会社員回帰が増えているらしい。それでも私がフリーランスでいたい理由
最近、「フリーランスから会社員に戻る人が増えている」という話を目にすることが増えました。
収入の安定や福利厚生、将来への安心感。
そういったことを考えると、会社員に戻る選択をする人がいるのもすごく分かります。
フリーランスは毎月決まった給料が振り込まれるわけではないし、仕事がなくなれば当然収入も減ります。
それでも、この話題を見たときに私が素直に思ったのは、
「私は、できることならこのままフリーランスでいたいな」
ということでした。
現在、私はフリーランスのWebコーダーとして働いています。
フリーランスになってから約5年。
今のところ、会社員に戻りたいと思ったことはほとんどありません。
なぜそこまでフリーランスでいたいのか。
それは、私がフリーランスになりたかった理由を振り返ると、かなり分かりやすい気がします。
私が求めていたのは、たくさん稼げる働き方でも、好きな場所を転々としながら働くようなキラキラした生活でもありませんでした。
もっと単純に、
「決められた時間と場所で働くことから解放されたい」
というのが、一番の理由でした。
私は「働くこと」より「決められた働き方」が苦手だった
私は新卒で会社員として働き始めました。
でも、働き始めてからずっとしんどかったのが、
決められた時間に起きて、決められた時間に出社して、決められた時間まで会社にいること。
今考えると、仕事内容そのもの以上に、
この「毎日同じ時間に同じ場所へ行かなければならない」という生活が自分には合っていなかったんだと思います。
昔から、夜遅くまでゲームをしたり、ベッドに入ってからの考え事がやめられず寝つけなかったりして、朝はかなり苦手でした。
体調によって(生理中など)日中にどうしても眠くなってしまう日もあります。
そんな日でも、
「明日は7時には起きなきゃ」
「眠いけど会社に行かなきゃ」
となるのが、とにかくストレスでした。
だから、
「朝起きる時間を強制されない仕事がしたい」
「できれば自宅で仕事がしたい」
と思うようになりました。
面白いことに、フリーランスになった今は、以前より生活リズムが整って、朝8時くらいには自然と起きられることが増えました。
そこで初めて、
私は朝起きること自体が嫌だったのではなく、
「この時間に絶対起きなければならない」と強制されることが嫌だったのかも
と思いました。
会社員になったときから、いつか別の働き方をしたいと思っていた
実は、新卒で入社した時点から、
「ずっとここで会社員を続けることはないだろうな」
と思っていました。
将来的にはWeb系の制作会社へ転職するか、できるならフリーランスになりたい。
なんとなくそんなことを考えていました。
もちろん、会社を辞めて収入が激減する怖さが全くなかったわけではありません。
でも当時は、
「まあ、なんとかなるでしょ」
くらいの気持ちでした(笑)
Web制作だけで生活できるようになるまでは、必要ならアルバイトを掛け持ちすればいい。
最初から「絶対にフリーランス一本で成功しなければ」とは考えていませんでした。
私にとっては、会社員を続けることの方がしんどかったんだと思います。
そこで選んだのがWeb制作だった
仕事を探すときに、私が欲しかった条件はかなりはっきりしていました。
フルリモートで働ける
時間の自由度が高い
業務連絡はできるだけチャットで完結する
この条件と相性がよさそうだったのが、Web制作でした。
もともと中学生のころに簡単なWebサイトやブログを作っていたこともあり、
「これなら私にもできる気がする」
という、謎の自信もありました(笑)
いわゆるプログラマー・エンジニア系の仕事と比べると、Web制作は比較的学習を始めやすいとも聞いていました。
何より、すでに持っていたノートパソコンで始められるので、
スクールへ通うための大きな初期費用も必要ありませんでした。
(ちなみに、その後ゲーム目的でゲーミングPCをローンで買い、結局それを仕事でも使うようになりました。)
そこから独学でWeb制作を勉強して、ポートフォリオを作り、少しずつ仕事を受けるようになりました。
そして実際にフリーランスとして働き始めてみると、
Web制作は、私が求めていた生活とかなり相性のいい仕事でした。
実際にフリーランスになって、一番よかったこと
フリーランスになって一番驚いたのは、
通勤と決められた始業時間がないだけで、こんなにストレスが減るんだ
ということでした。
もちろん仕事なので、納期もあればクライアント対応もあります。
それでも、仕事をいつ進めるか、余裕のある時間をどう使うかは、ある程度自分で決められます。
私にとっては、それだけでかなり快適でした。
そして、フリーランスになってよかったと感じるのは、意外とものすごく小さなことだったりします。
すっぴんで髪がぼさぼさでも、そのまま仕事ができる。
仕事をしながら洗濯機を回して、終わったら干せるので寝る前には乾いている。
余裕のある日は、仕事の合間に散歩へ行く。
案件が落ち着いていれば、昼間からPCゲームをすることもあります。
朝・昼・夜のごはんも、時間に追われず自分で作ってゆっくり食べられる。
私は食べることがかなり好きなので、これは地味に大きいです。
毎日自宅で食べるので、自炊もしやすくなりました。
仕事中も、無音で作業するより集中できるので、サブモニターで動画を流したり、音楽を聴いたり、たまに歌ったりしています。
オンラインミーティングはちょくちょくありますが、今までの仕事ではカメラOFFでも特に問題ありませんでした。
人前で話すとかなり緊張するタイプなのですが、音声だけなら比較的落ち着いて話せます。
こうして書いてみると、本当に一つひとつは小さなことですが、
私が欲しかった「自由」って、海外を旅しながら仕事をするとか、平日の昼間から毎日遊ぶとかではなくて、
こういう小さな選択を、自分で決められることだったんだと思います。
Web制作フリーランスの、とある1日
最近の私の1日は、だいたいこんな感じです。
8:00 起床
起きてすぐ動くわけではなく、スマホを見ながらしばらくだらだらします。
9:00 散歩
朝の散歩へ。
9:30 帰宅・朝ごはんの準備
10:00~13:00 仕事開始
朝ごはんを食べながらメールなどをチェックします。
洗濯物があれば、このタイミングで洗濯機も回しておきます。
午前中は、案件がたまっていればコーディング。
仕事に余裕がある日は、PCゲームをしていることもあります。最近はオーバーウォッチをやることが多いです。
13:00 お昼ごはん
14:00〜18:00 コーディング
このあたりが一番まとまって仕事をする時間。
18:00 おやつ
その後も案件があれば仕事。
余裕があれば、オーバーウォッチやLoLをしています。
19:30 筋トレ・有酸素運動
最近頑張っています!
やらない日はゲームをしたり、普通にだらだらしたり。
20:30 お風呂
21:00 晩ごはんの準備
22:00〜 晩ごはん
アニメを見たりしながら、ゆっくり食べます。
24:00 就寝
もちろん、フリーランス=完全に自由ではない
ここまで書くと、
「フリーランス、めちゃくちゃ楽そう」
と思われるかもしれません。
でも、当然いいことばかりではありません。
まず、取引先の多くは一般企業なので、ある程度は相手の営業時間に合わせる必要があります。
9時〜18時までずっとPCに張り付いて働く必要はありませんが、連絡が来たときにある程度対応できるようにはしています。
そして、仕事量の管理もかなり大事です。
調子に乗って案件を詰め込みすぎたり、計画的に進めなかったりすると、
納期前に「終わらない!」となって夜中まで仕事をする羽目になります。
収入についても、会社員のように毎月決まった金額が保証されているわけではありません。
フリーランスとしてある程度安定して働くなら、
毎月ゼロから仕事を探すより、継続して案件を依頼してくれる取引先を作ることがかなり重要だと感じています。
税金や社会保険も自分で対応します。
Webコーダーの場合、私自身は確定申告については想像していたほど大変ではありませんでした。
ただ、国民健康保険などを見るたびに、
「高いな……」
とは思います(笑)
それでも、私にとっては今のところ、
こうしたデメリットよりも、時間の自由度が高いことのメリットの方が圧倒的に大きいです。
収入の安定と時間の自由。私は後者を選びたい
会社員回帰の話を見て、
「私はなぜ会社員に戻りたいと思わないんだろう?」
と改めて考えてみました。
たぶん答えはシンプルで、
私にとって、収入の安定よりも時間の自由の優先順位が高いから
なんだと思います。
もちろん、お金は大事です。
生活していくためにも、人生を楽しむためにも必要です。
でも今のところ、Web制作で普通に生活していくためのお金は稼げています。
そのうえで、毎週決められた時間を会社で過ごす生活と、自分で仕事量や時間の使い方を決められる生活のどちらかを選べるなら、私は後者を選びたいです。
完全リモート・フルフレックスで自分に合う会社があれば、会社員という選択肢もあると思っています。
会社員とフリーランスのどちらが優れている、という話でもありません。
ただ、今の私に合っているのはフリーランスでした。
会社員として働いていたころは、
「決められた働き方から逃げたい」
という気持ちでフリーランスを目指していました。
でも5年ほど続けた今は、少し違います。
逃げたいから続けているのではなく、今の生活が自分に合っているから、この働き方を続けたい。
今はそう思っています。
そして、私の場合、この働き方を実現するために選んだ仕事がWeb制作でした。
AIの進化によって「Webコーダーの仕事がなくなる」「フリーランスからの会社員回帰が進んでいる」と言われている中でも、ありがたいことに新規・継続ともにお仕事をいただけています。
そんな私が、スクールなし・独学5ヶ月でWebコーダーとしてお仕事をもらえるようになるまでの、学習ロードマップを公開しました!
一次情報もりもりの内容となっています。是非参考にしていただけたら嬉しいです。
