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「一生に一度」を後悔しない。娘の骨折に全リソースを投下した、私の優先順位。

◆ 腫れあがった指と、よみがえる「あの日の後悔」

球技大会のバスケを楽しみに、一生懸命練習していた長女が、試合を1週間後に控えて左手の人差し指を剥離骨折しました。

学校から病院へ向かう道すがら、「でられないかな?」「保健室に行かなければバレなかったのに」「どうしても出たい」と訴える彼女の横顔を見て、私の中にあった苦い記憶が疼きました。

数年前、長男がコロナの出席停止期間に引っかかり、本人は元気なのに音楽会の晴れ舞台を欠席させざるを得なかったあの日のことです。

「あんなかわいそうな思いは、二度とさせない」。今回のは感染症ではない。
他人にリスクを負わせるものではない。
ならば、私の調整力とリソース投下で、必ず彼女をコートに立たせる。そう心に誓いました。

◆ 仕事ではなく「病院メイン」の、濃密な1週間

そこからの1週間は、JTCの管理職としての調整力をフル稼働させました。
業務を調整し、会議の合間を縫って毎日彼女を病院へ連れていく。
学校の先生にも事情を話し、「遅刻も早退もするけれど、本番に出すために全力を尽くす」という決意を伝え、完璧なサポート体制を敷きました。

病院の理学療法士さんとも何度も対話を重ねました。
「当日なにかあったら駆けつけられる準備はできている。
親が責任を持つから、どうにかテーピングで出られないか」。
その執念が通じたのか、先生も親身になって、ギプスからテーピングへの切り替えやリハビリのメニューを組んでくれました。
「もちろん、この決断で怪我が悪化しても病院を訴えたりしません!」とも宣言しておきました。

◆ 奇跡の出場。そして手に入れた「最高の景色」

大会当日。朝一番に病院でテーピングを巻いてもらい、長女は無事にコートに立ちました。そして、見事に勝利。

毎日必死に通院した長女も偉かったけれど、仕事と家庭のパズルを解き明かし、あらゆるステークホルダーと交渉を重ねた私も、我ながら「よくやった」と誇らしく思っています。

これは単なる「怪我の治療」ではありません。娘の「一生に一度のチャンス」を、大人の事情で潰さない。過去の後悔を、親子で最高の思い出に上書きする。そんな、我が家にとって最も価値のあるプロジェクトだったのです。

彼女にとってのあの日は、変え難い思い出になったし、私にとってもいい時間でした。

【核心を突く質問】

1. あなたは「仕事が忙しいから」「先生に言いにくいから」という理由で、子供が「人生で二度と来ない舞台」に立つチャンスを、安易に諦めていませんか?

2. 子供のピンチに際して、あなたは単なる「心配する親」で終わりますか? それとも、「あらゆるリソースを動かして不可能を可能にするリーダー」として動けますか?

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