「えっ、27,000円も…?」葬儀のあと、口座を見つめて呆然としたお客様の話

〜2026年4月から始まった“知らない人だけが損をする”制度のこと〜
多摩中央葬祭 森山 泰文

はじめに| 私が、このnoteを書こうと思った理由

こんにちは。 東京(23区外 多摩エリア)で1979年から葬儀の仕事を続けて、今年で47年目になります、多摩中央葬祭の森山 泰文と申します。

このnoteを書こうと思ったのは、つい先日、あるお客様から電話をいただいたからです。

「森山さん…。先月、他社で母の葬儀を済ませたんですけど、後で“区民葬の助成金”っていうのを知って…。もう、今からじゃ無理なんでしょうか…」

電話口の声は、震えていました。

——結論から言うと、もう間に合いませんでした。

葬儀社を選んだ瞬間に、27,000円は消えていたのです。

その方は電話の最後に、ぽつりとこう仰いました。

知らないだけで、こんなことになるんですね…

その一言が、ずっと胸に残っていて。

だから今日、このnoteを書いています。 一人でも多くの方に、同じ後悔をしてほしくないから。

🌸 そもそも「区民葬儀 助成金」って、なんですか?

2026年4月から始まった、まだ新しい制度です。

ざっくり言うと——

東京23区が認定した「公的な葬儀メニュー」を使って葬儀をすると、後から区役所に申請するだけで、現金が振り込まれる制度。

金額はこちら。

対象もらえる金額大人(満12歳以上)27,000円子ども(満12歳未満)15,000円

申請期限は、火葬の翌日から2年以内

…正直に言います。 これ、**「知っている人だけが、ちゃんと受け取っている」**制度です。

なぜなら、まだ始まったばかりで、ほとんどの方が存在すら知らないから。

⚠️ そして驚くべきは——「多摩エリアの方も対象になる」という事実

立川、府中、国立、昭島、三鷹、小金井、調布、国分寺など… このnoteを読んでくださっている多くの方は、多摩エリアにお住まいだと思います。

「23区民じゃないから、関係ないよね」

——そう思っていませんか? 実は、対象になるケースが、ものすごく多いんです。

詳しくは後ほど、実例とともにお話しします。

ここからが本題| もらい損ねる人を生む“5つの落とし穴”

実はこの制度、条件が1つでも欠けると、容赦なく0円になります。 これから一つずつ、お話しさせてください。

🔑 落とし穴①|葬儀社選びを間違えた瞬間、終わります

これが、いちばん大きな落とし穴です。

区民葬は、全東京葬祭業連合会に加盟する取扱葬儀社が行う制度で、指定業者以外は取り扱っていません。

つまり、最初に選んだ葬儀社が「指定」を受けていなければ、その時点で27,000円は永遠に手に入りません。

都内に葬儀社は約520社。指定を受けているのは、たった半分

ここ、本当に大事なところです。

最近は、テレビCMやネット広告で「○○万円ポッキリ!」みたいな葬儀ポータルサイトをよく見ますよね。 あれを通して紹介された葬儀社が、区民葬の指定を受けていないことが、実はとても多いんです。

冒頭でお話ししたお客様も、まさにそのパターンでした。 ネットで一番安そうに見えた葬儀社に頼んで——気づいたら、27,000円が空に消えていました。

💡 多摩中央葬祭は、**「特別区 区民葬儀 取扱指定店」**として正式に登録されています。 最初のご相談の段階で「区民葬で進められるか」「助成金の対象になる進め方は何か」、すべてお伝えできます。

🎫 落とし穴②|「祭壇券」か「霊柩車券」、どちらかが必要

ここから少し専門的な話になりますが、できる限りやさしくお伝えしますね。

区民葬には**「券」という仕組みがあります。 そのうち、「祭壇券」または「霊柩車券」のどちらかを必ず使う**ことが、助成金の条件です。

🪦 祭壇券とは?

簡単に言うと、**「区民葬の規格に合った祭壇や棺を使った証明」**です。

  • 白木祭壇または花祭壇(区民葬規格)

  • 棺(桐張棺 または プリント棺)

💡 ここが優しいところ。 最近多い「直葬(火葬のみ)」で、祭壇を一切飾らない場合も、区民葬指定の棺を選べば祭壇券の対象になります。

つまり、質素なお見送りでも、ちゃんと27,000円の対象になるということ。

🚍霊柩車券とは?

火葬場へ故人様をお連れする車——その車が区民葬指定の霊柩車であることを示す券です。

葬儀社に伝える「魔法のひと言」

打ち合わせの冒頭で、こう伝えてみてください。

助成金の対象にしたいので、祭壇券と霊柩車券、どちらが合いますか?

これだけで、ちゃんとした指定葬儀社なら、すぐに最適な提案ができます。 逆に、ここで言葉に詰まる葬儀社なら…ちょっと考えた方がいいかもしれません。

🏠 落とし穴③|多摩エリアにお住まいの方、ここが超重要です!

ここ、線を引いて読んでください。

故人様、または火葬費用を払った施主様のどちらかが、23区内に住民登録があれば、対象。

つまり、両方が23区民である必要はないんです。

実例|練馬区のお母様 × 府中市の息子さん

これは、本当にあったお話です。

  • 亡くなったお母様 → 練馬区にお住まい

  • 喪主の息子さん → 府中市にお住まい

息子さんは最初、

「自分は府中だから、区民葬なんて関係ないですよね…?」

と諦めていらっしゃいました。

でも、お母様が23区民だったので、しっかり対象になったんです。 申請は、お母様が住んでいた練馬区の役所で。 無事に27,000円が振り込まれた時、

「森山さん、本当に教えてくれてありがとうございます…」

と、何度も頭を下げてくださいました。

逆もまた然り、です

  • 亡くなったお父様 → 立川市にお住まい

  • 喪主の娘さん → 世田谷区にお住まい

このパターンも、娘さん(施主)が23区民なので、対象になります。

こういうケース、本当に「知らないだけで取りこぼされている」方が、たくさんいらっしゃいます。

📄 落とし穴④|領収書のたった一行で、すべてが止まる

ここ、私が一番もどかしいと感じている部分です。

役所の審査は、想像以上に厳しいんです。 条件をすべて満たしていても、**領収書の書き方ひとつで「却下」**になります。

❌ NGな領収書

「葬儀代一式 500,000円」

これだと、役所は「本当に区民葬のメニューを使ったかどうか」が分かりません。 それだけで、審査が止まってしまうんです。

✅ OKな領収書

区民葬儀 桐張棺 ○○円」 「区民葬 霊柩車利用 ○○円

このように、“区民葬の項目”を具体的に書いてもらうこと。

お名前は、必ずフルネームで

苗字だけでは、ダメなんです。

  • 故人様のお名前 → フルネーム

  • 施主様のお名前 → フルネーム

たったこれだけのことで、何人ものお客様が、書類の差し戻しで何度も役所と葬儀社を行き来する——という、本当に気の毒な状況に陥っています。 ただでさえ、大切な方を亡くしたばかりなのに。

だから、こう伝えてください

葬儀社との最後の打ち合わせで、ぜひこの一言を。

助成金を申請したいので、領収書には“区民葬の項目”を具体的に、お名前はフルネームで記載してください。

このひと言で、後の手続きが驚くほどスムーズになります。

🔥 落とし穴⑤|火葬場まで「指定」されている事実

これも、ほとんど誰も知らないことです。

火葬する場所まで、決められているんです。

対象となる火葬場(都内6か所)

  1. 町屋斎場

  2. 落合斎場

  3. 代々幡斎場

  4. 四ツ木斎場

  5. 桐ヶ谷斎場

  6. 堀ノ内斎場

そしてもう一つ。

「最も低廉な火葬料金」(大人87,000円)で火葬していることが条件。

つまり、「火葬したからOK」ではなく、**「どこで」「いくらで」**まで、しっかり見られます。

ここまで読んでくださった、あなたへ

正直に言いますね。

この制度は、**「優しくない設計」**だと思っています。 だって、こんなにたくさんの条件があって、1つでも欠けたら27,000円が消えるなんて——あまりにも不親切じゃないですか。

ご家族が亡くなった直後に、

  • どの葬儀社が指定か調べて

  • どの券を使うか判断して

  • 領収書の書き方を細かく指示して

  • 火葬場まで吟味する

…そんな冷静さ、ある人なんて、いません。

だからこそ、私たちプロがいるんです

私が47年、この仕事を続けてきて思うことは、ひとつです。

葬儀社の本当の価値は、“悲しみの最中にあるご遺族の代わりに、冷静に最善を尽くすこと”だと思うんです。

ただお葬式を執り行うだけじゃない。 ご遺族の負担を、1円でも軽くする。 そして、心にゆとりを持って、大切な方を送り出していただく。

それが、地元・多摩エリアで45年以上やってきた、**私たちの「誠実さ」**だと、信じています。

おまけ|「たまチュウ安心クラブ」のこと、少しだけ

最後に、少しだけお知らせさせてください。

弊社の**「たまチュウ安心クラブ」**にご加入いただくと、2親等まで、以下が無料になります。

項目 会員様 
🙆自社式場 利用料数十万円を➡️0円へ。ご安置料1日数万円を➡️0円へ。

お葬式の費用で、いちばん重くのしかかってくるのが、**「式場費」「ご安置代」**です。 そこをまるごと0円にすることで、同じ内容のお葬式でも、ご負担をぐっと抑えられます。

「区民葬助成金 + たまチュウ安心クラブ」を組み合わせると、最大級にお得になります。

最後に、お願いがあります

このnote、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

私はnoteで、難しい商売の話より、**現場で見てきた“本当のこと”**をお伝えしたいと思って書いています。

もし「知らなかった!」「親に教えてあげたい」と思っていただけたら、ぜひシェアやスキ❤️をしていただけると嬉しいです。

一人でも多くの方が、もらえるはずの27,000円を、ちゃんと手にできますように。 そして、知らないだけで損をする後悔を、これ以上、誰にもしてほしくない—— そんな想いで、このnoteを終わります。

📋 最後にもう一度|チェックリスト

迷ったら、ここに戻ってきてください。

  • 指定葬儀社に依頼している(都内約半数のみ)

  • 祭壇券または霊柩車券のどちらかを使っている

  • 故人様 or 施主様のどちらかが23区民

  • 領収書に**「区民葬の項目」+「フルネーム」**が明記されている

  • 指定火葬場6か所87,000円で火葬している

  • 火葬の翌日から2年以内に申請する

すべてに✅が入って、はじめて27,000円が受け取れます。

📞 ご相談・事前見積もり、いつでもどうぞ

「うちの場合、対象になりますか?」 「他社の見積もりと比べたいんですが…」

そんなご相談、大歓迎です。 むしろ、他社さまと本気で比べていただくのが、一番納得していただける方法だと思っています。

多摩中央葬祭株式会社 森の風ホール 立川・府中・国立・昭島・三鷹・小金井・調布・国分寺ほか多摩全域 24時間365日対応|特別区 区民葬儀 取扱指定店

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「ご葬儀は、地元の葬儀社が一番」 1979年創業、真剣に “生きる!” を考える。

多摩中央葬祭 森山 泰文