【AIで深掘り】「完成度って何だろう?」が「投稿してからが本番」に変わった
小説を書いていて、ずっと引っかかっていたことがあります。
「完成度って何だろう?」という問題です。
それと同時に、もうひとつ別の悩みもありました。
面白そうなアイデアや、イメージ、タイトルだけは、いくらでも思いつく。
でも、それがなかなか「作品」として完成しない。
どこかで止まってしまっていました。
——これも、よくあることだと思います。
もちろん、そもそもそのアイデア自体が、自分以外には面白くないのではないか。
そんな不安も、ずっとあります。
書いている最中は、どこまでいっても「まだ足りない気がする」。
かといって、どこをどう直せばいいのかもはっきりしない。
そんな状態のまま、ずっと手元に置いておく。
でも最近、少しだけ考え方が変わりました。
■ 投稿してからが本番、という感覚
きっかけは、AIとの壁打ちでした。
やり取りの中で出てきたのが、「NOTEは提出して終わりじゃない」という話です。
普通の公募は、一発勝負です。
出した瞬間にすべてが確定して、あとは結果を待つしかない。
でもNOTEは違う。
投稿したあとも、直せる。
反応も見える。
自分でも読み返して、違和感に気づける。
つまり——
「出したあとに作品が変わっていく」
という前提で動ける場所なんですよね。
■ 完成度は“投稿前”にはわからない
ここで、ひとつ気づいたことがあります。
自分がずっと悩んでいた「完成度」というものは、
投稿前には判断できないんじゃないか、ということです。
なぜなら、
・スマホで読んだときのリズム
・スクロールのテンポ
・冒頭で引っかかるかどうか
こういう要素は、実際に“公開された形”にならないとわからないからです。
つまり、極端に言えば——
完成度は「出して初めて見えるもの」なのかもしれません。
■ 反応ゼロでも、それは失敗じゃない
もうひとつ、大きかったのがこの考え方です。
「反応ゼロでも、それはデータ」
正直、小説を初めて出したとして、
いきなり反応がつくとは思っていません。
でも、それで終わりではない。
・どこで読みづらいと感じたか
・どこが弱いと感じたか
・どこに違和感が残ったか
これを“自分で”拾える。
これは、紙の公募では絶対にできないことです。
■ 「完成させて出す」から「出しながら完成させる」へ
これまでの自分は、
「完成してから出す」
という前提で考えていました。
でも今は少し違っていて、
「出してから完成に近づける」
という考え方の方が、しっくりきています。
そもそも、アイデアの段階で止まってしまうよりも、
一度“未完成でも形にする”方が前に進める。
もちろん、大きく内容を変えてしまうのは別の話ですが、
少なくとも“見せ方”や“伝わり方”は、あとから調整できる。
そう考えると、かなり気が楽になります。
■ 小説+思考をセットで出すという方法
もうひとつ面白いと思ったのが、
「作品と一緒に思考も出す」
というやり方です。
例えば、
・なぜこの設定にしたのか
・どこで悩んだのか
・どこがまだ曖昧なのか
こういう“途中の思考”を、そのまま記事にする。
これは一見、未完成さを見せるようで怖いのですが、
逆に言うと「作品の裏側」を共有することでもあります。
読者にとっては、
作品 → よくわからない
思考 → なるほど…いややっぱりよくわからない
という往復が生まれる。
この体験自体が、ひとつのコンテンツになる気がしています。
■ まだピンと来ていない、という状態
正直に言うと、今でも完全に腹落ちしているわけではありません。
「これでいいのか?」という感覚は、まだある。
でも、たぶんそれでいいんだと思います。
むしろ、その“ピンと来ていない感じ”ごと出していくことで、
少しずつ自分の中の基準ができていく。
そんな気がしています。
■ まとめ
今回の気づきを一言で言うと、
「投稿はゴールではなく、スタート」
ということでした。
完成度を高めるために投稿する。
そんな使い方も、ありなのかもしれません。
もし同じように、
「完成度がわからない」
「アイデア止まりで終わってしまう」
と感じている人がいたら、
一度“仮で出す”という選択もありかもしれません。
少なくとも自分は、そこから何かが動き始めた気がしています。
