【中学受験の本質】18歳で化けの皮が剥がれる学力、生き抜く力に変わる学力。我が子を「システム依存」から守るために親ができること
我が子を「少しでも有利な人生のスタートラインに立たせてあげたい」
現在の過熱する都市部の中学受験を支えているのは、純粋な親心です。
公立ルートよりも手厚い環境、洗練されたカリキュラム、そして何より「高校受験がない分、6年間を大学受験に向けて有利に使える」という計算です。
しかし、子どもの将来を思って先回りし、膨大な費用と時間を投じて「学力の貯金」を作ろうとする行為そのものが、実は18歳の大学受験、さらにはその先の人生で我が子の首を絞める致命的な引き金になっているとしたらどうでしょうか。
「中学受験をさせれば安心」という盲信の裏側で、多くの家庭が大学受験期になってから「こんなはずではなかった」と絶望してしまいます。
今回は、環境やシステムに依存する受験ブームの歪みと、本来私たちが目を向けるべき「本当の価値」について、少し踏み込んでみたいと思います。
18歳で化けの皮が剥がれる「環境依存型」の学力
中学受験の進学塾は非常に優秀です。
まだ精神的に幼い小学生であっても、親がスケジュールを管理し、塾が用意した大量の課題を力技でこなさせれば、ある程度の難関校の合格切符は「作れて」しまいます。
しかし、こうして周囲のお膳立てによって引き上げられた学力は、あくまでその強固なシステムに依存した「張り子の虎」に過ぎません。
本当の問題は、大学受験期に訪れます。

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