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2026年ドラフト1位予想。 プロ野球12球団の指名傾向を分析して、1位入札のみを予想

9月に入り、プロ野球もペナントレース終盤を迎えています。
この時期になると、野球好きの頭を占領し始めるのが秋のドラフト会議です。

今回は、2026年プロ野球ドラフト会議における12球団の「1位指名(最初の入札)」予想をnoteにまとめてみたいと思います。

単に僕の感覚で予想するのではなく、2020年以降の12球団の指名データを整理し、指名傾向の構造を分析してみました。その上で、さらにそこに自分の主観も織り交ぜて、予想してみました。




結論


12球団 1位入札予想(競合予想選手はハイライト)
  • 阪神: 渡部 海 捕手 /青山学院大

  • 巨人: 鈴木 泰成 投手(右) /青山学院大

  • DeNA: 織田 翔希 投手(右)/ 横浜高

  • ヤクルト: 榊原 七斗 外野手 /明治大

  • 広島: 渡部 海 捕手 /青山学院大

  • 中日: 米沢 友翔 投手(左) /関西大


  • ソフトバンク: 織田 翔希 投手(右) /横浜高

  • 西武: 鈴木 泰成 投手(右) /青山学院大

  • 日本ハム: 菰田 陽生 二刀流(右) /山梨学院高

  • ロッテ: 鈴木 泰成 投手(右) /青山学院大

  • オリックス: 織田 翔希 投手(右) /横浜高

  • 楽天: 柿本 晟弥 投手(右) /パナソニック


このように予想した、理由も説明させて頂きます。

そのためにはまず、どのようにして12球団の近年の1位入札傾向を分析したのか、そこからご説明をさせてもらう必要があります。
長くなってすいませんが、お付き合いください🙇‍♂️


はじめに:12球団の指名傾向を2軸で分析


今回の分析では、まず、球団ごとの1位入札の傾向を分析しました。
2020年以降の12球団の最初の入札傾向を基に、以下の2つの軸で球団の戦略パターンを整理しました。
その結果が、以下のグラフです。

12球団 指名傾向マッピング


解説が必要と思いますので、以下にて書いていきます。


【X軸(横軸):目玉選手への積極度】

  • 右に行くほど:競合覚悟でその年の超目玉に挑む(競合辞さない型)

    • 典型例:近年の阪神タイガース。2025年立石選手、24年金丸投手など、No.1と呼び声高い選手を積極果敢に指名。

  • 左に行くほど:くじを回避し、単独指名を狙う(一本釣り型)

    • 典型例:中日ドラゴンズ。2025年中西投手、2021年仲地投手など、巧みにクジを回避。


【Y軸(縦軸):評価の軸】

  • 上に行くほど:大学・社会人など「アマチュアでの実績」を重視

    • 典型例:西武ライオンズ。2025年小島選手、24年宗山選手、23年武内投手など、大学の主要リーグにて実績ある選手を指名。

  • 下に行くほど:身体能力や将来性といった「ポテンシャル・スケール感」を重視

    • 典型例:福岡ソフトバンクホークス。25年佐々木麟太郎選手、22年イヒネ選手、21年風間投手など、天井の見えないスケール感の選手を指名。


X軸、Y軸共に、両指標が必ずしも対局に位置するわけではありませんが、表示の都合上、やむを得ず、そうしました。

バブルの大きさ、形は以下の通りです。


この傾向を踏まえつつ、現在の各球団の補強ポイントと2026年の指名候補選手を照らし合わせ、具体的に「最初の1位入札」がどうなるかを予測しました。

それが、冒頭に結論とて表示した表になります。

12球団 1位入札予想(競合予想選手はハイライト)*再掲


さて、それでは、具体的に各球団がどういうドラフト1位入札の傾向があるのか、また、なぜ僕が個別の選手名をこのように書いたのか、一つ一つ書いていきたいと思います。

わかりやすくするため、タイプ別にまとめました。


タイプ別 12球団のドラフト1位入札の傾向


1)ポテンシャル・スケール重視グループの予想

(ソフトバンク、オリックス、DeNA、日本ハム)

将来のスケール感やフィジカル面、スター性を最重視するグループです。
例年、ポテンシャルを最重視したかのような1位入札をする球団です。

赤丸の集団

このグループでは、世代屈指のポテンシャルを誇る横浜高校の織田翔希投手に指名が集中すると予想します。
そして、もう一人、夢の塊のような選手 山梨学院高の菰田選手です。


  • ソフトバンク織田 翔希 投手(横浜高)

  • DeNA織田 翔希 投手(横浜高)

  • オリックス織田 翔希 投手(横浜高)

ソフトバンク、DeNAは、北九州市出身という地元や、横浜高校という由来がある織田投手を見逃す手はないでしょう。実力もポテンシャルも抜群とあれば、尚更です。

今シーズンのオリックスはチーム打率の低さが目立ったため、強打者への指名に向かう可能性も検討しました。しかし、チーム防御率にも課題を抱えている現状を踏まえると、やはり将来の投手陣の柱となり得るスケールを持った投手の指名が濃厚だと考えます。
最速155キロを超える本格派右腕である織田投手は、この3球団の従来の1位入札方針に合致しています。


一方、日本ハムは少し視点を変え、山梨学院高校の菰田陽生選手に行くと予想します。
投打にわたる高い身体能力とスケール感を持った二刀流選手であり、日本ハムらしいロマンとポテンシャルを評価した指名になると考えられます。



2)アマ実績重視グループの予想

(阪神、巨人、楽天、西武、ロッテ)

大学や社会人など、高いレベルでの実績と即戦力性を評価し、且つ競合を恐れず挑むグループです。
例年、大学のトップレベルなどに1位入札をしがちな球団です。


赤丸の集団

ここでは、東都大学リーグで実績を残してきた青山学院大学の鈴木泰成投手渡部海選手が軸になると分析しました。加えて、社会人屈指の右腕であるパナソニック柿本投手が入ってくると予想します。


  • 巨人鈴木 泰成 投手(青山学院大)

  • 西武鈴木 泰成 投手(青山学院大)

  • ロッテ鈴木 泰成 投手(青山学院大)

巨人に関しては、左腕陣は竹丸投手や井上温大投手など若手左腕で将来の目処が立ちつつあります。そのため、補強の焦眉は右の本格派先発投手であり、大学球界で実績十分な鈴木泰成投手が本命と考えます。
西武は高橋光成投手、平良投手の近い将来のMLB移籍も考える必要があります。優秀な先発右腕の補強は重要です。
また、ロッテもチーム防御率が12球団中11位というテコ入れ必須の現状からして、最も力のある投手を補強するでしょう。
以上から、鈴木投手へ競合入札すると予想します。


  • 阪神渡部 海 捕手(青山学院大)

現有戦力が、ソフトバンクと並んで整っている阪神は、攻めの補強と考えます。捕手というポジションで、ポイントゲッターとなる選手を獲得できれば、大袈裟ではなく今後10年捕手は安泰と言えるでしょう。
アマ実績を重視する傾向があり、それでいてクジを恐れない阪神の指名傾向に、渡部捕手が合致すると考えます。


  • 楽天柿本 晟弥 投手(パナソニック)

楽天もオリックス同様、チーム打率の課題から強打者の補強が取り沙汰されますが、投手陣の防御率向上も急務です。結果として、社会人屈指の完成度と実績を持つパナソニックの柿本晟弥投手を指名し、即戦力投手の確実な確保を狙うと見ました。


なお、今回の指名予想全体を見ると「スラッガー型の野手指名が少ない」と感じられるかもしれません。しかし、阪神が指名すると予想した青学大の渡部海選手は、「扇の要である捕手」でありながら「一発を期待できるスラッガー枠」でもあるというダブルの魅力を持っています。この希少性と完成度の高さが、上位指名での人気を決定づける要素になると分析しています。



3)単独狙い(くじ回避)・独自路線グループの予想

(ヤクルト、中日、広島)

競合を極力避けつつ、補強ポイントに合わせた即戦力や独自の評価基準で指名を行うグループです。

赤丸の集団


  • ヤクルト榊原 七斗 外野手(明治大)

ヤクルトは競合を避け、野手補強へ動くと想定します。本拠地である神宮球場で実績を積み重ねてきた明治大の榊原七斗選手は、補強ポイントと環境の両面にフィットすると考えました。


  • 広島渡部 海 捕手(青山学院大)

広島は独自路線を持ちつつも、ポイントとなる補強では競合を辞さない姿勢を見せます。
今シーズンの状況を見る限り、坂倉選手の捕手の可能性は下がっていると考えるのが自然でしょう。
となると、前述の通り「捕手×スラッガー」というダブルの魅力を持つ青学大の渡部海選手に果敢に挑み、阪神との競合になると予想します。


  • 中日米沢 友翔 投手(関西大)

一本釣りを好む中日ですが、現在の先発ローテーション事情を鑑みると、先発で投げられる左腕の補強が強く求められています。
そこで、関西六大学リーグで安定した実績を残してきた関西大学の左腕・米沢友翔投手の1位指名が最も濃厚であると考えます。


・補足

指名の独自性、クジ回避が強いこのグループの3球団は、以下の選手を一本釣りで狙う可能性も十分にあると考えます。
・王子 樋口投手
・Honda 磯貝投手
・立命館大 有馬投手
・亜細亜大 川尻投手
・駒沢大 仲井投手
・大分商 平田投手


まとめ

12球団の過去の指名傾向を構造化し、各球団の現在の投手・野手の事情や補強課題を重ね合わせて分析を行いました。

全体像としては、高校生NO.1右腕の横浜高・織田翔希投手(ソフトバンク、オリックス、DeNAの3球団競合)と、大学生NO.1右腕の青学大・鈴木泰成投手(巨人、西武、ロッテの3球団競合)に人気が二分される展開が予想されます。

また、打力と守備力を兼ね備えた青学大・渡部海捕手への阪神・広島の指名競合、ローテーション事情を汲んだ中日の関西大・米沢友翔投手の指名など、各球団の明確な戦略が映し出されるドラフトになるのではないでしょうか。



プロ野球ファンの一人として、当日の指名を楽しみに待ちたいと思います。


参考

今回の上記の分析をするために作成した、自作サイトです。

・NPBドラフト1位指名傾向 & 戦略構造分析


・NPB12球団ドラフト1位入札傾向マッピング







今日も読んで頂いて有難う御座いました😃





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