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第2章|未経験でコンサル面接を受けたリアルな感想(事業会社出身者向け)

この記事は、僕のような事業会社出身者が、敷居の高いコンサル面接を受けるときの不安を少しでも和らげるために書いている。

事業会社出身者は、コンサルに対してこう思いがちだ。
・ロジックツリーとかフレームワークとか無理
・ケース面接で詰められそう
・コンサルはギラギラした人ばかり
・自分みたいな事業会社の人間が行けるのか?

僕自身もそうだった。
でも実際に受けてみると、事前に抱いていたイメージとはまったく違った。ここでは、事業会社出身者が本当に知りたいことだけを、実体験ベースでまとめる。

1|コンサル面接って怖いの?
結論、拍子抜けするほど怖くない。
出てくるのは、ギラギラした人ではなく、腰が低く、親身に話を聞いてくれる“普通のおじさん” だった。事業会社の部長と話すのと同じ空気感。

ただし、受付にいる若手社員はギラギラしている。
これは本当にそう。
若手は提案や営業で“勢い”が求められるから、目がギラついている。

一方で、マネージャー以上になると
・威圧感を出さないし相手のニーズを丁寧に拾う
・顧客に違和感なく受け入れられることを重視する
という世界観に変わる。

事業会社の「営業部長」「購買部長」「工場長」と同じタイプが多い。

2|何聞かれるの?彼らは何に興味があるのか(ビジネスモデルの違い)
ここが事業会社出身者にとって最大のポイント。

■ コンサルの事業モデルは事業会社と全く違う
事業会社:モノやサービスで売上を作る
コンサル:“人”で売上を作る(人工ビジネス)

つまり、
・顧客に「あの人いらない」と言われたら売上が消える
・顧客に「この人いいね」と言われれば追加で人を入れられる
・人数が増えれば売上が跳ねる

だから面接では、

「顧客に違和感なく受け入れられる人材か?」を徹底的に見ている。

僕が面接で感じたのはまさにこれだった。

■ 会話形式で終わったが、論理的思考力は確実に見られている
ケース面接は一度もなかった。
ただし、会話の中で以下がチェックされている。
説明が違和感なく伝わるか
・論理が破綻していないか
・結論→理由→具体例の流れで話せるか
これは「顧客に説明したとき違和感なく伝わるか」を見ているのだと思う。

■ 案件が変わるので、勉強は必須
多くの人が誤解しているが、
コンサルは“プロフェッショナル集団”ではない。
むしろ、よくわからない業務にアサインされることが多い。

だから大事なのは、
わけのわからない業務内容を自分で勉強して顧客と対等に話せるレベルまで持っていく力

僕は面接官から何度も
「学習力」「吸収力」を見られていると感じた。

未経験でも通るのか? → 通る。事業会社経験はむしろ強み。
僕が評価されたのは以下の2つだけだった。

・ユーザー目線
・論理的思考力
特にユーザー目線は強烈に刺さった。

コンサルは「どう使われるか」「現場がどう困るか」の知見が薄い。だから事業会社出身者の“現場のリアル”はめちゃくちゃ価値がある。
僕の偏見だが、コンサルは学習力・ロジカル・プレゼン力が高い一方で、ユーザー目線や特定業務の深いナレッジは弱い。
だからこそ、事業会社出身者は武器になる。

3|面接フローと面接官の関心事項(質問内容)
僕が受けた流れは以下。
・1次:現場課長
・GAB(Webテスト)
・2次:人事
・最終:人事役職者
それぞれが見ているポイントは全く違う。

1次面接:現場課長(実務担当)
興味はシンプル。
・この人を案件に出したら売上が立つか?
・教育コストはどれくらいか?
・現場でリードできるか?
志望動機はほぼ興味なし。
「案件を任せられるか」だけを見ている。

だから仕事内容は深く聞かれる。
・どんな製品か
・どんな顧客か
・プロジェクト規模
・課題
どこをリードしたか
事業会社出身者はここが強い。

GAB(Webテスト)
僕は合格基準以下だった。
それでも通った。
つまり、コンサルは“頭の良さ”より“現場で戦える力”を評価する。

2次面接:人事(採用担当)
人事が見ているのは、
・辞めないか?
・価値観が会社と合うか?
・コミュニケーションが破綻していないか?
ここは事業会社出身者が弱点になりやすい。

■ 「辞めないか?」は多角的に見られる
・大学選び
・サークル選び
・会社選び
・資格を取った理由
・希望の業務につけなかったときの対応

これらを通じて、
あなたが何をもらえば働き続けるか を見ている。

最終面接:人事役職者(意思決定者)
ここは「覚悟」を見ている。
激務に耐えられるか
・ライフスタイルと両立できるか
・本気でやる気があるか

本気度は「具体的なイメージ」で伝わる
僕が感じたのはこれ。

・入社したら何をするか
・どこに住むか
激務の中で何を失うか
それでも得たいものは何か(成長・報酬など)

これを具体的に話せるかどうかで、
本気度が伝わる。

4|事業会社出身者としてアピールしてよかったこと
ここが事業会社出身者の“勝ち筋”。

■ ① ユーザー目線
コンサルにはない視点。現場のリアルを語れるのは強い。

■ ② 業務ナレッジ
コンサルは業務の深い知識が弱い。だから事業会社の経験は刺さる。

■ ③ 論理的に短く話す力
AIで「1分でまとめる」練習は効果絶大。

■ ④ 専門用語を使いすぎない
コンサルは難しい内容を簡単に説明する力が必須。

■ ⑤ プロジェクトの構造化
目的 → 課題 → 打ち手 → 成果
この流れは事業会社の改善活動と同じ。

まとめ|事業会社出身者は“コンサルの穴”を埋められる存在
35歳でも逆転できる。
事業会社出身者でも十分に戦える。

むしろ、事業会社の経験はコンサルにとって“希少な武器”になる。

あなたが今モヤモヤしているなら、
この章が必ずヒントになるはずだ。

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