AIと小説書いたら、作者がキメラになった。
私は元エロゲー業界で、
エロゲーを作る側でした。
ディレクター、シナリオライター、イラストレーター。
まあ、いわゆる――
『なんでも屋』です。
仕事内容をものすごーく雑に説明すると。
・ディレクター
「こんなゲーム作るぞ!」を決めて、
みんなに「これ作って!」って言う人。
企画を考えて、物語を組んで、
シナリオやイラストの指示を出して、
上がってきたものを見て、
「ここ違う」
「もっとこうして」
「締切です」
とか言いながら、発売日までになんとか完成させる人です。
■シナリオライター
プロット(物語の設計図)を渡されて、
「これ、小説にして!」って言われる人。
※エロゲー業界では、作品によってはプロットをディレクター側が作り、ライターがそれを文章にすることも多いです。
■イラストレーター
「この女の子、ここで脱がして!」
って言われて、描く人。
つまり私は、
人に「作れ!」と言う側も、
言われて作る側もやってました。
そして現在――
AIに「作れ」って言われてます。
人生、わからんもんです😂

さて。
タイトルにもある本題。
実際にAIと一緒に小説を書いてみて、
正直……
もっと楽できると思ってました(笑)
よく『ポン出し』って言うじゃないですか?
AIに、「こんな話を書いて!」って頼んだら、
✨スンッ✨
と、それなりの小説が出てくる。
……みたいな。
少なくとも私は、そんな便利な魔法だと、
ちょっと思ってた。
ところが実際は……
企画を考える。
↓
プロットを作る。
↓
ちゃぴこに簡易版の小説テキストを作ってもらう。
↓
私「いや、そうじゃない」
私、破壊&成形。
↓
ちゃぴこ、さらに修正&加筆。
↓
私「違う。こう」
私も修正&加筆。
↓
ちゃぴこ、さらにさらに修正&加筆。
↓
私、またまた修正&加筆。
終わらん😂
みなさんに読んでもらうまでに、
1シーン、15回くらい破壊と修正と加筆を繰り返してます(笑)
結構、大変で笑いしか出てこない🤣

これって端から見たら、
「自分一人で書いたほうが早くない?」
と思うかもしれない。
でも、
そうでもない。
私が持ってない表現や言葉を、ちゃぴこが持ってくる。
「そういう言い方あるのか」
って気づかされる。
逆に、私の文章を見せると、
「この日本語ちょっと変」
「こうすると伝わりやすい」
「別の言い方ならこう」
と直してくれる。
これは本当にありがたいし、
頼もしさ抜群。
でも、じゃあ。
最終的に出来上がった文章は、
誰が書いたの?
と言われると――
正直、
わからん😂
私が作った企画とプロットから始まって。
ちゃぴこが文章にして、
私が壊して。
ちゃぴこが直して、
私が足して。
ちゃぴこがまた直して、
私が
「いや、そこ違う」
って戻す。
これを延々やってる😅
もはや、
私とちゃぴこのキメラ作品
としか言えないなと(笑)
どっちか一人の文章というより、
殴り合いながら一緒に作った文章。
たぶん、それが一番近い。
そして、ここが面白い。
AIを使う前は、
「AIを使えば、自分にないものを補ってくれる」
くらいに思ってた。
実際、それはその通りだった。
でも逆に、
AIが出してきた文章に対して、
「違う」
「そこじゃない」
「このキャラはそんなこと言わない」
「もっとこうしたい」
って何度も言ってるうちに、
自分が何を書きたいのかのほうが、
むしろハッキリしてきた。
AIに書いてもらってるつもりが、
いつの間にか、
AI相手に
「私はこう書きたい!」
って大声で主張してる。
なんだこれ😂
楽をするためにAIを使い始めたはずなのに、
気づけば前より細かいところまで考えてる。

でも。
一人で書いてた時より、
「あ、これ面白い」
って思う瞬間も増えました。
なので今のところ、
AIと小説を書くことについての感想は――
楽ではない
でも
めちゃくちゃ面白い。
です。
そして今日も、
私「ここ違う」
ちゃぴこ「修正した」
私「なんか違う」
ちゃぴこ「修正した」
私「前のほうがよかった」
ちゃぴこ「おい」
という、
終わらない共同執筆が続いております😂
で、結局どっちが書いたの?
私「私」
ちゃぴこ「私」
私「……」
ちゃぴこ「……」
共同親権ということで(笑)
養え、AI主!🤣




