22/7 西條和卒業と新メンバー加入―転換期における広報戦略の真価
9人の女の子達は、今年は昨年より沢山の情報発信をしている。その情報量はあまりにも、多くてとてもすべてを自分の手に入れることができていない。
そんな中で、特に音楽活動については、X(旧Twitter)やTikTokによって、多くの推し活をしている方々からのアップ動画によって、その音楽・ダンス・MC・イベントなどに触れることができて、大変喜ばしい。
リリースイベント
22/7(ナナニジ)は、かつてシングルCD発売記念の広報活動で、至る場所に営業に行きイベント活動を行ってきたが、動画の撮影は禁止となっていたと思う。
今年に入ってから、リリースイベントでは、音楽・ダンス・MCパフォーマンスの動画撮影がOKとなり、ライブやミュージックビデオとは違い、ナナニジメンバーの笑顔やパフォーマンスを近くで触れることができるようになった。また、推しメンバーがいれば、リリイベで推しメンバー中心を撮影する推しカメラなども、アップされていて、ミュージックビデオでは、見ることができないナナニジメンバーのパフォーマンスと笑顔が見えて楽しい。
22/7 「春雷の頃」セブンパークアリオ柏リリイベ 2025.05.04 カシフェス
リリイベがなぜ動画撮影がOKとなった、その理由は、よくわからない。だけれども、麻丘真央が動画撮影OKにしたいと思っていたと語っていたような気がする(論拠はないので、間違えている可能性もある・・・(笑))。
かつては、ファンクラブ特典の動画での紹介、ミュージックビデオ(ダンスビデオミュージックビデオとキャラクターミュージックビデオ)、冠番組「計算外」、公式ナナブンノニジュウニのYouTube番組、TikTok番組による公開が行われていた。
リリイベ
動画撮影の解禁
現在も基本的なシングルCDの営業活動は変わっていない。しかし、今回からのシングルCDリリースイベント(リリイベ)は動画撮影がOK、SNSでのアップもOKとなった。ただ写真撮影だけはNGとなっているみたいだ。メンバーの公式X(旧Twitter)を覗いてみれば、自分達の推しカメラの動画をアップしてほしいと投稿が見られるし、かわいく格好の良いダンスを行った動画の投稿があれば、「いいね」をつけていることから、公式にOKが出されたといってもいいんでしょうね。たぶん・・・。

この大きな変化をもたらしたのは、一体何が理由なんだろうね。秋元康プロデュースのアイドルグループということを考えれば妹グループと呼べるWHITE SCOPIONは、リリイベの動画撮影がOKとなっているようだ。ナナニジの西條和とWHITESCOPIONのHANNAによるラジオのコラボ企画で、HANNAがそのように語っていたので間違えないだろう。

WHITESCOPIONとナナニジが見せるパフォーマンスは全く異なるものとなっている。WHITESCOPIONは歌唱・歌声というより、ダンスパフォーマンスに突飛した魅力があるアイドルグループとなっているのだと思う。
WHITE SCORPION 『非常手段』リリース直前イベント 【1部】 2024.1.27(眼差しSniper コヨーテが鳴いている 非常手段) イオンモール幕張新都心
一方で、ナナニジは歌唱・歌詞に含まれるメッセージ性を見事に形づくるパフォーマンスを数多く持つアイドルグループとなり、WHITESCOPIONとは全く違ったパフォーマンスと世界観を表すグループとなっているのかもしれない。
【22/7】あなたでなくちゃ リリースイベント フル動画 (2025/7/15 @越谷レイクタウン)
話戻して、ナナニジもリリイベ動画撮影OK、SNSアップもOKとなっているところは、WHITESCOPIONの広報活動にならったものがあったのかもしれない。
SNSにあるナナニジの
アップ動画
X(旧Twitter)、TikTokにアップされた動画は、見ていて楽しい。しかし、その数があまりに多くてすべてを確認することが難しい。また、リリイベも土浦をはじめ、柏、越谷、大阪、山形、幕張で活動し、どんどん情報量が多くなってきている。リリイベ動画が見つけるのが大変で、全ての動画を確認することができなくなってしまう。
X(旧Twitter)でリリイベ動画を全部見ようとしたが、やはり大変だなあ~と思っていたら、そのリリイベ動画を見事にまとめてくれた方もいらっしゃった。「まとめブログ」をつくってくれたのが #テシュ さんだった。まだ全部確認していない。情報量があまりにも多いのにほんとにびっくりする。大好きなりのち(望月りの)の動画をはじめに確認し、その後にはなごみん(西條和)を追っかけて、しぃなもん(椎名桜月)の動画を探している。その後に、残りのメンバーの活躍を眺めながら、他のメンバーのダンスも楽しんでいる。
「君をこんなに傷つけてるのに なぜ僕を拒絶しないんだろう だから僕は自己嫌悪に陥る」#ナナニジ #ナナニジリリイベ #西條和 #ナナニジ_理解者 #AG推薦曲 #ag_5stars #agqr pic.twitter.com/09tdgqfwr1
— ATB (@ATB8239) June 21, 2025
ナナニジと2025年
リリイベについて、ナナニジの広報活動・営業体制はガラッと変わったのが、2025年なのかもしれない。ところで、ナナニジにとって2025年は、大きな兆しを生み出す事件が少なくとも2つあった。
今となっては、時間が大分たっていることから、ナナニジファンも落ち着いて、その経緯を眺めている人々が数多いのだろうけど、今となっても本当にそうなってしまうのかぁと改めて思ってしまう自分がいる。
西條和が影響を与えていた
アイドルグループ
それは、ナナニジのセンターを守り続けていたメンバーであり、キャラクター「滝川みう」(ナナニジの主人公)を担当していた西條和が卒業、8月で活動終了と発表したことにあった。

西條和と言えば、ナナニジの歌詞の基盤となる存在だとよく言われていた。特に象徴的に表したものに、かつてナナニジが出演した音楽番組にあったと思う。それは、2022年7月8日放送のMUSIC BLOODにナナニジが出演した時に、ナナニジの歌詞と西條和の関係性について説明されていた。改めて、放送を確認しても、ナナニジの性格と世界観が西城和の個性のもとに表したものだったのかなぁと感じるものがある。
例えば、3rdシングル「理解者」には次のような歌詞がある。
誰かが近くにいるだけで
なぜか息苦しくなってしまう
一人きりでは生きられないって
分かっているのに憂鬱なんだ
西條和はインタビュー記事で歌詞に対し共感をもって歌っていることを発言していた。
西條 私は冒頭の「誰かが近くにいるだけでなぜか息苦しくなってしまう」という歌詞に、苦しくなるくらい共感しました。人付き合いが得意ではなくて・・・・・。
花川 私もです!人見知りなので、通じる部分があるなって思いました。
西條 そのあとの「一人きりでは生きられないってわかっているのに憂鬱なんだ」という矛盾と葛藤もすごくよくわかって。歌詞の中に出てくる子はもしかしたら私なんじゃないかって感じてしまったくらいです。
『声優グランプリ』2018年9月号
と西條和はナナニジの歌詞にある若者の気持ちに対し、自己投影、自己同一化していることを説明している。
さて、MUSIC BLOODにナナニジが出演した話に戻ろう。改めて放送を再度鑑賞してみても、ナナニジの性格と世界観、西條和の個性のもとにつくられていることを見事に分かりやすく表したものであったことを、上手く表現したものとなっていたと思う。
2022.07.08 MUSIC BLOOD#66 22/7



音楽番組で紹介された「陰を感じる歌詞」という言葉はまさに、的を得ていた説明だと思う。それに当たる曲として「僕は存在していなかった」、「理解者」が紹介されていた。その他の楽曲と言えば「人格崩壊」、「何もしてあげられない」、「ムズイ」、「空のエメラルド」などが引き出されるのだろうと思う。
2022年MUSIC BLOOD出演したこの時期は、後輩メンバーの加入により、ナナニジの歌詞も変化を見せる時期だったと思う。「曇り空の向こうは晴れている」についての説明で、「陰を見せる歌詞」にある西條和のような人間に「希望」を与えることができるようにしたい歌詞となっていると説明されていたと思う。

最終到達点へ
ナナニジは、「曇り空の向こうは晴れている」以降、その歌詞の性格は少しずつ変化を見せて行ったと言えると思う。そして、たどり着いた歌となるのが、15thシングルとなるのだろう。明るく揺れ動く自分の恋心を相手側に歌う「あなたでなくちゃ」、世界中の人々へ感謝を歌う「あざす」、これまでの西條和を取り巻く人々の思い歌う「イングリッシュ・ゴールデンレトリバー」になるのではないかと思うわけである。
新メンバーオーディション
そして、西條和卒業ということで、急遽企画されたのだろうかと、誰もが思ったとわたしが感じるのが、ナナニジの新メンバーオーディションである。この企画は、アイドルと声優2本立てで、オーディションが行われているようだが、詳しい発表は数少ないので、どのような形で、オーディションが進められているのか正直わからない。ただ、新メンバーオーディションの最終審査は8月31日ということになっていることから、今回卒業する西條和と新メンバーは顔を合わせることがないのかもしれないし、最終日に面会するのかもしれない。よくわからない。

言葉数の少ない
西條和の
インタヴュー記事
雑誌や音楽ニュースサイトでは西條和卒業にちなんだ記事が数多く発表・販売されている。私も、この大切な情報を逃したくないと思い、雑誌を幾つか集めている。
IDOL AND READでは、西條和を特集とした記事が掲載されていた。かつて#032では西條和のナナニジ加入までのインタヴュー記事があったが、今回の#043では、ナナニジ加入から卒業後の自分の思い(あるいは夢と言えるかもしれない・)が記事となっていた。#032、#043ともに西條和のインタヴュー記事を確認することができれば、西條和が辿ってきた、苦難から最終到達点へと行き着くことのできた一つのアイドル像を表した記事と言えるかもしれない。
WebSiteでも、西條和の記事も数多く公開されている。
GirlsNews
encore
再出発へ
ナナニジに残るメンバーが
語る言葉と役割
残るナナニジメンバーから西條和への気持ちが表された記事もWebSiteで見ることができる。色々な記事を確認することができるが、その中でよくあらわれるのが河瀬詩と椎名桜月である。
22/7の思考や哲学を作り上げた西條和に続く次のナナニジに継承するキーパーソンとなるのか、それとも新たなるメッセージや歌声を提供するナナニジを作るうえで先に立ってグループを引っ張る存在となるだろうか。
Realsound
encore
STREAM
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