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世界が灰色に見えた21歳。うつ病になって、僕は日常を幸せだと思えるようになった


今、双極性障害という病気に悪化し、今も心療内科に通っています。

でも、僕の心の病気の始まりは「うつ病」でした。

それまでの僕は元気で、仕事をして、ご飯を食べて、ゲームをして、寝る。

そんなありきたりな毎日を過ごしていました。

特別な毎日ではありません。

でも今振り返ると、その「ありきたりな毎日」を送れていたこと自体が、とても幸せなことだったんだと思います。

それに気づいたのは、今まで当たり前にできていたことが、できなくなってからでした。

世界が灰色に見えた

うつ病になった頃、本当に世界が灰色に見えました。

景色もそうですが、何をしても楽しくありません。

あんなに元気だったのに、何も手につかなくなりました。

テーブルを拭く。

ご飯を食べる。

今なら何気なくやっていることすら、当時の僕には大変なことでした。

未来について考えることもしんどくて、人と話すときには元気な自分を作っていました。

「大丈夫だよ」と元気に振る舞っていても、実際の自分はまったく大丈夫ではありませんでした。

プロに話を聞いてほしかった

僕は心療内科に通うことにしました。

病院へ行くことに抵抗はありませんでした。

自分だけではどうにもできない状態だったからこそ、

「プロに話を聞いてほしい」

と思っていました。

そこから通院を続け、薬を飲みながら、少しずつ回復していきました。

すぐに元気になったわけではありません。

今までできていたことを、一つずつ取り戻していくような感覚でした。

その中でも、今でも強く覚えていることがあります。

葉っぱが、綺麗な緑に見えた

少しずつ回復して、外を歩けるようになった頃のことです。

外を歩いていると、葉っぱが目に入りました。

その葉っぱが、

ものすごく綺麗な緑に見えたんです。

たったそれだけのことなのに、今でもよく覚えています。

世界が灰色に見えていた僕に、色が戻ってきたような感覚でした。

そしてその頃、

「心も体も前を向かないと、人って歩こうとしても前に進んでいかないんだな」

と思いました。

歩くという当たり前の行動ですら、心と体の両方が動いてくれて、初めてできる。

葉っぱを見て「綺麗だな」と思えることも同じです。

僕にとってそれは、とてもささやかな幸福でした。

ありきたりな毎日が変わった

うつ病になる前と回復した後で、僕が過ごしている日常そのものは、それほど大きく変わっていないのかもしれません。

仕事をして、ご飯を食べて、ゲームをして、寝る。

でも、その日常に対する僕の見方は大きく変わりました。

昔は「普通」だと思っていたことを、今は幸せだと思えます。

何か特別なことが起きなくてもいい。

美味しいものを食べて幸せ。

ゲームをして楽しくて幸せ。

誰かと話して笑えて幸せ。

外を歩いて、景色を綺麗だと思えて幸せ。

もう、なんでも幸せです。

僕は一度、幸せを感じること自体が難しくなりました。

だからこそ今は、

「幸せを感じられること」そのものが、とても幸せなことだと思っています。

当たり前は、心と体があるから成り立つ

「健康第一」

よく聞く言葉です。

昔の僕だったら、ここまで深く考えることはなかったかもしれません。

でも今は、本当にその通りだと思っています。

僕にとって、何でもない一日を普通に過ごせることは、決して「ただの当たり前」ではありません。

それは、素晴らしい奇跡です。

21歳の頃、灰色に見えていた世界。

そこから少しずつ色が戻り、今では日常そのものを幸せだと思えるようになりました。

だから僕は、これからも何でもない毎日を大切にしていきたいです。

当たり前は、心と体があるから成り立つ。

僕はそれを、自分の心と体から教えてもらいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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