見出し画像

ヒトの欲望は尽きない

「1,000万円には届かないですね」

起業初年度、税理士さんからそう言われました。

それでもボクは、十分に満足していたんです。
忙しくて、楽しくて、幸せでした。

ところが今、あのころの倍を超える数字を見ながら、ボクはまた「次」を考えています。

こんにちは。
No.3代行事業をしている、複業CEOのウエツです。

X:https://x.com/threetno3
Instagram:https://www.instagram.com/threetno3
stand.fm:https://stand.fm/channels/651cc1160bc9d6e1d67e19a4
three.T公式サイト https://three-t-ltd.com/

「普通の人生」に疑問を感じ、転職やパラレルワークで「普通」をぶっ壊しにいったら、気付けば10社で複業していました。
生き方は何通りもあっていい。
あなたの「普通」も、ちょっと揺さぶれたら嬉しいです。

元ネタはこちら⏬

買っても買ってもスニーカーの欲望が尽きることのないウエツです。
(10月10日も決戦の日)

何を当たり前のことを、と思った方も多いかもしれません。

ボクもそう思います。でも最近、この当たり前を、自分の会社の数字でまざまざと見せつけられているんです。

ボクが起業したのは、2020年です。

最初の年のクライアントは、本当に少なかった。1人の社長から、2社ぶんのお仕事をいただいていました。

それに加えて、旅行会社のリトルコンシェルに、役員として入っていた。それが全部です。

それでも、めちゃくちゃ忙しかったんですよね。

当時はAIもありません。とにかく自分で動き回るしかない。

たとえば、美容の事業を一緒に立ち上げたことがあります。スタッフのみなさんと駆けずり回って、セルフエステのお部屋を改装する。足りないものを買いに走る。

本当に忙しかった。でも、それはそれで楽しかったんです。

売上はというと、たしか1,000万円にも届かないくらい。うろ覚えですが、期の途中から始めたこともあって、そのくらいだったと思います。

それでボクは、十分に満足していました。

会社を始めたのは、ボクのわがまま。だから家族にもちゃんと返さなきゃいけない。そう思いながら、1年ずつ積み上げてきました。

🟢 手放すと入ってくる

ありがたいことに、そこから売上が大きく減った年は、ほとんどありません。

横ばいの年はありました。少し減った年もある。でも、すぐに戻ってきました。

ボクには「手放すと、入ってくる」という方針があります。

仕事を手放すと、空いたところに新しい仕事が入ってくる。いろんな方とのご縁から紹介をいただいて、クライアントさんが増えていく。そんなことが何度もありました。

去年の売上は、税抜きでだいたい2,400万円くらい。

いろんな方に協力していただいたこと。ADPがいよいよ事業になったこと。そういうものが重なって、数字が伸びてくれました。

一方で、今年はそこまで伸びていません。去年から大きくは変わっていないし、クライアントさんが増えたわけでもない。

ただ、ほとんどのクライアントさんとは、もう1年を超えるお付き合いです。どの会社も、いい感じに変わってきている。

だからボクの中では、今がすごく楽しいフェーズなんです。

⚡ なぜ足りなくなるのか

ただ、規模が大きくなると、いろんな方にお仕事をお願いするようになります。経費も、それなりにかかってくる。

飛行機での移動が増えました。新幹線の移動も増えた。

コストはもちろん大事です。でも最近は、コストより「人に会いに行く」を優先しています。新しいところに一歩踏み出すためです。

そうすると、何が起きるか。

もともと1,000万円なかったのが、1,200万円、1,500万円と足りなくなってくる。「もう少し仕事を増やさなきゃな」となるわけです。

別に、苦しいわけではありません。大変だとも思っていない。だからそのまま、クライアントさんを増やしていく。

昨日と今日なんて、本当に予定がぎっしりでした。総理大臣ほど分刻み、とまではいきません。それでも、10分、15分刻みで予定が入っている。

ボクは忙しいのが嫌いじゃないので、それ自体は全然いいんです。

問題は、その先。

1年目は1,000万円に届かなくても満足していた。それが今では2,400万円が当たり前になって、さらに新しいことを仕掛けようとしている。

いま、ある友人と一緒に、No.3 Allianceの事業を進めています。

今のクライアントさんは11社ほど。それが、20社、30社に増やせるんじゃないか。本気でそう思っているんです。

入ってくるものが大きければ、挑戦も大きくできる。それは確かです。

でも、それって本当に幸せなんだろうか。

人の欲望って、尽きないもんだなあ。自分の会社の数字を眺めながら、しみじみそう思いました。

🌱 欲しいのはお金じゃない

じゃあボクは、お金が欲しいのか。

たとえば、年間2,500万円の売上が5,000万円になったとします。そのとき自分の取り分がどうなるか。

正直、そこにはあまり興味がないんです。

ボクは、自分の手元はカツカツでいいと思っています。積み立てや投資のように、ある程度お金を回したいところはあります。

でもそれ以外は、本当にゼロに近い。銀行口座にも、あまりお金は入っていません。

そこへの欲求は、もうないんです。

じゃあ何が欲しいのか。

もっといろんな人と、いろんな仕事がしたい。これなんです。

お金や時間があれば、より多くの挑戦ができる。コストをかけて、スケールの大きい勝負に出られる。いろんな人を巻き込める。

小さいところから始まったのに、欲しいものはどんどん大きくなっていく。

ただ、これをずっと追いかけても、たぶん幸せの度合いは変わらないと思うんですよね。

だからどこかで、自分の幸せのスケールを見切ったほうがいい。

見切るといっても、やめるとか、自分の限界を見るとかではありません。ずっと追いかけ続けるのがいいのか。それとも、このスケール感でやるのがいいのか。それを、どこかで自分で決めるということです。

💬 数字を追い続けるのか

ボクがよく聞いているVoicyで、MBさんもこの手の話をしています。

資本主義の社会で、右肩上がりにどんどん成長していくことが、本当にいいのか。

ボクは、成長も挑戦も嫌いじゃありません。

でも、去年の1.3倍だ、1.5倍だと数字を追い続けるのが本当にいいのか。ここはずっと考え続けなきゃいけないんだと思います。

一方で、横ばいは停滞だ、という感覚もわかるんです。

だから自分の中では、5%でも10%でも数字を上げたい気持ちが、なんとなくある。

ボクの会社は、今期がもう半年過ぎました。残りの半年で新しいことを形にするのは、正直なかなか難しい。

去年を絶対に上回らなきゃいけない、というわけではありません。株主がいるわけでもないので、誰かのために数字を合わせる必要もない。

それでも、自分で立てた目標をクリアするなら、何かを仕掛けにいかなきゃいけない。

No.3代行という事業を、ボクはどのくらいの規模でやりたいのか。

尽きない欲望と付き合いながら、その答えを探しています。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も楽しむためにやるかめっちゃやるか。
選択はあなた次第。

──────────
「経営の"進まない"を"進む"に変える」No.3代行をしています。
▶ three.T公式サイト https://three-t-ltd.com/
▶ 中小企業の経営者に向けて、経営・AI活用・DX・組織づくりの「現場で使える進め方」を発信 https://three-t-ltd.com/column/

いいなと思ったら応援しよう!