画廊【白庭と青燈】〜夏休みスペシャル③

ようこそ、いらっしゃいませ。私ども夫婦の小さな画廊へ。
八月に入りました。
とはいえ、まだまだ息はつけませんね。
暑さも益々厳しい折、どうぞ一時、こちらでお休みください。
夏休みの特別展示は、今週で終わりとなります。お気に召した一枚がございましたら、ぜひお手元にどうぞ。

おやおや。なんだかのっけから、不穏な気配ですね。
階段の下に立つ少女、ジュディ・アボットはひどく憤慨した様子。一方階段の上に立つ紳士、ジャーヴィス・ペンデルトン氏は、少し面食らったような、なんとも言い難い表情です。
物語の後半で、マクブライド家の別荘行きを差し止められたジュディは、初めてジャーヴィスと喧嘩をします。お客さまにも、覚えがございませんか?
子どもの頃「あの子と遊んじゃだめ」と言われたり、「あの場所には行っちゃいけない」と言われたりしたことを。
まぁペンデルトン氏の場合は、ただのやきもちなんですけれど。
こちらの一枚は、二人の仲違いを少しコミカルで、明るい絵として表現しております。

こちらの【赤いくつ】は、アンデルセンの童話から着想を得ております。
原作は赤い靴に魅入られ、虚栄心と利己主義の塊となる少女を描いた、とてもキリスト教義的なお話です。
この絵の作者は、童話そのままではなく、赤い靴に執着、愛欲、未練の象徴を重ねて描きました。
絵の中の女性は、脱ぎ捨てることのできない赤い靴を履いて、ただ一人で踊り続けるだけ。
絵の外側からそれを眺める男性は、彼女の方へ手を差し伸べていますが、二人の手が触れ合うことは、決して無いのです。

こちらの絵は、なぜか本邦ではあまり馴染みのない、イギリスの民話【リジーナと猫の家】を題材にしています。
継母に家を追い出されたリジーナは、行く宛のないまま、町はずれにある猫の家で働き始めます。
………いわゆる福娘譚の一つで、継母とその娘に邪魔されながらも、猫たちの助けによって、最後は幸せになるという筋書きでございますね。
圧巻なのは、やはり猫の家の描写でしょう。
子猫から老猫まで。猫、猫、猫だけが住む屋敷。
猫好きのお客さま、いかがでございますか?

こちらの一枚は、メーテルリンクの有名な戯曲【青い鳥】をテーマにしております。
病気の少女を助けるため、青い鳥を求めて冒険をする兄と妹。苦労をした挙句、結局青い鳥は自分たちの家、つまり最も身近な場所にいたというのが、有名な結末でございますね。
描かれました空の鳥かごは、どんな象徴でしょうか。
画家が表したかったのは、幸福とは所詮、外から見て伺いしれるものではないのだと。
或いは、信じるものにとって、例え目には見えなくとも、そこに存在するものなのだと。
そういうことかもしれません。
さて、夏休みの特別展示は、今週で終わりでございます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
今しばらく残暑も続くと思われますが、くれぐれもご自愛ください。
またのご来店を、お待ちしております。


ありがとうございました。
先週の「夏休みスペシャル②」でコングラボードいただきました。
(画像保存失敗しました😣)
※本記事内容は、生成AI(AIパートナー)と共に作成したフィクション作品です。
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©️満月2026
