見出し画像

【愁子】岐阜旅行記vol.2 - 飛騨金山 -

はじめに

本noteは、配信者「愁子」さんの活動にまつわる記事を投稿しています。

愁子さんの出身は岐阜県。
配信でも度々岐阜県の魅力に触れています。

今夏、その岐阜県に訪れる事ができ、vol.1として下呂温泉の旅の様子を記事としました。

今回はvol.2として飛騨金山、その中でも「筋骨めぐり」を中心に取り上げます。





飛騨金山はどこにある?

「下呂温泉」や「白川郷」と比べると、やや控えめな知名度の「飛騨金山」ですが、まずは飛騨金山の位置をイメージしてみます。

飛騨地方とは

まず、「飛騨」についてですが、下図の通り岐阜県北部の北アルプスを含む飛騨地方の事を指します。

無料イラストサイト「illustAC」様より


単語としてはよく耳にする「飛騨」ですが、地図で見ると岐阜の中でもかなり広い範囲を占めている事がわかります。

名称の由来は諸説あるようですが、山襞(やまひだ)が良く見えるから「ひだ」と呼ばれるようになったとか、名馬の産地でもあったから「飛騨」(飛ぶ馬)の文字を当てた等々の言われがあるようです。


金山町とは

これから訪れる金山町は飛騨の南端に位置します。下呂温泉のある下呂市の一部で、下呂温泉の南方約28kmのところにあります。

無料イラストサイト「illustAC」様より

江戸時代には飛騨街道の「金山宿」として栄え、飛騨と美濃の文化が交差する玄関口だったとの事。金山町観光協会のサイトに詳しい情報が掲載されています。


筋骨めぐりとは

下呂市金山町にある迷路のように入り組んだ細い路地群を指します。人間の「筋(すじ)」や「骨(ほね)」のように複雑に絡み合う様子から、「筋骨」と呼びます。



愁子さんと飛騨金山

さて、そんな飛騨金山ですが、愁子さんが雑談等の中で話題にされる頻度はそれほど高くありません。

では、愁子さんの故郷をめぐる旅の中にどうして飛騨金山を組み込んだのかと言うと、それは、愁子さんが2026年の1月から3月にかけて配信を行った「SILENT HILL f」の舞台 「戎ヶ丘(えびすがおか)」のモデルとなった街が下呂市金山町だからです。

岐阜県が舞台という事で愁子さんは2025年末頃から興味を示しており、年が明けて始まったのが上記配信シリーズでした。


SILENT HILL f」の舞台が金山町である事は、以下の公式配信で語られています。少しだけ、その中身も見てみましょう。

(23分頃)ゲームの舞台になっている 「戎ヶ丘(えびすがおか)」 という町は、実際に岐阜県に存在する下呂市金山町という場所をモデルにしています。下呂市金山町に実際にスタッフが行って、そこで写真を撮ったり音を収録したりして、その現地のリアルな音、リアルな生活感というものを落とし込んでいます。

2025年3月14日(金)配信。「SILENT HILL Transmission」より。

愁子さんは「ひぐらしのなく頃に」が好きである事も公言していますが、その原作者の竜騎士07先生が本作のシナリオを担当しており、その竜騎士07先生が下呂市金山町の筋骨エリアを舞台として指名したとの事です。

SILENT HILL f」配信は愁子さん得意のストーリー物として非常に面白く、配信シリーズが終わったあとも登場人物の「咲子」や「狐面」がミーム化し、他の配信でもネタとして口にされるほど思い入れのある作品となりました。

そんな作品の舞台のモデルとなった街との事で「飛騨金山」は岐阜に行くなら必ず訪れたい場所だったのです。



地図で見る飛騨金山(筋骨めぐり)

高山本線の飛騨金山駅からスタートします。

筋骨めぐりの道筋は民家の真下であったりするため、地図上で表現する事は困難でした。

飛騨川と馬瀬川(まぜがわ)を渡る金山橋を超えて、馬瀬川沿いを少し歩き、飛騨街道を南下します。

飛騨街道の途中、上記地図の赤丸の囲みのあたりが筋骨めぐりのメインとなるエリアです。

上記のルートは以下の筋骨めぐりの観光案内地図を参考としました。地図上では表現しにくい筋骨めぐりのルートも以下のチラシを見てイメージを膨らませていただければと思います。

飛騨金山駅に置いてあったチラシです。



飛騨金山を観光

それでは、筋骨めぐりを中心に、金山町を観光してみます。

高山本線 飛騨金山駅

下呂駅から2駅。
下呂温泉に行くなら併せて観光したい立地です。

岐阜旅行2日目。この日も天気はすこぶる良く、要するに恐ろしく暑いです。
緑に飲まれ始めている駅のホーム。雲も山肌もきれいです。
一緒に降りた人達は地元の方のようで、駅のホームにはすぐに私一人になってしまいました。
電車の本数は概ね1時間に1本。
時間帯によっては2時間に1本になるので、もし行かれる方は電車の時刻は要確認です。
飛騨金山駅舎を外から。
細い飛騨川の支流が町の中を流れています。既に雰囲気があります。


金山橋

まずは飛騨川を超えて金山町の西側に向かいます。

無骨な鉄骨が味わい深い金山橋を渡ります。
金山橋はちょうど飛騨川と馬瀬川の合流地点にあり、雄大な風景を楽しめます。
手前が飛騨川、奥に少し見えているのが馬瀬川です。
金山橋の中腹あたりから。右側奥に見えるのが飛騨川、左側手前が馬瀬川です。
金山橋を渡り切りました。この風景が見られただけでも訪れた甲斐があるという物です。


境橋

馬瀬川のほとりを歩きます。

静かな夏の田舎道。
馬瀬川にかかる境橋。
橋の上から。河原に降りる階段の角度おかしくないですか?ほとんど垂直ですよね?
境橋を渡り切ったところにある「住吉権現・子守地蔵」のお堂。
近くの「両面宿儺木像」を見逃したのは残念。
境橋から西に歩いて飛騨街道に入ります。


飛騨街道

観光地然とはしていなく、地元の方の暮らしがそこにある通り。
古い建造物、うねる道筋が楽しめます。

街灯には「飛騨街道」の垂れ幕が。
どんどん歩くと、旧県道438号(写真手前の道路)とぶつかります。
橋の下を流れているのは飛騨川の支流。
この細い川が筋骨めぐりのエリアで民家の下にも流れています。
左手に見えるのが、旧旅館「清水楼」。
かつての宿場町「金山宿」の面影を残す、旧遊郭建築です。
お料理屋「魚織」さん。
天然鮎集荷所とは、川で獲れた天然の鮎を一括して買い取り、一時的に保管(蓄養)して市場や飲食店へ出荷するための拠点施設との事。
宿場町の風情が残っています。
そして、このあたりで筋骨めぐりの入り口を見失っています。
ちょっとだけ戻ってきました。
写真の「大岩洋服店」さんの建物の右に隙間があります。
ここが入り口です。ここ!?


筋骨めぐり(前半)

本格的に筋骨めぐりが始まります。
飛騨川の支流の細い川沿いに密集して建てられた建物を縫うように歩きます。

入り口を見つけた時には笑ってしまいました。
予習していたので、ここから入る事は分かっていたのですがいざ目の前にするとびっくりします。
意を決して下っていきます。
既に建物の作りがおかしいです。
小川にかかる橋が見えてきました。
飛騨川の支流の小川。その上に覆いかぶさるように民家が立っています。
入り組んだ建築に目を奪われます。
入り口の階段を下りてあと、ルートは南北に分かれています。
まずは北側に向かいます。この細い道を進みます。

家々の間を抜けると広がっていた光景がこちらです。建物が複雑に絡み合い、パイプが伸び、梯子がそこかしこにかかっています。

ゲーム「SILENT HILL f」の舞台「戎ヶ丘(えびすがおか)」で主人公の深水雛子(しみずひなこ)が細い路地を走り回るシーンがありますが、なるほどモデルになったというのが頷けます。


家々の下の通路から家屋に上がるための梯子や石段が点在しています。
さらに歩みを進めます。
ここが公道である事が信じられない。
頭を下げないと潜れません。
筋骨めぐりを観光されている方は他にもいらっしゃいましたが、背の高い外国人の方などは通行に苦労されているようでした。
複雑な建築と縦横無尽に走っているパイプの様子は別世界のようです。
頭を下げて下げて先に進みます。
振り返るとまた違う風景、違う魅力として映ります。
使われている建築資材に統一感が無いのもまた雑多感のある魅力につながっています。
突然奥に猫が現れてじっと見つめてきました。
ホラーゲームの聖地巡礼をしていたので、意味ありげな視線に不思議な気持ちになりました。

上の写真の路地を左折すると大通りに面します。
一旦、来た道を戻って今度は入り口から南方向を散策します。

写真左下の橋が、筋骨めぐりの序盤に降りてきた入り口につながっています。
スタート地点に戻ってきました。
南側を散策します。
このごてごてした建築物は観光地図でも「ハウルの動く城」と紹介されていた特徴的な家屋です。
筋骨は生活のための通路である事がよくわかります。
共同の水場です。
小川の上にせり出すように作られた家屋それぞれには、簡易的な橋が設けられています。
建築物というよりは、生き物のようにも思えます。
なるほど筋骨です。
進んでいくと、石造りの橋と遭遇。
絡み合うような階段と路地。
橋の上から撮影。
知らなければこの家の隙間が通路とは思えません。
橋の先は飛騨街道と合流していました。
右手が飛騨街道、左手の橋が先ほどまで歩いていた小道です。
再び南側に歩みを進めます。
金属製のフェンスや橋は近代に設けられたと思われますが、それ以前はどんな風景だったのでしょうか。
南側の散策もそろそろ終わりが見えてきました。
再び、飛騨街道と合流しました。

距離としては長くはないのですが、姿勢をかがめたり一歩ごとに見える風景が変化する事もあって、道のり以上のボリュームを感じました。


筋骨めぐり(後半)

一旦、飛騨街道に戻ったあと、1本西側の通りに移動します。

筋骨めぐりの「表側」。どことなく異世界感のあった「裏側」と比べて安心感があります。
後半の入り口はここ。
家屋の間を縫って進みます。
川沿いではなくなり、畑の合間の小道を歩きます。
路地の細さは相変わらず。
細い路地を抜けた先の風景。岐阜の夏が詰め込まれたような光景でした。
観光地図では、「こちょこちょの木」と紹介されていた樹木。
傍らにはベンチが設置されていました。畑仕事の方が休憩等されるのでしょうか。
夏、まっさかりでした。
国道41号線にぶつかって後半も終了。
この国道もまた違った魅力がありました。猛暑でなければもう少し散策したかったです。


帰路

筋骨めぐりを堪能したので、元来た道を戻ります。

ルートを変えて、飛騨街道も歩きます。
逆光にやられましたが、ここは「昭和の銭湯」跡。
ガイドさんがいれば中も見る事ができたようです。
筋骨めぐりのスタート地点に戻ってきました。
この石段は、筋骨めぐりのポスター等で顔役を務めているスポットです。
そこかしこに貼られていたポスター。
筋骨めぐり、素敵な体験になりました。


鎮守山 両面宿儺像

近くに、両面宿儺の碑があるとの事で足を延ばしてみました。

「呪術廻戦」で一躍有名になってしまった両面宿儺さま。これもまた聖地巡礼です。
井戸と合体している様子が旅情を誘います。
100mほどですが、小高い丘を登っていきます。
中腹。既に雰囲気があります。
頂上のお堂が見えてきました。
飛騨金山の町を見守るように鎮座する両面宿儺さま。
お堂の裏で少し休ませていただきました。


食事と喫茶 みのや

飛騨金山駅に戻って、電車待ちの間に休憩しました。
駅前の喫茶店「みのや」さんです。

駅周辺には飲食店が複数あり、食事には困らない印象でした。
東海圏(愛知・岐阜・三重など)のモーニングは、ドリンク代だけでトーストや卵などの軽食が付いてくるのが特徴です。

クリームソーダを注文したら、岐阜流のモーニングで無料でトーストとゆで卵とヨーグルトとバナナが付いてきました。クリームソーダの裏にはサラダの小鉢もあります。

話には聞いていましたが、岐阜のモーニング恐るべし。大サービスでした。



最後に

愁子さんの故郷、岐阜が舞台というきっかけで始まった「SILENT HILL f」の配信。その聖地巡礼ができた事は良い体験となりました。

ゲームの聖地でもあり、愁子さんの聖地でもあるという事で、なかなか濃い旅を楽しめました。

下呂温泉から近く、飛騨金山駅からも徒歩で十分まわれる「筋骨めぐり」は、お近くを旅されるなら併せておすすめしたいスポットです。


そんな岐阜県出身の愁子さんは、日々Youtube配信で私たちにエンターテイメントを届けてくれています。

2026年8月現在の愁子さんは、ゲーム「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の配信に力を入れています。

また、自身の過去の長時間配信から面白い部分をピックアップした切り抜き動画にも注力しており、本日8月11日には以下の動画がアップロードされました。

こちらは、愁子さんの配信の様子が8分間の動画としてコンパクトにまとめられており、愁子さんを全く知らない方にぜひ見ていただきたい動画となっています。

よろしければ、こちらの動画を見ていただいた上で、「SILENT HILL f」や「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の配信アーカイブにも目を通していただければと思います。

また、本記事の前にvol.1として作成した「下呂温泉」の旅行記も併せて読んでいただければ幸いです。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集