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【みかみか】第3章 江戸時代の文化とSDGs

多摩経営工房SDGs研究会では、「SDGs+(ぷらす)」として、メンバーが日替わりでSDGsに関するさまざまなテーマを発信しています。
江戸時代の暮らしや日本文化の中には、現代になって「SDGs」と呼ばれる考え方につながる知恵や工夫が数多く息づいています。木曜日は、そんな身近な事例を通して、持続可能な社会や経営のヒントを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

📗第3章 江戸時代の文化とSDGs(後半)

中小企業に活かせる「江戸の知恵」
こうした江戸の生活文化は、現代の中小企業の経営にも応用できるヒントが数多く含まれています。

  • 無理に新しいものを取り入れるのではなく、「すでにある仕組み」を見直す
     → 長屋のように地域で支え合う仕組みは、商店街や地域団体と連携した事業にも応用できます。

  • 「廃棄されていたもの」に価値を与える視点
     → 屑屋や修理文化は、製造業や飲食業におけるフードロス・副産物活用にも活かせます。

  • エコな行動に「意味」と「楽しさ」を加える
     → 打ち水やお祭りのように、環境と地域が連動した活動は、社員や地域住民を巻き込む仕掛けとしても有効です。

  • “足るを知る”という価値観を経営に取り入れる
     → 大きく成長することだけが正解ではなく、持続可能な「ちょうどよい経営」を目指す選択肢も、これからの時代に求められる視点です。


 もちろん、江戸時代が理想の社会だったわけではありません。当時は身分制度やジェンダー不平等といった課題も多く、現代のSDGsの目標すべてに対応できるわけではありません。しかし、限られた資源のなかでいかに無駄なく暮らすか、地域でいかに支え合うかという点においては、私たちが学ぶべき持続可能な知恵が多く残されています。

次回8/20(木)は…
👉第4章 諸外国との比較に見るSDGsの受け止め方と実践
日本以外の国々ではSDGsがどのように捉えられているのかを見ていきます。諸外国の実践と比較することで、日本の強みと課題の輪郭をより明確にしていきます。


木曜日担当 みかみか(丸山 美佳)
中小企業診断士 / 防災士

【略歴】
ICTメーカーのマーケティング部門で販促企画、イベント運営、ユーザー会事務局などを担当。震災復興支援やBCP策定、社会貢献活動など、SDGsにつながる現場実践を積む。
独立後は多摩地域での事業者伴走支援、展示会・ビジネスマッチング支援、地域活性のための「まちゼミ」支援等に従事する一方、「SDGsと日本文化」をテーマに研究・論文執筆を進めている。
また、コミュニティラジオやインターネットラジオを通じて地域で活躍する人々の紹介や情報発信にも取り組み、地域コミュニティの可視化とネットワークづくりを行っている。

【所属】
一般社団法人東京都中小企業診断士協会 三多摩支部 地域支援部
一般社団法人多摩経営工房(多摩ラボ) SDGs研究会/製造業研究会

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