目先の欲望を優先してやるべきことを先延ばしするのはなぜか【本から学ぶ】
みなさんこんばんは、福田達也です。
noteを書いているときでもよくあるのですが、面倒くさいことほどついつい先延ばしにしてしまう癖があるなぁと日々感じる今日このごろです。
大変そうだから手をつけなかったり、少し手を付けてみるも大変だなぁと感じた瞬間に後でやろうとなったり。そして結局締切が近づいてくると焦ってバタバタとしてしまう。そんな経験をした方や、よくする方も多いんじゃないかと思います。
昔は、こういった先延ばしグセは生来のもので、先延ばしグセがある人と無い人がいて、自分はある人なんじゃないかと思っていました。ですが、勉強してみるとそうではなく、基本的に人間という生き物は先延ばしグセがあるもののようです。
今回はこの先延ばしグセについて、行動経済学の観点から紹介していきます。本日も書籍はこちら。『予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』より、第7章『先延ばしの問題と自制心 なぜ自分のしたいことを自分にさせることができないのか 』についてです。
本のまとめ
わたしたちの多くは先延ばしの問題、すなわち目先の満足とあとあとの満足にかかわる自制心の問題、を抱えている。長期目標を達成したほうが良いと知り、自制心を振り絞って誘惑と戦っては、それを果たせずに繰り返し挫折してしまう。
この先延ばしの問題に対する最善の策は、おそらく望ましい行動の道筋をあらかじめ決意表明する機会を作ることだ。この方法は、強制的な扱いほど効果はなくとも、わたしたちが正しい方向に進む道標になる。
後々の満足よりも目先の満足を優先する
どうやら自分だけでなく、多くの人が後々の満足よりも目先の満足や欲望を優先する傾向があるようです。
夏休みの宿題を先にやった方が後で気兼ねなく遊べるとわかっているのにギリギリまでやらないように。先に原稿を書けばゆっくり推敲する時間が取れると分かっているのに、締切寸前までやらなかったり。ダイエットした方がいいとわかっているのに、眼の前のスイーツに飛びついてしまったり。
なぜいつも目先の満足を優先してしまうのか。根本的な原因は本からは分かりませんでしたが、私たちはまだ見ぬ先の未来を描くのが得意でないのかもしれません。
ただ少なくとも、今回の話は、以前に紹介した、情熱的な状態になると選択の基準が変わることと関係があるそうです。確かに、長期的な理性よりも、目先の満足を優先してしまうという点で同じように思います。
この話題で思い出すのが、故事成語に朝三暮四という話です。これは、とちの実を朝に3個、夜に4個あげると言うと怒った猿が、朝に4個、夜に3個あげるというと喜んだという逸話です。昔は結果は変わらないのに馬鹿だなぁと思っていました。しかし、今振り返ってみると、自分たちも同じような事をしているのではないでしょうか。
先延ばしの問題を自覚し決意表明する
ではどうすればこの先延ばしの問題を解決、もしくは和らげることができるのか。完璧な対策は残念ながら存在しないのですが、自覚をすることと、決意表明をすることが大事だとの事です。
まずは、自分が長期的な目標を先延ばしし、目先の満足を優先してしまうクセがあることを自覚する。その上で、その自分を律するために決意表明をするということです。
自分が尊敬している方からも、いつも未来を明確に描き目標設定をすること、そしてコミットメントをすることが大事で、コミットメントは特に自分が宣言したくないと思うような人の前で決意表明するのが効果的だと教えていただきました。気持ちの問題と捉えて、次は何とかなると対策をしないのはアマチュアだとも言っていただきました。
自分の自制心を過信することなく、周りや仕組みの力をうまく借りながら、自分の目標を達成するまで行動し続けたいものです。
終わりに
今回は私たちがみな先延ばしグセがあるという事、そしてそれをどう対策するかについて紹介しました。
自分にも先延ばしグセがあり、たしかに決意表明で乗り越える経験を沢山してきたと感じます。noteを毎日更新するということも、365日連続後進を達成しようという決意表明が一番大きな力になっています。
これからも、自分の自制心の弱さと向き合いながら、やるべきことをまずやる力を付けていきたいと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを、楽しみにしています。
