「難病×はたらく」の未来をデザインする~クリエイティブの力で“RDワーカー”の可能性を引き出す⑤
先日、難病の医療券の更新手続きの書類が届きました。1年に1度って頻度高すぎると思うんですよ〜泣。まあまあ大変な手続きでありまして、なんとかならないもんですかね〜。これについてはまた今度w
さて、続きを書いていきますね。順番が前後しますが、今日は4つのクリエイティブの中の1つ、「お気になさらズ」について書いていきます。このクリエイティブ作品が私が最も深く関わらせてもらった作品となります。

コミュニケーションツール

電通の星さんと江口さんが制作してくださいました。

1番に起点となったのが、私が今勤めているゼネラルパートナーズという会社の難病のある同僚が言った
「職場で自分のことを言いやすい環境が、私を働きやすくしてくれた」
という意見だったそうです。そして、課題感としてこんな事を設定したそうです。

「ごめんね」「ありがとう」
をいう機会が多いのでは?
その解決策として、

意思表明のツールを作りたい
という事を考えたそうです。

こんな経緯があり、お気になさらズが爆誕したという訳です。ちなみに交流会で星さんと江口さんにインタビューしてみたところ、お皿よりも先に「お気になさらず」という言葉→調べてみたらお皿のキャラっていままでに無い→作ってみようって感じになったそうです。思わず、「天才か!」とのけぞってしまいました(賞賛)

お気になさらズとは?
みんなの気持ちを乗せて運んでく届けてくれるお皿たち
あなたの気持ちも受け止めるし
伝えたいことも届けてくれる
さらズに何をのせて届けますか?

理解や支援を表明します

星さんや江口さん外崎さんらの電通の皆さんや他のRDワーカーの皆さんとお皿に乗せる気持ちや言葉をすり合わせる作業はめちゃくちゃ楽しかったです。これがクリエイティブのなせるワザ!
ちなみに私が勤めるゼネラルパートナーズはチャットも仕事でめちゃくちゃ使うのですが、どんなスタンプをよく使うかなーと思い出しながら、実用性も加味して提案していきました。
伝える言葉が重くなりすぎないようにサラッと伝えられる事も提案時に意識しました。

周りの人が使う言葉、についても、みんなと色々と意見を取り交わしながら、ラインナップを詰めていきました。星さんと井口さんは本当に素晴らしくって、その場でささっとデザインを書き起こしてくれたりもして、本当に感動しました。
どのお気になさらズの言葉も思い入れがありますが、特に「最近調子どう?」は、「聞かれるとプレッシャーになるかも?」という意見と「聞かれたら嬉しいかも?」というアイデアが出ました。
私はお気になさらズがLINEスタンプにもなる想定で考えて、久々の友人にも気軽に調子を尋ねられるといいなーと思って、嬉しいに一票。
ここにはバックストーリーがあって、私の旧友は私に難病があることを知っているんですけれど、久々に会話をするときにはさりげなく「体調どう?」って聞いてくれる方が多いんです。それってすごく嬉しくって、私は自分の体調を答えた後、その方にも「どう?」と聞き返しをしています。そんな話もみんなと共有しました。

そして、こちらが「双方が使う言葉」です。
最初はここまでを想定してなかったとのこと。寛容な職場というのは仕組みも大事ですが、ベースとなるマインドに「おたがいさま」っていうのがある、と思いますので、こちらのスタンプ群も爆誕しました。
私が特に好きなのは「がんばりません」「私もがんばりません」これはもう是非に使いたい。笑
それから「ぼちぼちいこか」こちらは両育わーるどのモーリーさんが非常によく使っており、私がず〜っと長年励まされてきた言葉です。笑
それから「しっかり目に寝ました」。こちらは案を見た時に、完全に自分だーって思いました。笑。たくさん使うと思います。人って寝溜め出来ないっていいますけど、私は寝溜めが出来ます。笑。なのでこんな風にペチャーっと寝ている事が多いです。
それからそれから、「さすがに休憩しません?」は、「角が立つかなー?」と批判的な視点も投げかけましたが、さらズに乗せればいい感じに伝わるであろうと皆さん。
私は腎臓が悪いのでトイレが近く、休憩が多いのはとても助かります。「それ必要?」や、「会議長すぎじゃない?」も同様です。ちょい攻めてるワードだけど、さらズに乗せればいい感じで伝わりそう。
RDワーカーは誰もが働きやすい職場の先駆者になるという想定ですので、ぜひこんなスタンプを使って、チャーミングに切り込んで欲しい。笑
以下は、キャラクターの展開例だそうです。LINEスタンプは来月くらいにリリースされるかもしれないとのことで本当に楽しみです。


会社の至る所にひょっこり登場させたり

最後に訪れる未来についてもご紹介がありました。

お気になさらズが広がることで、RDワーカーもみんなも言い出しづらいこと、柔軟性のあふ働き方を許容する寛容な職場を作り、みんなお互い様、と支え合える未来をつくります。
ステキ過ぎる!クリエイティブの詳細は下記の両育わーるどさんのホームページからご覧いただけます。
私は難病者の社会参加白書に「共同創造」というテーマで執筆をさせてもらっているんですが、今回の「お気になさらズ」は非常に共同創造感がありました。やはり、RDワーカーについてのクリエイティブなのだから、今回のように企画のベースの段階からRDワーカーが携わらせてもらった方が、きっとよりいいものを作れると思う。政治にも企業にも、こうあって欲しいと切に願っています。
楽しかったです、ありがとう!
