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正直なお医者さん

今日、私はもう20年の付き合いとなる皮膚湿疹を診てもらいに病院にゆきました。

しかし病院自体は引っ越し先で見つけた新しい病院です。先生はまだ若い30代くらいの先生です。
お薬の見立ても良く、皮膚の調子はいつもより良くなっていました。

診察の時に先生は
「何か気になることや聞いておきたいことはありますか?」
と言ってくれましたので、

「この手湿疹は治りますか?」

と聞いてみました。


先生は

「ほんのごく一部の人は完治します。しかし、ほとんどの人がお薬を使いながら、この手湿疹という病気と長らくお付き合いを続けることになります。治らないこともあります」

とおっしゃいました。

私はその時ホッとしました。

というのも、この20年手湿疹のためにあれこれと治療を受け、様々なアドバイスをもらい続けていたからです。

「自宅で正しくケアすれば治るはずですよ」

「頑張って治療しましょう」

「治らないはずはない」

「心の持ち方の問題なので心を直してください」

などの言葉で応援してもらっていたのですが、20年治らず今に至ります。

正直に「治らないこともある。長い付き合いになります」と言ってくれて、「あ、そうなんだ」と思ったのです。

完治するはほんのごく一部の人。
手湿疹という「病」と付き合っていると本当にそれがよくわかります。

先生、正直に言ってくれてありがとう。

自分にできるのは「病気」に適切な対処をして、落ち着いて過ごすこと。
自分に、人に、やさしい気持を育てながら「病」を見つめ、ともに歩いてゆこうと思えた日でした。









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