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ChatGPT Workに週次制限。5時間待てば戻る時代ではなくなった

ChatGPT Workを開いたら、いつものように使えると思っていた機能が、ある日突然止まり、画面の前でしばらく手が止まった。5時間待てば戻るという感覚でいたぶん、その小さな表示の変化は、思っていた以上に仕事の流れを静かに変えた。

以前は、上限に達しても少し時間を置けば、また続きを始められるという安心感が、どこか仕事の前提になっていた。けれど今は、5時間の回復だけでは足りず、1週間の中でどこにWorkを使うかまで考える場面が少しずつ増えている。使えない時間が増えたというより、AIへ何を任せ、何を任せないかを選ぶ時間が、仕事の入口に加わったように感じる。

ChatGPT Workの5時間枠と週次制限の仕組み、実際の利用状況については、こちらの記事で詳しく整理している。


「1回」が同じ重さではなくなった

短い文章を整える仕事と、数十サイトを調べて比較し、資料まで作る仕事は、同じ1回の依頼でも重さがまるで違う。画面にはどちらも1つの依頼として並ぶが、その奥でAIが動かしている工程の数や仕事量には、かなり大きな差がある。

だから最近は、何回使ったかよりも、今日はAIにどれほど重い仕事を渡したのかを気にするようになってきた。朝から大きな調査を何本も走らせれば、午後には残りの枠を見ながら、その日の仕事の順番を静かに組み替えることになる。便利な道具を使っているはずなのに、いつの間にか人の工数表を見るような目で、AIの残り時間を眺めるようになった。

Workを使わない仕事を決める

文章の相談や短い要約まで、すべてWorkへ持ち込む必要はないと、使えなくなって初めて気づく場面も増えてきた。軽い仕事は通常のChatへ戻し、複数工程をまたぐ仕事だけをWorkへ渡すほうが、かえって仕事の流れは落ち着いてくる。

夕方に難しい判断を残している日は、朝の簡単な整理で一番強いモデルを使わないようにすることも増えてきた。整理や抽出は軽いモデルへ渡し、比較や判断が重くなるところまで、少し余力を残しておくような使い方に変わっている。社内で熟練者に単純作業ばかり頼まないのと似た景色が、いまAIの画面にも静かに現れ始めている気がする。

大きな仕事ほど、途中で切る

大きな仕事を一度に投げ込むやり方も、以前ほど気軽には選ばなくなり、途中で区切って進めることが増えてきた。調査、分析、執筆、評価を分けて進めると、途中で前提のずれにも気づきやすくなり、無駄な処理も自然に減っていく。

以前なら、画面に仕事を書けば、それだけで仕事は始まり、その後の流れをAIに任せることにもほとんど迷いはなかった。いまは入力欄の前で少しだけ手が止まり、この仕事はWorkなのか、通常Chatなのか、それとも自分で考えるのかを選んでいる。

もしかすると、AI時代の差は使う回数ではなく、誰にどの仕事を渡すかという静かな選択から生まれるのかもしれない。

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