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きっかけに出会う機会

「野球は急にうまくなる」

プロ野球のピッチャー、菊池雄星さんが、そう話していました。SNSで偶然、流れてきた言葉です。
徐々に、じゃない。急に。

この一言に、ボクは思わず首がもげるほど頷いてしまいました。

こんにちは。
No.3代行事業をしている、複業CEOのウエツです。

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「普通の人生」に疑問を感じ、転職やパラレルワークで「普通」をぶっ壊しにいったら、気付けば10社で複業していました。
生き方は何通りもあっていい。
あなたの「普通」も、ちょっと揺さぶれたら嬉しいです。

元ネタはこちら⏬️

未だに指数関数的な成長のブレークスルーを体感したことのないウエツです。
(大器晩成と言われて早45年)

冒頭の菊池雄星さんの言葉を、もう少し掘り下げます。

「野球は急にうまくなる。徐々にうまくなるわけじゃない」

ボクはこれ、野球に限らず全部そうだと思っています。

たしかに、最初だけは違います。初心者から初級くらいまでは、やればやるほどうまくなる。数字も右肩上がり。それが楽しくて、どんどんのめり込んでいきます。ボクにも、覚えがあります。

でも、どこかで頭打ちが来るんです。急に伸びなくなる。停滞期に入って、スランプだと落ち込む。そこから先は、波を打ちながら、階段を一段ずつ上がるようにしか、うまくならない。ずっと右肩上がり、なんてことはないんですよね。

大事なのは、この停滞を「失敗」だと勘違いしないことです。伸びていないように見えて、実は次の一段に上がるための、助走に入っているだけ。ここで辞めてしまう人が、いちばんもったいない。もう一段先に、景色が待っているかもしれないのに、その手前で降りてしまうわけですから。

🟢 質を上げるために量をやる

ここで、一見おかしなことを言います。

質を求めるために、量が必要なんです。

頭打ちが来ると、人は質を求め出します。
「もっとうまくならないと」
「もっといい結果を出さないと」
その気持ちは、すごく分かります。ボクも同じです。

じゃあ、その質はどこから来るのか。量です。たくさんやった先にしか、質は見えてこない。質を上げたいのに、やることは量を増やすこと。矛盾しているように聞こえますよね。でも、これがボクの実感なんです。

世の中では「量より質だ」とも「質より量だ」とも言われます。どっちが正しいか、ずっと揉めている。でもボクは、順番の話だと思っています。まず量。その量の中から、質のヒントが見えてくる。質を先に取りにいこうとしても、材料がなければ、取りようがないんです。

🟡 なぜ量なのか

なんで量が要るのか。

答えは、きっかけに出会うためです。

ボクの得意なテニスで考えます。

球をたくさん打つ。すると、タッチの感覚や、自分のスイングが、あるとき「これだ」とハマる瞬間が来ます。その一瞬をつかむために、ボクらは打ち込んでいるんです。楽器でも、勉強でも同じ。ある日ふっと、指が勝手に動く、問題が急に解ける。そういう瞬間が、必ず来ます。

100回やって、1回もきっかけに出会えないかもしれない。でも1000回やれば、出会える可能性は確実に上がります。数を増やすのは、当たりを引く回数を増やすため。そして、そのきっかけをつかんだ瞬間に、ギュンと一段上がる。「急にうまくなる」の正体は、たぶんこれです。

🟠 きっかけは狙って待てない

やっかいなのは、このきっかけが、いつ来るか分からないことです。

「明日、コツをつかむぞ」と決めて、つかめるものじゃない。100回目で来る人もいれば、900回やってようやく、という人もいる。来るタイミングは選べません。選べるのは、打席に立つ回数だけ。

それに、一度つかんだきっかけが、ずっと通用するとも限りません。環境が変われば、また新しいコツが要る。だからうまい人ほど、うまくなってからも、量を打ち続けているんですよね。

だから、量をやるんです。いつ来るか分からないものを待つには、試行回数を増やすしかない。ボクが10社で複業しながら、いろんな仕事に手を出しているのも、根っこはこれです。どこで何がハマるか、やってみないと分からないから、まず数を打つ。

これ、ビジネスでも同じでした。

起業したての頃なんて、右も左も分かりません。どう稼ぐかも、何が正解かも、まるで見えない。だから最初は、闇雲にやるしかない。求められた仕事に、片っ端から答えていく。すると当たり前に、数字もスキルも経験値も、右肩上がりで伸びていきます。

ところが、ここでも頭打ちが来ます。キャパの限界です。一人でこなせる量には、上限がある。そこで「単価を上げてもらえるように、もっと価値を出さないと」と、質を求め出す。その質を上げるために、また量が要る。スポーツで起きたことと、寸分違わず同じ流れでした。

面白いのは、闇雲にやった時期の経験が、あとで効いてくることです。あのとき数を打っていたから、「これはハマりそう」「これはたぶん違う」という勘が働く。無駄に見えた量が、質を見抜く目に変わっていました。

🔴 ただ量をこなすだけではダメ

ちなみに、量をやること自体は、否定しません。大事です。でも、ただ闇雲に量をこなすだけでは、いつまでたってもうまくならない。

大事なのは、「何のために量をやるのか」を忘れないこと。

きっかけをつかむため。この一点を意識しているかどうかで、同じ1000回でも、中身がまるで変わります。同じ回数を打っても、ぼんやり打つ人と、「今のは何が良かったか」を毎回考える人とでは、たどり着く場所がぜんぜん違う。ボク自身、「とにかくたくさん」で止まっているものが、まだいくつもある。正直に言うと、ちょっと耳が痛い話なんです。

それでも、意識するだけでいい。難しいことは要りません。一回一回に、ほんの少し「今の狙いは何だったか」を足すだけで、量は同じでも、中身の濃さが変わっていきます。

🟣 質を求めながら量をやる

だから、心がけたいことは一つです。質を求めながら、量をやる。

新しいことを始めるときは、失敗もリスクも怖い。だからつい「とりあえず数をこなそう」となります。その気持ちは分かるし、スタートはそれでいい。ただ、走りながらでいいので、「このきっかけをつかむために、今これをやっている」と、頭のどこかに置いておく。

野球でも、テニスでも、勉強でも、ビジネスでも。文章を書くのも、喋るのも、歌うのも、たぶん全部そうです。「うわ、これだ」というきっかけをつかむために、ボクらは量をやっている。ただ数をこなせばいい、ではない。そこだけは、忘れずにいたいと思っています。

あなたが今やっているその量は、何のきっかけを、つかむためのものですか。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も楽しむためにやるかめっちゃやるか。
選択はあなた次第。

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「経営の"進まない"を"進む"に変える」No.3代行をしています。
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