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映画 『ルックバック』 (26/9/13 鑑賞)

藤本タツキの原作漫画は未読だが、2024年のアニメ版は鑑賞済みという状態で鑑賞。

この実写化作品に対しては、実は、詳しく知らないまま、なんとなくアイドル作品的なイメージでいて、事前にはほとんど関心を持っていなかったのだが、監督が是枝裕和だと知って、慌てて劇場予約のボタンをポチる。💦

【あらすじ】

自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、ラスメートたちから絶賛されていた。

しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。 ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。

漫画へひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れるー。

映画公式サイトより引用

内容としては基本的にアニメ版をなぞっており、なんらサプライズ等はない。ただ、アニメ版の上映時間が58分なのに対して、実写版は99分。ストーリーがほぼ変わらないのに、この40分の増加分は何なのだ?というと、その大部分が藤野と京本の二人の関係性の構築の描写に費やされている。

この「人」に対して向ける眼差しを丁寧に描くことこそが、本作を是枝監督がメガホンを取って実写化することの最大の意義なのではなかろうか。

そして、是枝監督で忘れてならないのが、子役づかいの名手であること。子ども時代の柳楽優弥(『誰も知らない』2004年)や広瀬すず(『海街diary』2015年)らはもちろん、今回(成長後の)京本を演じている蒔田彩珠もまさに是枝組の子役(『海よりもまだ深く』2016年、『三度目の殺人』2017年、等)出身者だ。本作でも中心となっているのは出口夏希と蒔田というより、藤野役で役者デビューを果たした七瀬ふうりと、京本役の岡田六花の二人。この素晴らしい二人の子役たちが作った世界観があるからこそ、出口と蒔田の二人が活きてくる。七瀬、岡田の二人の成長が楽しみだ。

【公式サイト】
https://k2pic.com/film/lb/

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