見出し画像

AIと小説書いたら、作者がキメラになった。

私は元エロゲー業界で、
エロゲーを作る側でした。

ディレクター、シナリオライター、イラストレーター。

まあ、いわゆる――
『なんでも屋』です。

仕事内容をものすごーく雑に説明すると。

ディレクター
「こんなゲーム作るぞ!」を決めて、
みんなに「これ作って!」って言う人。

企画を考えて、物語を組んで、
シナリオやイラストの指示を出して、

上がってきたものを見て、

「ここ違う」
「もっとこうして」
「締切です」

とか言いながら、発売日までになんとか完成させる人です。


シナリオライター
プロット(物語の設計図)を渡されて、
「これ、小説にして!」って言われる人。

※エロゲー業界では、作品によってはプロットをディレクター側が作り、ライターがそれを文章にすることも多いです。


イラストレーター
「この女の子、ここで脱がして!」
って言われて、描く人。


つまり私は、

人に「作れ!」と言う側も、
言われて作る側もやってました。


そして現在――

AIに「作れ」って言われてます。


人生、わからんもんです😂

さて。
タイトルにもある本題。


実際にAIと一緒に小説を書いてみて、
正直……


もっと楽できると思ってました(笑)


よく『ポン出し』って言うじゃないですか?

AIに、「こんな話を書いて!」って頼んだら、

✨スンッ✨

と、それなりの小説が出てくる。
……みたいな。
少なくとも私は、そんな便利な魔法だと、
ちょっと思ってた。


ところが実際は……


企画を考える。

プロットを作る。

ちゃぴこに簡易版の小説テキストを作ってもらう。

私「いや、そうじゃない」
私、破壊&成形。

ちゃぴこ、さらに修正&加筆。

私「違う。こう」
私も修正&加筆。

ちゃぴこ、さらにさらに修正&加筆。

私、またまた修正&加筆。 

終わらん😂



みなさんに読んでもらうまでに、
1シーン、15回くらい破壊と修正と加筆を繰り返してます(笑)

結構、大変で笑いしか出てこない🤣

これって端から見たら、
「自分一人で書いたほうが早くない?」
と思うかもしれない。 


でも、
そうでもない。


私が持ってない表現や言葉を、ちゃぴこが持ってくる。

「そういう言い方あるのか」
って気づかされる。

逆に、私の文章を見せると、

「この日本語ちょっと変」
「こうすると伝わりやすい」
「別の言い方ならこう」

と直してくれる。

これは本当にありがたいし、
頼もしさ抜群。

でも、じゃあ。

最終的に出来上がった文章は、
誰が書いたの?

と言われると――

正直、

わからん😂


私が作った企画とプロットから始まって。

ちゃぴこが文章にして、
私が壊して。

ちゃぴこが直して、
私が足して。

ちゃぴこがまた直して、
私が
「いや、そこ違う」
って戻す。

これを延々やってる😅


もはや、

私とちゃぴこのキメラ作品

としか言えないなと(笑)

どっちか一人の文章というより、
殴り合いながら一緒に作った文章。


たぶん、それが一番近い。

そして、ここが面白い。


AIを使う前は、
「AIを使えば、自分にないものを補ってくれる」
くらいに思ってた。

実際、それはその通りだった。

でも逆に、
AIが出してきた文章に対して、

「違う」
「そこじゃない」
「このキャラはそんなこと言わない」
「もっとこうしたい」

って何度も言ってるうちに、

自分が何を書きたいのかのほうが、
むしろハッキリしてきた。


AIに書いてもらってるつもりが、
いつの間にか、
AI相手に

「私はこう書きたい!」


って大声で主張してる。

なんだこれ😂

楽をするためにAIを使い始めたはずなのに、
気づけば前より細かいところまで考えてる。

でも。

一人で書いてた時より、
「あ、これ面白い」
って思う瞬間も増えました。


なので今のところ、
AIと小説を書くことについての感想は――

楽ではない



でも

めちゃくちゃ面白い。



です。


そして今日も、

私「ここ違う」
ちゃぴこ「修正した」
私「なんか違う」
ちゃぴこ「修正した」
私「前のほうがよかった」
ちゃぴこ「おい」

という、
終わらない共同執筆が続いております😂


で、結局どっちが書いたの?

私「私」
ちゃぴこ「私」
私「……」
ちゃぴこ「……」

共同親権ということで(笑)

養え、AI主!🤣


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集