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【登山×装備】アックスやアイスピトンの刃先が怖い? 100均「シートマグネット」で作る、落ちない・嵩張らない自作プロテクター

今回は、アイスアックスやピッケル、そしてDMM テリアやBDスペクターのような「鋭利なギアの持ち運び」に対する、安全携行具をご紹介します。



1. はじめに:鋭利なギアを持ち歩く「恐怖」

こんにちは、シュガーです!

雪山でのアイスアックス(ピッケル)や、沢のちょっとした岩場・草付きで活躍する「DMMのテリア」や「BDのスペクター」。こういった道具は非常に頼もしい存在ですが、持ち運ぶ際にどうしても気になることがあります。

それは、「腰にぶら下げて歩いている時、自分の足に鋭い刃先が刺さりそうで怖い」ということです。

歩くたびにブラブラと揺れる鋭利な先端は、自分だけでなくすれ違う他の登山者にとっても凶器になり得ます。

安全のためにカバー(プロテクター)をつけたいところですが、実は市販のカバーやよくある自作カバーには、現場で使う上でちょっとした「不便さ」が潜んでいるのです。

2. 既存の対策の弱点:なぜ「ビニールホース」は使いにくいのか?

鋭利なギアの刃先を保護する定番のDIYとして、昔から「透明なビニールホースを切って鞘(さや)にする」という方法があります。

こんなん、実際大体困らないが…

確かに刃先は守れるのですが、実際に使ってみると以下のような弱点が見えてきます。

  • 嵩張る(かさばる):
    ホース自体に丸みと厚みがあるため、ザックに外付けした時にゴツゴツと邪魔になります。

  • すぐに落ちて無くす:
    刃先に被せているだけなので、歩行中の振動や枝への引っ掛かりでいつの間にかスポッと抜け落ち、気づいた時には無くなっていることが多々あります。
    (安いとはいえ、なくすと悔しい)


「もっと軽く、薄く、水に強くて、加工しやすく、そして絶対に落ちないカバーが作れないか?」 そう考えてホームセンターをうろうろして見つけたのが、「シートマグネット」でした。

そう、ホワイトボードによく貼ってあるあれです。

3. 究極のハック:100均「シートマグネット」が最強の鞘になる

ホワイトボードや冷蔵庫に貼る、あのペラペラの「シートマグネット」。 実はこれ、刃物の保護具としてエンジニア的に見ても優れた特性を備えています。

水に濡れても全く問題なく、ハサミで自由に切れ、何より「磁力」を持っています。

アックスやテリアの刃は金属(鉄系合金など)で作られているため、このシートマグネットが
刃そのものにピタッと吸着してくれるのです。

4. 【実践】たった3分! 落ちないマグネット鞘の作り方

作り方は工作レベルで非常に簡単です。裁縫道具すら必要ありません。

【用意するもの】

  • シートマグネット

  • 丈夫なテープ(ダクトテープやビニールテープなど)

  • 穴あけパンチ

  • 細引き(細い紐)

【作り方】

  1. 刃の形に合わせて切る:
    シートマグネットをギアの刃の形に合わせて2枚切り抜きます。

  2. テープで束ねる:
    切り抜いた2枚のシートで刃を挟み込むように合わせ、外側からテープでぐるりと巻いて固定し、「鞘(さや)」の形にします。
    ※この時、先端のテープに少し隙間を空けておくと、そこから水が抜ける「水抜き穴」になります!

    ※完全にテープで巻くより、シートの半分程度をテープで巻くほうが外しやすく、使いやすいです。

  3. 紐で連結する:
    鞘の端に穴あけパンチでパチンと穴を開け、そこに細引き(紐)を通します。その紐をアックスやテリアの本体に結びつければ、「絶対に落として無くさないカバー」の完成です!


差し込んだ姿
シートの半分ぐらいの長さをテープで覆うと使いやすい
今回は紐で連結

5. 現場での運用メリット:磁力だから「片手」で外せる

実際にこのマグネット鞘をつけて、腰のハーネスに下げて山を歩いてみてください。 その薄さと軽さのおかげで、全く邪魔になりません。

そして最大のメリットは、「磁力で張り付いているため、歩行の振動では絶対に落ちないのに、いざ使う時は『片手』で横にズラすだけで簡単に外せる」ということです。

岩場や氷壁の途中で、片手で岩を掴みながらでも、もう片方の手でサッとカバーを外してすぐにギアを展開できます。

外したカバーは紐で本体と繋がっているので、そのままブラブラさせておけばOKです。

6. おわりに:安全の仕組みは、自分の手で最適化できる

「カバーが落ちてしまう」という小さなストレスも、素材の特性(磁力)を利用すれば、たった数百円で作れてしまいます。

DMMのテリアやアイスアックスだけでなく、わかん爪などのちょっとした保護など、「テープでまとめて形を作る」というこの応用力は無限大です。

鋭利なガチャが怖くて持ち出しを躊躇していた方は、ぜひシートマグネットを使って、自分専用のスマートな鞘を作ってみてくださいね!


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