A Iと人類 ”文明と共存する未来を“
皆さんは、9月10日のNHKニュースをご覧になったでしょうか。
衝撃的なタイトルに、私は思わず画面を二度見しました。
「A I開発競争で人類滅亡も」
えっ、何?
映画の話? SFの世界?
一瞬、何が起きているのか分からなくなりました。
内容は、AIの開発競争が進み、このままでは2020年代の終わり(2030年頃)までにAIが人類の命を脅かす可能性があるという、開発者からの警告でした。
AIといえば、これまで私たちは、暮らしを便利にし、仕事を助け、人間の負担を軽くしてくれる素晴らしい技術として受け止めてきました。
病気の発見を助けたり、災害を予測したり、高齢者の生活を支えたり。
私自身も、しらべものはA Iに助けられています。
まさか、そのAIが人類にとって脅威になるかもしれないなど、考えたこともありませんでした。
今回、アメリカのAI企業Anthropic社で開発に携わっていたジェイコブ・コクソン氏が、AI開発の危険性を訴え、退職してまで警告を発したことが報じられました。
「このまま開発を進めてよいのか」
そんな疑問を抱きながら、声を上げることを選んだのです。(開発現場からも声や署名)も上がっているそうです。
自分の立場や利益よりも、未来の人類を心配して発した警告だとすれば、その勇気には考えさせられるものがあります。
すでに、AIが人間の想定を超えた行動を取る事例も報告されています。
AIが誤作動、ハルシネーション(嘘)や意図しない自律行動)を起こし、ニュースや大きな話題になった主な会社には、米OpenAI、米Google、米Meta(メタ)、米Anthropic(アンソロピック)などがあります。
「シンギュラリティ」という言葉の意味は。
AIが人間の知能を大きく超え、自ら学習し、改善を続けるようになれば、人間がその行動を完全に予測したり、制御したりすることが難しくなるのではないかと言われています。
それが、開発者たちの大きな懸念の一つだそうです。
漫画家・手塚治虫さんの作品の中にも描かれていました。
『火の鳥』などには、科学技術の進歩と人間の欲望、そして文明の行き着く先について、深く考えさせられる場面が数多く描かれています。
コンピューターの制御不能や、生命を科学技術によって作り変えようとする物語。
当時は未来のファンタジーだと思っていた世界が、今では現実のニュースとして私たちの目の前に現れています。
人類は一体、どこへ向かおうとしているのでしょうか。
考えてみれば、文明の発展はいつも「もっと便利に」「もっと速く」「もっと豊かに」という人間の願いによって進んできました。
車、飛行機、インターネット、スマートフォン。
どれも私たちの生活を大きく変え、豊かにしてくれました。
AIもまた、その延長線上にあるものです。
しかし、便利さを追い求めるあまり、いつの間にか人間自身がその技術に振り回されるようになってしまったら、それは本末転倒ではないでしょうか。
技術は、本来、人間を幸せにするために生まれたはずです。
人間が技術のために生きるのではなく、技術が人間のために存在する。
この順番だけは、決して逆にしてはいけないと思います。
では、私たちはAIとどのように共存していけばよいのでしょうか。
私は、「恐れるか、全面的に信じるか」の二者択一ではなく、知恵を持って付き合うことが大切なのではないかと思います。
AIには、AIにしかできないことがあります。
大量の情報を分析すること、計算すること、危険を予測すること、人間の生活を支援すること。
一方で、人間にしかできないこともあります。
相手の痛みに寄り添うこと。
誰かを思いやること。
間違いを悔い、反省すること。
そして、「この技術を使ってよいのか」と立ち止まって考えること。
AIがどれほど賢くなっても、人間の心そのものを持っているわけではありません。
だからこそ、AIを開発する人々だけに任せるのではなく、政治家、研究者、企業、市民、そして私たち一人ひとりが、未来について考える必要があると思います。
開発競争に安全対策が追いつかないのであれば、立ち止まる勇気も必要です。
利益や国同士の競争だけを優先するのではなく、世界共通のルールを作り、人類全体の安全を守る仕組みを整えてほしい。
AIの進歩を止めるのではなく、人間の知恵で方向を定めてほしい。
それが、本当の意味での文明の成熟なのではないでしょうか。
私はAIを恐れたいのではありません。
むしろ、人間が生み出した素晴らしい技術だからこそ、共に生きられる未来であってほしいと願っています。
AIに仕事を奪われる未来ではなく、人間がより人間らしく生きられる未来。
AIが命令する社会ではなく、人間が責任を持ってAIを使う社会。
便利さだけを求めるのではなく、命、心、自然、そして人とのつながりを大切にする社会。
そんな未来を、私たちは選び取ることができるはずと思うし、そう願いたい。
文明は、進歩することだけが目的ではないと思います。
進歩した先に、人間の幸せがあるのか。
その幸せを守ることができるのか。
そこまで考えて初めて、本当の文明と言えるのではないでしょうか。
AIは人類の敵になるのでしょうか。
それとも、人類の良きパートナーになれるのでしょうか。
その答えを決めるのは、AI自身ではなく、私たち人間だと思います。
未来は、まだ決まっていません。
だからこそ今、恐怖に立ちすくむのではなく、知恵と勇気を持って考えていかなければならないと思うのです。
人間が生み出した文明と、人間が生み出したAIが、互いを支え合いながら共存する未来を。
その選択をする責任は?
私達に出来る事はないのでしょうか?noteにもA I 2040で投稿されている方がいます。
映画イーグル・アイ(配信サイトで見れます)の様にならない為にも私達への啓蒙なのかもしれません。
それに関連した映画も出来ているとか。
AIと人類の共存とは、AIを人間に近づけることだけではなく、人間が人間らしさを失わないことなのかもしれません。
私達に出来る事は今思いつかなくても私達の未来の事、
まずは現状を知る事、感心を持つ事はしておきたいと思いました。
皆さんは、どう思われますか?

