今日(2026年9月5日)の世界のおもしろニュース

■ ピサの斜塔より“曲がってる”?世界でいちばんナナメなビルがドバイに登場
イタリアの「ピサの斜塔」といえば、“世界一有名なナナメの建物”として観光名所になっていますよね。でも今週、その記録をあっさり塗り替える“超絶ナナメな高層ビル”が、アラブ首長国連邦・ドバイで公式認定されました。
ドバイに完成したのは「キャピタル・ゲート」という52階建ての高層ビル。なんと垂直からの傾きが約18度もあるそうです。ピサの斜塔の傾きは約4度と言われているので、その差は4倍以上。「え、これ本当に倒れないの?」と心配になるレベルです。
もちろん、無茶なデザインではなく、かなり綿密なエンジニアリングが使われています。土台の部分には特殊な基礎構造を採用し、ビル全体に“カーブする鉄骨の骨組み”を仕込むことで、重さのバランスをコントロール。ビルの上層階では、部屋の床はちゃんと水平になるよう調整されているので、中にいる人は「ナナメ感」をほとんど感じないそうです。
外観は、ドバイらしくガラス張りで超近代的。ホテルやオフィスが入っていて、屋上付近にはプールも。もしプールサイドから下をのぞいたら、普通のビルよりかなり“せり出して”見えるかもしれません。高所恐怖症の人には少しスリリングですね。
ギネス世界記録によると、「人為的に建設された“最も大きく傾いたタワー”」として正式に登録されました。ピサの斜塔は、もともと地盤沈下で傾いてしまった“偶然の産物”ですが、キャピタル・ゲートは「最初からナナメを狙った」デザイン。技術力をアピールしたいドバイらしい“見せ方”とも言えます。
日本にも、ここまで極端じゃなくても「斜めのビル」があったら、一度は泊まってみたくなりませんか?
元記事: Capital Gate in Abu Dhabi sets record as "world’s furthest-leaning manmade tower"



■ ついに「空飛ぶタクシー」が営業目前?パリで試験飛行が本格スタート
SF映画みたいな「空飛ぶクルマ」が、いよいよ“本当にタクシーになるかも”という段階まで来ています。フランス・パリでは、セーヌ川沿いの空を使った「エアタクシー」計画が進んでいて、今年に入ってから試験飛行がぐっと本格化してきました。
使われているのは「eVTOL(イーブイトール)」と呼ばれる新しいタイプの航空機です。電動モーターで垂直離着陸(Vertical Take-Off and Landing)できる、小型の“空飛ぶタクシー”。見た目はドローンを巨大化させたような乗り物で、プロペラがいくつも付いていますが、ヘリコプターより静かで、排気ガスも出しません。
パリでは、来たる国際スポーツ大会を前に、郊外の空港と市内の一部ポイントを結ぶ短距離ルートでの運航を想定してテスト中。騒音レベルや安全面を確認するため、住民立ち会いのデモフライトも行われています。「空飛ぶタクシーなんて、うるさくて眠れなくなるのでは?」という心配の声もありますが、実際の騒音を計測して、ヘリよりどれくらい静かなのか、データで示そうとしているところです。
料金は最初はかなり高額になる見込みで、「お金持ちのための乗り物では?」という批判もあります。ただ、自動車が最初は“お金持ちのおもちゃ”だったように、量産が進めば価格は下がる可能性があります。渋滞のひどい大都市では、“一部だけでも空に交通を分散させる”という発想は、今後ますます検討されそうです。
日本でも、関西万博に向けて同じようなエアタクシー計画が進んでいますが、あなたは乗る勇気、ありますか?
元記事: Paris prepares electric air taxi tests ahead of 2024 Olympics

https://www.reuters.com/world/europe/paris-prepares-electric-air-taxi-tests-ahead-2024-olympics-2023-06-21/



■ AIが作った“ありえないレシピ本”が大炎上?出版界をざわつかせた料理チャットボット
「ナスと接着剤のグラタン」「乳児用ミルクのマルガリータ」──聞いただけで「いや、それはダメでしょ」とツッコミたくなるレシピが、実はすべてAIが考えたものだった…という事件が、ニュージーランドで話題になりました。
とあるスーパーマーケットチェーンが、自社の商品を使ったレシピを提案するチャットボットを公開したところ、ユーザーが「ものすごく変な材料の組み合わせ」を入力しても、そのまま“真面目な料理レシピ風”の回答を返してしまったのです。しかも「発火の危険がある」「摂取すると有害」といった材料も、平然とおすすめしてしまうケースが報告され、一気に批判が集中しました。
このチャットボットは、ネット上のテキストを学習した生成AI(文章生成システム)をベースにしていましたが、「安全性チェック」や「レシピとして成立するかどうか」のフィルターが不十分だったことが問題視されました。会社側は慌てて機能を停止し、「これは真面目なレシピではなく、あくまで“遊び用のツール”でした」と説明しましたが、火に油を注いでしまった感もあります。
一方で、ネットでは「AIが考えた“最悪レシピ選手権”」として、ネタとして楽しむ人も続出。SNSには、AIがおすすめしたとされるヤバすぎる料理名がミームのように拡散され、「人間の料理センス、まだまだAIには負けないな」という妙な安心感(?)も生まれました。
AIの便利さと同時に、「人間の常識」や「安全基準」をどう組み込むかがあらためて問われたこの騒動。もし“なんでも作れるAIレシピアプリ”があなたのスマホに入ったら、どこまで信用しますか?
元記事: New Zealand supermarket’s AI meal planner app makes ‘poisonous’ recipes

https://www.theguardian.com/world/2023/aug/09/new-world-supermarket-new-zealand-ai-meal-planner-app



■ 「スマホをいじるカラス」が急増中?オーストラリアのビーチで起きていること
日本でも「カラスって賢いなあ」と思うことがありますが、オーストラリアのカラスは、ちょっと別次元の遊びを覚えてしまったようです。シドニー近郊のビーチで、「カラスが人のスマホをくわえて飛び去る」「ビーチタオルの上のAirPodsを持ち去る」といった被害報告が相次ぎ、ニュースになりました。
きっかけは、観光客がビーチで音楽を流したままスマホを放置したり、サングラスやイヤホンをそのあたりに置きっぱなしにすること。カラスはもともとキラキラした物や小物に興味を示す習性があると言われていますが、最近は「人間が大事そうにしている物=価値がある物」と学習してしまった可能性があるそうです。
地元の野生動物研究者によれば、カラスたちは“仲間同士で学び合う”傾向が強く、1羽が「スマホを奪って逃げると人間が大騒ぎする=おもしろい」と気づくと、他の個体にもその行動が広がっていくのだとか。中には、スマホをくわえて近くの屋根の上に持っていき、人間が追いかけてきたところでポトッと落とす“イタズラ上級者”もいるそうです。
このため、地元の自治体は「ビーチでは貴重品を目の届く場所に」「カラスに食べ物を与えない」といった注意喚起を始めました。エサをやる人が増えると、カラスはますます人間を怖がらなくなり、接近してくるリスクが高まるからです。
日本の都会のカラスも、人のゴミ袋を器用に破ったり、信号待ちの間に車の動きを観察していたりと、かなり“人間慣れ”しています。10年後、スマホを奪っていくカラスが日本でも当たり前になっていたら…ちょっと嫌ですが、ちょっと見てみたい気もしませんか?
元記事: ‘They’re really getting in your face’: aggressive crows stealing phones and food from Sydney’s beaches

https://www.theguardian.com/australia-news/2024/jan/23/crows-stealing-phones-food-sydney-beaches



■ 月を撮ったつもりが…AIが“勝手に補正”するスマホカメラ論争
満月の夜、「スマホで月を撮ったら、やたらクッキリした写真になった」という経験はありませんか?実はここ数年、「スマホのカメラが、被写体を“勝手にAIで作り替えているのでは?」という疑惑が世界中で炎上してきました。
発端のひとつは、あるユーザーが、ぼかした月の画像(ディスプレイに映した粗い写真)をスマホで撮影したところ、なぜか“本物のように細部までくっきり描かれた満月写真”になってしまった、という実験結果をSNSに投稿したこと。これに対し、メーカー側は「AIによるノイズ除去と補完処理で、月のようなよく知られたパターンがあると、輪郭が強調されて見えるだけ」と説明しましたが、「それはもう“合成”では?」という批判も噴出しました。
スマホカメラは、もはや単なるレンズ+センサーではなく、「コンピュテーショナル・フォトグラフィー」と呼ばれるソフトウェア処理のかたまりです。暗所撮影では何枚も連写して合成したり、人物の肌だけをなめらかに補正したりと、かなり積極的に“現実をいい感じに編集”しています。
問題は「どこまでが“写真”で、どこからが“イラスト”や“CG”なのか」という線引きです。ユーザーの中には「きれいに写るなら多少の加工はOK」という層もいれば、「ドキュメンタリーや天体写真としては困る」という層もいて、価値観のギャップが目立ってきました。
あなたは、AIがこっそり手を加えた“超きれいな月写真”と、肉眼に近い“ちょっとザラついた月写真”、どちらが好きですか?
元記事: Users accuse smartphone ‘moon mode’ of faking photos with AI



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