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AIで消えるのは事務職だけじゃない。『まさかこの仕事まで』と思った7つの職業

AIでなくなる仕事。

そう聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、

データ入力、一般事務。

このあたりではないでしょうか。



僕も少し前までは、AIに代替されるのは「単純作業が中心の仕事」だと思っていました。

でも、最近の予測を見ていると、どうもそれだけではなさそうです。

AIが入り始めているのは、もっと“頭を使う仕事”です。

世界経済フォーラムの「Future of Jobs Report 2025」では、事務職やデータ入力だけでなく、グラフィックデザイナー、会計士・監査人、企業の管理系マネージャーなども減少が予測される職種に入っています。

特にグラフィックデザイナーは、少し前までは成長が期待されていた職種です。

それが、生成AIの登場によって見通しが変わり始めている。

変化のスピードは、思っている以上に速いのかもしれません。

今回は、僕自身が「これも危ないのか」と感じた仕事も含めて、7つに整理してみます。


7位 データ入力


ここは、かなり想像しやすいと思います。

決まった情報を読み取り、決まった場所に入力する。

生成AI以前から、RPAなどで自動化されてきた領域です。

ただ、これから変わるのは「入力作業だけが自動化される」という話ではありません。

例えば、

メールを読む。

必要な情報を抜き出す。

システムに登録する。

登録内容を確認する。

必要なら担当者に連絡する。

ここまで一連でAIエージェントが処理するようになる可能性があります。

そうなると、

「入力が速い」ことそのものの価値は、かなり小さくなる。

これはかなり分かりやすい変化だと思います。


6位 一般事務・秘書


これも王道です。

日程調整。

議事録。

メール作成。

資料整理。

データ集計。

これまで、人間が細かく処理してきた仕事です。

でもAIエージェントが普及すると、

「来週の会議を準備して」

という一言で、

日程を確認する。

参加者に連絡する。

資料を集める。

アジェンダを作る。

会議後に議事録をまとめる。

そんなところまで任せられるようになるかもしれません。

AIによって、一つの作業がなくなるのではありません。

いくつもの小さな仕事が、一気にまとめて消える。

こっちのほうがインパクトは大きいと思います。


5位 カスタマーサポート


問い合わせ内容を読む。

マニュアルを調べる。

回答する。

履歴を残す。

こうした一次対応は、AIとの相性がかなりいい。

すでにチャットボットは珍しくありません。

ただ今後は、単に「質問に答えるAI」から、

契約内容を確認する。

必要な処理を実行する。

顧客に返答する。

記録まで残す。

そこまで進む可能性があります。

もちろん、人間のカスタマーサポートがゼロになるとは思いません。

ただ、人間に残るのは、

複雑な案件。

例外対応。

クレーム。

重要顧客への対応。

つまり、

簡単な問い合わせはAIが処理して、人間には難しい案件ばかり残る。

これはある意味、かなりしんどい未来です。


4位 経理・会計


ここから少し意外です。

請求書を読む。

数字を照合する。

仕訳する。

異常を探す。

レポートを作る。

AIがかなり得意な領域です。

世界経済フォーラムの予測では、経理・記帳・給与計算担当だけでなく、会計士・監査人も減少側の職種に入っています。

もちろん、

会計士が全員いなくなる。

監査が全部AIになる。

という話ではありません。

ただ、

「数字を処理する人」から「数字を見て判断する人」へ。

役割はかなり変わっていくはずです。

資格を持っているから安全。

専門職だから安全。

そう言い切れる時代ではなくなっているのかもしれません。


3位 グラフィックデザイナー


これはかなり象徴的だと思います。

少し前まで、

「AIに奪われにくいのはクリエイティブな仕事」

と言われていました。

でも今は、

画像生成AIを使えば、

広告バナー。

ロゴ案。

イラスト。

SNS用画像。

簡単なWebデザイン。

こうしたものを、短時間で大量に作れます。

世界経済フォーラムの2025年版では、グラフィックデザイナーも減少側の職種に入りました。

ここで重要なのは、

「デザイナーが不要になる」

ということではないと思います。

危ないのは、

言われた通りに“作るだけ”の仕事です。

何を作るべきか。

誰に届けるのか。

どんな感情を生みたいのか。

どうブランドを作るのか。

そこまで考えられる人は残る。

逆に、

指示されたものを形にするだけなら、AIとの競争になる。

そんな世界になっていく気がします。


2位 調整・集計が中心の管理職


これは個人的にかなり気になっています。

会議を設定する。

メンバーから進捗を集める。

数字をまとめる。

資料を作る。

上司に報告する。

タスクを振る。

もし管理職の仕事の多くがこれなら、

AIエージェントとかなり役割が被ります。

AIは、

進捗を集められる。

遅れている仕事を見つけられる。

会議を設定できる。

資料を要約できる。

タスクを整理できる。

場合によっては、

「この案件、遅れています」

と先回りして教えてくれる。

では、

情報を集めて右から左へ流すだけの管理職は、本当に必要なのか。

この問いは、これからかなり重くなる気がします。

もちろん、

人を育てる。

意思決定する。

責任を取る。

組織を動かす。

こうした仕事は残ります。

だから管理職も、

「情報を管理する人」ではなく、

人とAIを使って成果を出す人

に変わっていくのだと思います。


1位 若手ホワイトカラーの「下積み仕事」


そして、僕が一番怖いと思っているのがこれです。

職業そのものではありません。

新人や若手がやっていた仕事です。

昔なら、

若手が情報を調べる。

Excelにまとめる。

資料のたたき台を作る。

上司にレビューしてもらう。

失敗する。

直す。

少しずつ経験を積んで、判断できるようになる。

こんな流れがありました。

でも今は、

上司がAIに調査させる。

AIに分析させる。

AIに資料を作らせる。

最後だけ自分で判断する。

これが成立します。

ものすごく効率的です。

でも、ここで一つ問題があります。

若手は、どこで経験を積むのか。

資料を100本作ったから、

良い資料と悪い資料の違いが分かる。

データを何度も分析したから、

数字のおかしさに気づける。

何度も上司に直されたから、

判断の勘所が分かる。

そうやって身につけていた能力が、

AIによって“ショートカット”されてしまう可能性があります。

つまり、

ベテランの仕事がなくなる前に、ベテランになるための仕事がなくなる。

僕はこれが、一番大きな変化かもしれないと思っています。

本当に危ないのは「単純作業をしている人」だけではない


ここまで見てくると、共通点があります。

AIに代替されやすいのは、

単純な仕事だけではありません。

抽象化すると、

情報を受け取る。

整理する。

加工する。

資料にする。

次の人に渡す。

こういう仕事です。

これは事務職だけではありません。

デザイナーにもある。

経理にもある。

コンサルにもある。

管理職にもある。

だから、


「専門職だから大丈夫」

「管理職だから大丈夫」

とは言えなくなってきています。

「与えられたものをこなす」だけではなく、「正解のないものを考える」


では、どうすればいいのか。

僕は、

「与えられたものをこなす」ものは最終的にはどんなものでもAIに呑まれると思っています。

誰かがオーダーするものはAIで要望を満たせるから。

一方で、代替しにくいと思っているのは、「正解のないものを考える」ことです。

これは結構脳みそを消耗すると思います。
が、これってより良くならないだろうか、とか、これは私はこう捉える、とか、こんな不合理なことだけど人を感動させられるだろう、そんな考えが差分を生む時代になると思っています。

逆に、いわゆる「指示待ち人間」では代替されると思っています。なぜなら、AIに頼めばできることになるから。


同じ職種でも、その差はかなり大きくなる。

そしてたぶん、

その分岐はもう始まっていそうです。

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