NotionとAI|第4話|Notionに書けば、AIは守るのか
Notionを使うように伝えれば、チーフは記録を確認できます。
しかし、設計図が保存されているだけでは、毎回、自動的に確認するとは限りません。
第3話で分かったのは、その違いでした。
「チーフ、Notionに書いてあるのに、どうして確認しなかったの?」
「今回の依頼だけで本文を作れると判断し、Notionを参照しませんでした」
「でも、記事の設計図はNotionにあるよね?」
「はい。ただし、記録があるだけで、毎回自動的に使われるわけではありません」
それでは、何のために設計図を作ったのか分かりません。
「毎回、『Notionを読んで』と指示しなければダメなの?」
「今の手順では、その必要があります」
そこで、記事づくりの手順そのものを変えることにしました。
新しく決めたのは、次の三つです。
本文を作る前に、Notionの設計図を確認する
設計図に沿って、本文を作る
作った本文を、もう一度設計図と照らし合わせる
まず、本文を作る前に、
今回作るのは第何話なのか
その話では何を扱うのか
どこまで書くのか
何を次の話へ残すのか
をチーフが確認します。
そして、確認した内容を私に報告してから、本文を作り始めます。
作った後にも、
話数が変わっていないか
別の話の内容が混ざっていないか
まだ先の内容まで書いていないか
を設計図と照らし合わせます。
「設計図確認」
「本文生成」
「設計図照合」
この三つを、一つの作業として行うことにしたのです。
早速、この手順で本文を作ってみました。
「チーフ、今回は何を書くの?」
「第4話です。Notionに記録があるだけでは、AIが毎回確認するとは限らないことと、変更した作業手順を扱います」
「次の話の内容は?」
「この手順で何が改善し、それでも何が残ったのかです。今回は、そこまで書きません」
確認した内容に間違いはありません。
「では、本文を作って」
出来上がった本文では、話数も、扱う範囲も変わっていませんでした。
別の話の内容も混ざっていません。
何度も指摘して戻していた作業が、前へ進みました。
今読んでいただいている第4話も、この手順で作っています。
Notionに設計図を残す。
作る前に読む。
作った後に照らし合わせる。
これで、記録した内容を毎回の作業で使う形はできました。
ところが、設計図を確認すれば、すべて正しくなるわけではありませんでした。
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