ハリソン・フォード・プレゼント、グレンモーレンジィの物語は、銀座とあべのにて紡がれる
「俳優業引退」を宣言したとされるハリソン・フォードが選んだ仕事が、グレンモーレンジィのプロモーションというのは、なかなか興味深い。ところどころ、クスリと笑えるウィットとペーソスの含まれた映像は、きっとYou Tubeなどに転がっているだろう。
今回は「父の日」に合わせ、プロモーションに活用されている銀座とミナミのBARがそれぞれポップアップバーとして、その期間を延長したという話題だ。シングルモルトの王道「グレンモーレンジィ」が、映画界のアイコン、ハリソン・フォードと組んだ壮大なグローバル・キャンペーン。その世界観に没入できるポップアップバーが、6月30日まで期間を延長した。
父の日は、ありきたりのプレゼントではなく、特別な「時間」と「空間」を贈るにうってつけというわけだ。
ハリソン・フォードが嫌々向かったスコットランドで出会ったウイスキー
主役は、グレンモーレンジィが俳優であり映画監督でもあるジョエル・エドガートンと制作した、全10話のショートムービー『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド』。主演はハリソン・フォード。彼がグレンモーレンジィの本拠地であるハイランド地方を訪れ、そのウイスキーが生まれる土地の空気、人、そして職人技に触れる。
このムービーが興味深いのは、予定調和のコマーシャルではない点。ハリソン持ち前の軽快なユーモアが随所に光り、意図的に「台本から外れた」スタイルで撮影されたという。スコットランド訛りの発音に苦戦したり、キルトの着こなしに戸惑ったり。そんな人間味あふれる彼の姿を、テインの歴史ある蒸溜所や19世紀のアードロス城、グラス湖を囲むドラマチックな風景が包み込む。
登場するのは、グレンモーレンジィ蒸溜所で働く実在の職人たち。ハリソンが彼らとシングルモルトを酌み交わし、親交を深めるシーンは、作り手への真の敬意に満ちている。ザ・グレンモーレンジィ・カンパニーのCEO、キャスパー・マクレー氏も「ハリソンは何十年も技術を磨いてきた人物。だからこそ、私たちのチームの献身と技術を高く評価してくれました」と語る。
さらに、このキャンペーンにはファッション好きの心をもくすぐる仕掛けがある。著名な写真家ラクラン・ベイリーが撮り下ろしたスチール写真では、ストリートウェアの雄「Palace」がデザインしたスタイリッシュなキルトを纏った、これまでにないハリソンの姿を見ることができるのだ。伝統と革新が融合する、まさにグレンモーレンジィそのものを体現したプロジェクトだ。
ウイスキー好きにはお馴染みのビル・ラムズデン博士も映像にチラリと登場。次回、来日の際はぜひ「よ、映画スター」と声をかけてみたいものだ。
銀座とあべのの隠れ家でスコットランドへの扉を開く
この深く、そして少しお茶目な物語の世界への扉が、東京と大阪のBARにある。東京の舞台は、銀座「Bar LIBRE GINZA」。そして大阪は、天王寺の「alcobareno」。6月30日までの期間、両店は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド』の世界観に没入できる特別な空間へと姿を変えている。
Bar LIBRE GINZAでは、この期間しか味わえない5種類のオリジナルカクテルがゲストを迎える。グレンモーレンジィの華やかな味わいを、トップバーテンダーの技術がさらに引き出し、物語のワンシーンを映したかのような一杯へと昇華させる。大切な人とカウンターに並び、ハリソンが見たスコットランドの風景に想いを馳せながらグラスを傾ける。それは、ただお酒を飲むという行為を超えた、極めてパーソナルで贅沢な体験だ。
父の日に贈る、最高の「乾杯」
「僕たちの遊び心を許してくれたグレンモーレンジィの感性に敬意を表します」。ハリソン・フォードはそうコメント。伝統を重んじながらも、常に新しい挑戦を忘れない。その遊び心と懐の深さこそ、グレンモーレンジィが世界中で愛される理由だろう。
その精神は、まるで成熟した大人の男性のようだ。来る父の日には、ネクタイや万年筆ではなく、このウイスキーが紡ぐ物語と、共に過ごす時間を贈るというのはどうだろう。親子でカウンターに座り、少し照れながらも、人生について語り合う。それはきっと、どんな高価な贈り物よりも心に残る、忘れられない一夜になるはずだ。
スコットランドで最も背の高いポットスチルが生み出す、フルーティーで華やかな味わい。そして、“ウイスキー界の革命家”の異名を持つビル・ラムズデン博士の飽くなき探求心。180年以上の歴史が育んだエレガンスと、未来を見据える革新性。そのすべてが、黄金色の液体の中に溶け合っている。
ハリソン・フォードがスコットランドで出会った、本物の温かさと、予期せぬ喜び。その物語の続きを、今宵、銀座の隠れ家で。この特別な夜への扉は、6月30日まで、あなたを待っている。

そう言えば、父と二人でBARに足を運んだことは、ついぞ一度もなかったな。ハリソン・フォードは、マンハッタンのティファニーの前で映画リメイクの『サブリナ』撮影中の姿を見かけたことがある。残念なのは、この銀座の一軒から、麗しきバーテンダーが一人卒業してしまったことである
【ポップアップバー開催概要】
■東京「Bar LIBRE GINZA」 ・期間:~ 2025年6月30日(月)・住所:東京都中央区銀座1-6-6 ARROWS B1F ・営業時間:15:00~23:30

■大阪「alcobareno」 ・期間:~ 2025年6月30日(月)・住所:大阪府大阪市阿倍野区松崎町2-3-59 ・営業時間:平日 16:00~24:00 / 土日 14:00~24:00

