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「なぜ毎年同じ化粧品なのに、乾く年と乾かない年があるのか」

毎年同じ化粧品を使っているのに、今年はやけに肌が乾く。そんな違和感を覚えたことはありませんか。

「歳のせいかな」「化粧品が合わなくなったのかな」と考えがちですが、実はもっと別のところに理由があるかもしれません。

今回は、同じケアをしていても年によって乾燥の度合いが変わる理由と、今年の秋にできる対策についてお話しします。


「去年は平気だったのに」その違和感、間違っていません

毎年秋になると、多少の乾燥は感じるもの。でも今年は、いつもと違う気がする。

化粧品を変えたわけでもないのに、肌がつっぱる感覚が強かったり、粉をふくようなカサつきを感じたり。「私の肌、どうしちゃったんだろう」と不安になる気持ち、よく分かります。


乾燥の度合いは、肌以外の要因にも左右される

同じスキンケアを続けていても、乾燥の感じ方が年によって違うのには、いくつかの理由が考えられます。

① その年の気候・湿度
残暑の長さや、夏から秋への気温差の大きさは、年によって異なります。急激な気温差は肌のバリア機能に負担をかけやすく、それが乾燥として表れることがあります。

② 夏に受けたダメージの蓄積度
以前、夏の紫外線ダメージについてお話ししましたが、その年の紫外線量や、対策の徹底度によって、肌に蓄積するダメージの大きさは変わります。ダメージが大きい年ほど、秋の乾燥も強く出やすいと考えられます。

③ 体調やホルモンバランスの変化
睡眠不足やストレス、更年期による揺らぎなど、その年ごとの体のコンディションも、肌の状態に影響します。同じ化粧品を使っていても、体の内側の状態が違えば、感じ方も変わってきます。

④ エアコンの使用状況
猛暑が続いた年ほど、エアコンの使用時間が長くなる傾向があります。エアコンの効いた室内で過ごす時間が長いと、それだけ肌の水分が奪われやすくなります。


「化粧品を変える」より先に、意識したいこと

乾燥がひどいと感じると、つい新しい化粧品を探したくなりますが、まずは今使っているケアの「量」や「回数」を見直してみるのがおすすめです。

例えば、いつもの化粧水を今の季節だけ少し多めに使う、乳液やクリームを一段階しっかりめのものに変える、といった季節に合わせた微調整だけで、変化を感じられることも多くあります。

また、加湿器の使用や、こまめな水分補給といった、スキンケア以外からのアプローチも合わせて意識してみてください。


まとめ

同じ化粧品を使っていても、乾燥の度合いが年によって違うのは、気候や体調など、肌以外にも理由があることが多いです。

「今年はいつもと違う」と感じたときこそ、化粧品を疑う前に、その年ならではの要因に目を向けてみてください。

次回は、大人になってから増える「大人ニキビ」について、思春期ニキビとの違いをお話しする予定です。

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