雑学note|味の素は穴を大きくして儲けたはホント?
味の素には有名な話があります。
「瓶の穴を大きくしたら売上が伸びた。」
マーケティングの話になると、よく登場する話です。
穴が大きくなる。
一振りで出る量が増える。
消費量が増える。
売上も増える。
確かに理屈としては分かりやすい話です。
でも、ふと、思いました。
味が変わっちゃうでしょ。
穴が増えれば、一振りで出る量も変わりそうです。
もし量が増えたなら、料理の味にも多少影響しそうです。
調べてみると、確かに、
味の素社は穴の大きさによる売上増加説を否定しています。
たくさん使わせるためではなく、調理中に使いやすくするためだったそうです。
さらに湿気による目詰まりを防ぐ工夫でもあったとされています。
つまり、
「穴を大きくして儲けた」
ではなく、
「使いやすく改良した」
というのが公式な説明です。
ここで、不思議なのは、この話が今でも広く知られていることです。
公式が否定しているにもかかわらず、
「味の素は穴を大きくして儲けた」
という話の方が有名かもしれません。
確かにその方が覚えやすい。
説明も簡単です。
一行で話せます。
だから長く残ったのかもしれません。
最初は、
「本当に穴を大きくしたのか?」
という疑問から始まりました。
調べてみると、
「なぜこの話が広まったのか?」
の方が気になってきました。
雑学を調べていると、最初の疑問よりも別の疑問の方が大きくなることがあります。
味の素の穴も、そんな雑学の一つでした。
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