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鱧のレシピ紹介してきます。

ちわっす。骨切りで指を切りながらリッチを目指してる料理人です。

リッチへの道は遠い。指の傷は近い。

夏が来たな、と感じる瞬間がある。
包丁が鱧の骨を刻む、あの連続した音を聞いたとき。

ちなみに骨切りとは、細かい骨を切り刻む技術のこと。
1cmの間に7〜8回包丁を入れる。
集中力が切れると、骨じゃなくて指を切る。
今日も切った。

鱧って何?

ハモ(鱧)と書く。
ウナギやアナゴの仲間、海水魚。
鋭い歯、長い体、そして異常なほどの生命力。

生命力が強すぎて、頭を落としても噛みついてくる。
こっちは指を切ってるのに、お前はまだ噛むのか。
夏はそういう季節です。

関西では夏の高級食材として長く愛されてきた。
味は淡白。なのに、吸物・湯引き・揚げ物・鍋・棒寿司——引き出しがやたら多い。
個人的には吸物とフライが最高だと思ってる。

でも今回はあえて鱧鍋を紹介する。

鱧鍋のレシピ(骨切り済み前提)

出汁の配合
・鰹昆布出汁 12
・薄口醤油  1
・味醂    1

このバランスが全て。
まずここを合わせておく。
料理人が指を犠牲にして辿り着いた配合なので、信じてほしい。

具材
・玉ねぎ 1個
・鱧(骨切り済み)
・柚子皮 少々(あれば絶対入れてほしい)

手順

1. 出汁を合わせて火にかける
2. 沸いたら玉ねぎを投入、しんなりするまで待つ
3. 鱧を加える
4. 仕上げに柚子皮を好みで

これだけ。
指を切るより全然簡単です。

柚子皮が入った瞬間、一気に品が出る。
香りが立って、「あ、これ料亭の味だ」ってなる。
作った本人の指に絆創膏が貼ってあっても、味は本物。

締めは雑炊一択。
出汁が鱧の旨みを全部吸ってるから、もう最高。

ひとこと

鱧は骨切りさえクリアできれば、調理自体はシンプルの極み。
骨切りは料理人に任せて、鍋だけ楽しんでください。
そっちのほうが絶対お互い幸せです。

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