奥飛騨温泉、行きにくいけど行くべき場所。
今回、奥飛騨温泉の平湯温泉へ行ってきました。
奥飛騨温泉とは、平湯温泉や福地温泉、新穂高温泉など、いくつかの温泉地が集まった温泉郷です。
山の奥にある温泉地。
標高は約1,300m。
夏でも比較的涼しく、街中とは少し違う空気が流れています。
ただ、やっぱり行きやすい場所ではありません。
山道を進んで、さらに奥へ。
「ここまで来るのか」と思うような場所に、温泉街があります。
でも、こういう行きにくさがある場所ほど、到着したときのうれしさが大きい。
どこにでもある温泉ではなく、わざわざ行かなければ出会えない温泉。
それだけで、少し特別な感じがします。
平湯温泉の近くには、平湯大滝があります。

実際に見てみると、太い。
水が一気に落ちてくる迫力があって、なかなかの存在感です。
細く長く流れ落ちる滝もきれいですが、平湯大滝は力強い。
水の音も大きく、山の中でしばらく立ち止まってしまいました。
そして今回の目的は、温泉です。
日帰り入浴で訪れたのは、ひらゆの森。

ここは、かなりよかったです。
内湯もいくつかありますが、特に印象に残ったのは露天風呂。
外湯が7つほどあり、それぞれ広々としています。
天然温泉で、硫黄の香りもします。
「ああ、温泉に来たな」と感じられるお湯です。
ただ、比較的熱めのお湯でした。
気持ちいいのですが、ずっと入っているのはなかなか難しい。
少し入って、外に出て、また入る。
そんな楽しみ方がよさそうです。
夏だったので、露天風呂の周りの空気も気持ちよく感じました。
山の中で、硫黄の香りがする温泉に入る。
それだけで、日常から少し離れたような気分になります。
サウナもあります。
シャンプーやリンスも用意されていて、ドライヤーもありました。
日帰り入浴でふらっと訪れても、そこまで困ることはなさそうです。
家族風呂もありました。
外国人観光客の方も何名かいましたが、混雑しているというほどではありませんでした。
比較的空いていて、ゆったりと過ごせます。
駐車場は、タイミングによってはいっぱいになることもあるようです。
私が訪れたときも、人気のある場所なのだと感じました。
それでも、街中の大きな温泉施設のような騒がしさはありません。
まだ、秘境感が残っている。
そんな印象でした。
大人700円で入浴できるのも、ありがたいところです。
これだけの露天風呂があって、天然温泉に入れて、700円。
かなり満足度が高いと思います。
奥飛騨温泉は、決してアクセスがいい場所ではありません。
気軽に立ち寄れるかと言われると、少し難しい。
でも、だからこそいいのかもしれません。
行きやすい場所には、人が集まりやすい。
便利な場所には、便利なものが増えていく。
それはそれでありがたいことです。
ただ、行くまでに少し時間がかかる場所には、まだその場所らしさが残っていることがあります。
山の空気。
硫黄の香り。
大きな露天風呂。
静かな温泉街。
そして、ここまで来たという実感。
奥飛騨温泉は、温泉に入るだけでなく、そこへ向かう時間も含めて楽しむ場所なのかもしれません。
行きにくい。
でも、行く価値はある。
むしろ、行きにくいからこそ、行ってみてほしい。
次は、福地温泉や新穂高温泉にも行ってみたいと思います。
奥飛騨温泉。
まだまだ知らない温泉が、山の奥に残っていそうです。
