青春の真只中は、いつの日か振り返れば
Beautiflu day。
大人からしてみると、10代から20代の学生時代がその日々だった、と思う事が多いのではないか。
真只中にいては、はっきりとは気付かないからこそ、振り返ってみると本当にBeautiflu dayだったと。
そんなBeautiflu dayを思い出すこの曲。
FIELD OF VIEW
「Beautiflu day」
(マキシ・シングル)
2000年2月23日発売 COCA-50500(Beat reC)
「Beautiful day」
作詞 浅岡雄也
作曲 寺尾広
編曲 池田大介&FIELD OF VIEW
ストリングスアレンジ 篠崎正嗣
CDの帯には「FIELD OF VIEW初のコンセプト・マキシ・シングル。バンドとオーケストラのコラボレーション」とある。全3曲で全てバンドとストリングスで演奏されている。
以下、バンド名はFOVと略す。
歌詞は歌詞カードから引用する。
このシングルは、記念すべきFOV初の盤面が12cmのマキシ・シングルだ。1枚前までは8cmシングルだった(所謂短冊というやつ)。
そして、2000年代に入って1枚目の作品。
(タワーレコードオンラインより)
イントロが長く試聴では歌までたどり着けないのですが。でもこのイントロの弦楽器と木管楽器の音色が曲を盛り上げていて、好きなんだ。
弦楽器はもちろん、要所要所にフルートやオーボエの音が入っているのが良い。一転、歌に入ると弦楽器ではなくピアノとバンドと浅岡さんの声で曲が進む。
弦楽器の音が満載で、クラシック好きな筆者としてはとても嬉しかった。
オーケストラと浅岡さんの声の相性も良いと思うのだ。金管楽器に負けない声なのですが、弦楽器と木管楽器とも合う。
歌詞には「制服」「テスト」と出てくるので主人公は中学生か高校生くらいかな。
卒業式にぴったりの歌詞と曲だと思う。
合唱曲にアレンジしたらきっと素敵だろうな。
卒業式で合唱しました!って言ってみたい(歌えたら泣くかも)。
(歌ネットより)
発売当時は学生だったので余計に歌詞と自分の状況がリンクしていて、思い出が一際ある曲なのだ。
朝が来るまで話した最後の夜
君がいたから ここまで来れたんだ
卒業式、謝恩会が終わって更に2次会があり、その後に友人達と学校に移動して再び飲んで朝まで過ごした。
エピソードはいろいろとあるが、書いてみたら長くなったので割愛します。そのうち別記事で書こうかな。
あ、今よりも諸々が緩かった時代なので夜中に校舎にも入れたし、校内に一升瓶を持ち込んで飲み明かすのが可能でした。証拠写真あり(学生とはいえもちろん全員成人です)。
あの学校に編入して2年間を過ごして無事に卒業できたのは、友人達がいてくれたおかげだ。
改めて、ありがとう。
道は分かれてる
誰もが違う夢見てるから
笑顔で別れよう また逢えるよ
結局、数人と一緒に学校に泊まって次の日に駅のホームで、じゃあね、と別れた。
その日から今日まで、よく会う友人もいればその日以来会っていない友人もいる。
皆元気にしているだろうか。
この曲の歌詞のとおりだ!と気付いたのはこの日から少し経ってからだ。
当時、友人の一人がネット上に学友同士で使える掲示板を運営していたので、そこに歌詞と、この歌詞そのままだったね!と書き込んだ。
すると別の友人が反応し、「本当だ、FIELD OF VIEWすごいね!」と書き込んでくれた覚えがある(姐さん、この掲示板どうなったでせうね)。
この曲には他にも思い出がある。
歌詞と現実がリンクするとはまだ知らない2年前、筆者は別の場所で念願叶った写真撮影をしていた。
袴姿で素敵建物と共にFOVぽい写真を撮影するという念願を!
無料で入れる素敵建物で、袴姿でバタバタと数人で騒がしくすみません。撮影は入ってすぐの、正面階段で行った(個人的な撮影も可能な建物だ)。
袴姿の4人で階段に立ち、それぞれポーズを取ってみる。階段は段をずらして立ち、友人Aが手すりにもたれかかり、友人Bは左を向き、友人Cは右を向き、それぞれ別の角度で立ち、それっぽい雰囲気を出してくれた。
しかもこの時、階段の上から警備員さんが降りて来たのだが、我々が写真撮影をしていると見て、立ち止まって撮影が終わるまで待っていてくれた事を筆者は一生忘れない。
警備員さん、お気遣いありがとうございました!
おかげで、CDジャケットっぽいアングルでうまく撮れたなあと思う(撮影したのは同じく袴姿の友人)。
この建物は、FOVがスーツ姿で写真撮影しても絶対にハマるしカッコいいと確信しています。
確か、当時も友人への手紙に「ジャケット撮影したら絶対合う!」と書いた記憶がある。

赤い絨毯も雰囲気満載
何ならホールでライブもできちゃいます。

仮にホールでFOVライブがあって「Beautiful day」が演奏されたらどんなに素敵だろう、
と思っていたのだ。
僕らが生きてる 僕らを待ってる
この時代も色褪せてゆく
それでも忘れないよ
最初の一歩踏み出した
青春の真只中は Beautiful day
袴姿、といってもコスプレではなく、卒業式が終わった後に駆けつけて撮影した本物の(?)袴姿。必ず、この建物で袴姿の写真を撮る!と決めていたのだ(ノリは捜査一課長)。
ワガママな撮影に付き合ってくれた友人たち、
改めて、ありがとう。
2年間、毎日同じ釜の飯を食い、同じ釜の風呂に入り、学業に勤しんだ寮生活は、人生の中でも濃厚で楽しい日々だった。
僕らが生きてる 僕らを待ってる
まだ何も始まっていない
未来※(あした)を掴みたいよ
冷たい風を飛び越え
何時の日か振り返れば Beautiful day
寮で朝まで語ったことはなかったと思うが(友人の部屋に夜中までいても、律儀に自室に戻って寝ていた)青春の真只中、だった。
寮生活はアレヤコレヤのエピソードが満載すぎて、とてもじゃないがここには書けない(いろんな意味で)。そのうち別記事にするかも、しないかも。
学生時代の2年間と2年間の合計4年間、歌詞の最後の一行のとおり、振り返ればあの月日はBeautiful dayだった。
本当に、歌詞が素晴らしく、更にストリングスによって感動が増す曲だ。
この曲について、作曲した寺尾広さんとボーカルの浅岡さんがライブで語ったことがある。
2023年の寺尾さんのライブでの事だ。
浅岡さんのツイキャスプレミア配信で見ることができる。とても貴重なデモ音源やエピソードが聞けるので、気になる方にオススメです(急遽の配信だったので本数が分割していますがそれもライブらしくて更にオマケ感がある)。
デモは仮歌が英語詞、歌っているのが寺尾さんなので洋楽っぽい。これがオーケストラと共に演奏されて浅岡さんの声で歌われると、かくも感動的になるのかと感心してしまった。
このマキシシングルのジャケット写真の4人がまた、いつもと違う感じなのだ。
4人とも黒いスーツだが、少し華やかな雰囲気の白いドレスシャツ。袖にフリルがあって黒いパイピングがある。ネクタイではなくアスコットタイだな。
オーケストラや宮廷音楽家をイメージさせる雰囲気。特に小橋さんは髪型含めてクラシックの作曲家のようだ(音楽室にこのまま肖像画として飾ってあっても違和感なし)。
浅岡さんと新津さん、小橋さんと小田さんが向かい合わせになっているが、あ、これ、向かい合わせの2人が同じポーズなのか。今回記事を書こうとまじまじと見ていて改めて気付いた。
MVを確認すると、このスーツ姿ではない。割とカジュアルな服装で、4人の衣装の色は赤と黒で統一されている。
珍しく浅岡さんがマイクを持たずに歌っている。マイクスタンドの前で背筋を伸ばして歌う姿がお馴染みなので、少し意外(が、筆者調べではマイクなしのシングルのMVは計10本。全シングルの半分だ)。
演奏していないシーンもあるが、こちらはスーツ姿というよりジャケットなしのシャツとネクタイ姿。ジャケットありの方が好きだな。
隠しちゃいないが何を隠そう、今更ながら、
FOVは一度解散しているバンドだ。
95年5月15日に4人組バンドとしてデビューし、02年に解散。
その後メンバーは各々ソロ活動などを開始。
ボーカルの浅岡雄也(あさおか ゆうや)さんは
03年7月30日にソロデビューしています。
デビュー25周年となる2020年頃から動きが活発化し、ボーカル浅岡さん、オリジナルメンバーのドラムの小橋琢人(こはし たくと)さんと2人体制でふわっと再活動開始。後述するベストアルバムも発売しました。
2022年には20年ぶりにシングル「きっと」をリリース。
(Musingより)
(AppleMusicより)
更に、2024年にはオリジナルメンバーのギターの小田孝(おだ たかし)さんが加わり、3人体制で本格的に再活動しています。
(FIELD OF VIEW Official Siteより)
「Beautiful day」は2020年に発売されたCD「FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020」に収録されている。
2枚組CDのうち、1枚目の最後の曲だ。MVが収録されたDVDも付属している。が「Beautiful day」のMVは収録なし…。
(U-ya asaoka Official Web Shopより)
MVの代わり(?)に、2021年に発売されたDVD「FIELD OF VIEW 25th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」ではライブ盤を聴くことができる。
ライブで演奏される際は後奏が長い。CDではピッコロ(たぶん)のソロの後に静かに終わるのだが、ライブでは繰り返される弦楽器のフレーズが、まだまだ青春は続いているんだよと言ってくれているようだ。このバージョンも好きだな。
(Musingより)
CD「FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020」には、歌詞カードに浅岡さんのライナーノーツが付属している。全曲についてご本人が書いている貴重なものだ。
「Beautiful day」から一部を引用。
(前略)試行錯誤の振り幅がもっとまとまっていたならFIELD OF VIEWは続いてたのかな?否だ。
歌詞Last1行、そこが凡て、だね。
あさおかさぁ〜〜ん(号泣)
そんなFIELD OF VIEWは、2025年にデビュー30周年を迎えます。
青春の真只中だった青年たちは、立派に中年と呼ばれる年齢になりました(お前もな、というツッコミはひとまず横に置いておく)。
30周年!となればやりますよね、ライブ!
FIELD OF VIEW 30th Anniversary LIVEが大阪と東京で開催されます。
大阪は5月10日(土)堂島リバーフォーラム、
東京は5月15日(木)LINE CUBE SHIBUYA。
東京はデビュー記念日に開催です。
きっと今でも青春真只中を過ごしているに違いない、カッコいい大人たちが繰り広げるライブ、
これは行かねばなるまい。
チケットは2月20日からSNS先行があります。
(イープラスより)
青春時代に聴いてた!懐かしい!と思う方、
どんなバンドなのか気になる!と思う方、
90年代のJ-POP好き!な方、
「突然」や「DANDAN心魅かれてく」や「渇いた叫び」を生で聴いてみたい!方(演奏されるかは不明ですが演奏されなくても行って後悔しないライブが観られます!)、
やだ全員イケオジ!と思われた方、
スーツ好き!な方、
イケボ好き!な方はこの機会にぜひ!
いつまでも 在ると思うなFIELD OF VIEW
noteより
インターネット情報は2025年2月23日確認。
