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気付けば性善説だった

「今の、入ってましたよね?」

そう言っても、相手が「アウトです」と言えば、その球はアウトになります。テニスの試合には、ジャッジしてくれる審判がいません。

それが【セルフジャッジ】というルールです。

こんにちは。
No.3代行事業をしている、複業CEOのウエツです。
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「普通の人生」に疑問を感じ、転職やパラレルワークで「普通」をぶっ壊しにいったら、気付けば10社で複業していました。
生き方は何通りもあっていい。
あなたの「普通」も、ちょっと揺さぶれたら嬉しいです。

元ネタはこちら⏬️


テニスという自分が戦いやすいフィールドに子どもたちを連れ込んで、大人マウントを取っているウエツです。
(長男にはもうすぐ負ける)

ボクは長くテニスをやってきました。日本ランキングを持っていた時期もあります。でも、その頃も含めて、審判がつく試合にはほとんど出たことがありません。

テニスには「セルフジャッジ」というやり方があります。ほとんどの試合が、これで進みます。かなり大きな大会でも審判はいません。選手同士でイン・アウトを判定しながら、試合を進めるんです。

小学生の頃はサッカーをやっていたので、最初はこれがすごく不思議でした。サッカーには主審がいて、ラインズマンがいて、線を割ったかどうかを見てくれる人がいます。野球も審判がいます。草野球ですらいます。なのにテニスは、自分たちだけで進める。

🔵 自分の打った球を相手が判定する

セルフジャッジの仕組みは、こうです。

相手が打って、ボクのコートに飛んできた球。これがインかアウトかを、受けたボク側が判定します。打った本人ではなく、受けた側が決めるんです。

テニスは線の上、オンラインならインです。線からほんの少しでも出ればアウト。それを、自分がプレイをしながら見て、その場で判定します。動きながら、際どいところを目で追って、一瞬で決める。冷静に考えると、けっこう無茶なことをやっています。

ここで問題になるのが、変なジャッジです。ボクの打った球が線にかかって完全に入っているのに、相手が「アウト」と言えば、その球はアウトになってしまう。もちろん意見は言えます。「今の、入ってたんじゃないですか」と。でも相手が「いえ、アウトでした。ここに来ました」と言い切れば、それで確定です。

🔵 ルールじゃなくスポーツマンシップ

じゃあ何を根拠に、これが成り立っているのか。ルールブックではありません。

スポーツマンシップです。

相手が正直にジャッジしてくれる。ずるをしない。その前提の上に、試合がのっています。だから「アウト」と言われたらアウト。言った側を信じるしかない仕組みなんです。

ちなみに、変なジャッジをすることを、テニスでは「イモる」と言います。「めっちゃイモられた」みたいに使うんですね。他のスポーツにも独特の言い回しはあると思いますが、これはテニスの言葉です。イモられると、正直きついです。試合の流れが、そこで変わってしまうこともあります。

このミスジャッジ、子どもの試合だと本当に多いんです。

理由はいくつかあります。

まず、ルールをまだよくわかっていない子がいる。それから、プレイをしながら相手の球のイン・アウトまで見るのは、大人でも大変なんです。動きながら、際どい一点を見なきゃいけない。だからミスも出る。それで試合の流れがガラッと変わることもあります。

やっかいなのは、中途半端にうまい子です。明らかに入っている球を「今のアウトです」と言ってくる。「いやいや、めっちゃ入ってたし」と思っても、言われたらアウトになります。

逆もあります。打った本人は、感覚で「あ、今のはアウトだな」ってわかるんですよ。やっていると、手に残る感触でわかる。なのに、そのままインとして続けて、エースを決めて「よーし」と言ってくる。「今の、アウトだったでしょ」と言っても、「いえ、入ってます」と返ってくる。こういうのが、けっこうあるんです。

団体戦はまだいいんです。プレイしていない選手が審判に入れるので。でも個人戦は、上まで勝ち上がっても、大会の決勝でさえ審判がつかないことがあります。高校生だと「負け審」といって、負けた人が次の試合の審判をやる仕組みもあります。これはまだ審判が入るぶんマシですね。最近はそれも減って、セルフジャッジが増えている印象です。

🔵 それでも試合が成り立っているのは

テニス系で面白い動画を出しているネパールくんという上手な子がいて、彼が「これ、おかしくね?」とセルフジャッジについて話しているのを見ました。確かに、と思いました。世間一般の感覚で見たら、自分の打った球を相手に判定させるって、変な話です。

でも、それで試合は回っている。回っているということは、ほとんどの人が変なジャッジをしない、という前提が実際に機能しているということです。救いとして、子どもの大会にはコートレフェリーのような大人がいて、いざこざが起きると裁きに行ってくれます。そういう仕組みもありつつ、根っこのところは「みんなちゃんとジャッジする」で成り立っている。

これって、性善説ですよね。相手を信じることが、最初から仕組みに組み込まれている。

🔵 仕事でもみんないいやつだと思っている

ボクは今、No.3代行という仕事をしています。いろんな人に仕事を頼んだり、逆に頼まれたりします。そのとき、ボクは基本、性善説で考えています。

一緒に仕事をしている人たちは、みんないいやつだ。悪いやつなんかいない。そう思って動いています。考え方や進め方は、それぞれ違います。でも、みんなのゴールは同じだと思っているんです。自分の人生の中で、幸せになること。方向性は違っても、行き着く先は同じ。そう考えると、そもそも悪いやつなんていないんじゃないか、と。

頼む側になっても、頼まれる側になっても、これは変わりません。この人はきっと手を抜かない、ちゃんとやってくれる。そう信じたところから仕事を渡すし、渡されたら応えたいと思う。疑うところから始めるより、信じて始めるほうが、結果として物事は前に進む気がしています。

🔵 これがボクのルーツかもしれない

正直、この考え方で失敗したこともあります。よかれと思ってやったのに、後から不満を言われたり。自分では頑張ったつもりでも、相手からするとぜんぜん足りていなかったり。「けっこうやったんだけどな」と思うことは、何度もありました。

でも、それもお互いの考え方の違いだと思っています。相手を陥れようとしてやっている人は、正直、一部にはいるのかもしれません。でも、なるべくそうは考えたくない。だから性善説でやってきたし、これからもそのつもりです。

なんでこんな考え方になったのか。たどっていったら、たぶんここでした。テニスのセルフジャッジ。変なジャッジをするやつなんかいない、みんないいやつだ。そう思いながら、ずっとコートに立ってきました。

これからは、テニスじゃない競技でも同じです。仕事という試合でも、みんないいやつだと思いながら、ボクはジャッジしていきます。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も楽しむためにやるかめっちゃやるか。
選択はあなた次第。

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「経営の"進まない"を"進む"に変える」No.3代行をしています。
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