

子どもの発想力というか、とんちの効いたライフハックには本当に脱帽するしかない。 横でその様子を見ていた妻も、息子のあまりの賢さに「え、天才じゃん(笑)」とケラケラ笑っている。

駅のホームでこの体勢のまま電車を待つ姿はかなりシュールだったが、汚れるわけじゃないし、息子のこの必死の工夫があまりにも愛おしくて、我が家ではこの「パパの足チェアー」を特別に「OK」というルールにした。

ただ、問題がひとつだけある。

靴の上で満足そうに休憩している息子は、今も現在進行形でスクスクと成長中だ。 これからさらに息子の体重が増えていった時、果たして私の足の骨(と靴)は耐えきれるのだろうか。

「じべたじゃないからOK」の攻防戦は、近いうちに「パパの足の耐久レース」へと姿を変えそうである。

📢 tamaファミリーからのお知らせ

このnoteでは、お調子者の4歳息子に振り回されるパパのドタバタな
育児エッセイ(無料)をたくさんお届けしています!

「このパパ、一体どんな人?」と気になってくださった方は、我が家のこれまでの歩みをまとめた自己紹介記事もぜひあわせてお読みください✨

この記事を読んで「クスッと笑えた!」「パパの足どんまい!」と思ってくださった方は、画面下の【スキ❤️】や【フォロー】で応援していただけると、家族3人、明日のエネルギーになります!

#エッセイ #子育て #子どもあるある #家族の日常 #子どもの発想 #ライフハック #親バカ部 #うつ病 #子どもの成長を感じるとき

いいなと思ったら応援しよう!